K.YAIRI YW-7000-12(1981年)

リペアは続くよどこまでもwww
掲載許可が出てますので、うやうやしくUPします。

我が家にやってくるのは、どいつもこいつも困ったヤツばかり(笑
いつものように調べまくるのでありますが、リペアよりも時間がかかるんです(爆

私の曖昧な記憶が正しければYWは2000までしか無いのだ。
じゃ7000って何さ????
あやうく迷宮入りしそうになりましたが、手元が狂ってYW-700と検索したら出てきましてね
(^^ゞ

どうやらコレの12弦仕様らしい。
ちゃんと見たら弦が多いだけじゃなくてちょっと違う
YW-700はローズウッド指板ですが、YW-7000-12は、なんとエボニーなのであ~る(凄

Top:Solid spruce
back and sides:Coral rosewood
Fretboard:ebony with a “tree of life” inlay, and abalone
Bridge: Ebony

12弦って日本では新品でも中古でも見かけることはすっごく少ないんです。
やっぱ、需要が少ない?演奏者がほぼいない?めんどくさい?からでしょうか?
これもググると出てきますが評価格が低くてとても悲しいです(涙
ところがビックリ米国だとミントコンディションがヒットします。
ほぼ収集家向け?で30万だと?!?!
さすがギターの国ですね、、
ブランドだけで値をつける中古楽器屋は見習ってほしいです。

はい、、
ずいぶん引っ張ってしまいましたね
早く見たいでしょ?

ホラ
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次は凄いぞ!
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毎日コイツを抱いて眺めて呑む酒は超美味い!
、、、、もとい、、、、

リペアするところは、ありません。
/(^o^)\

ご依頼はピックアップをつけてくれということでした。
すでに何かついてるけど?
ラジヲみたいな音だそうで。
フーンナ~ルホド
でも12弦でしょ?
12弦用のアンダーピエゾってあるけど、穴開けるのもったいないし、そもそも私がイヤです、、
てなわけで選んだのは L.R.Baggs HiFi

順調に行くか、と思いきや、付属の治具で取り付けるとボールエンドが当たってしまう。
12本も弦があるから狭いんですよね。
悩むこと数日、、、、

依頼主はバリバリのロッカーです。
実はこの方のサポートギターを1年弱やってたことがありましてね。
男の見本のような声なので、どっぷり惚れてまうんですわ。
ロッカーなんですが、弦のタッチはすごくソフトできちんと音を鳴らす人です。
しかも使ってるピックは「ナイロン」
めったに見かけません、、、
じゃそこをゴールにしようっと

言うわけで、治具は使わないで再開
そして2つのセンサーのベストポジションを探す日々が続くよどこまでも、、、、、

あぁ、、ゴールはどこだ?!?!?!?

うぉ~~んじゃ~サドルも作ってしまえ!?!?!
やっぱバッファローだ!

って、依頼主の常用は本人と同じくらいカッチョエエG社の黒ピカJ
ステージでいっしょに並んでも映えなきゃ気がすまないワタシ(爆
それ~磨くぞ~~!!!!!

閑話休題

リペア記録はコレにておしまい。

それからどうなったか?というのは「平間やすお」のライブをご覧になってください。
おそらくこの記事はSNSに転載されると思います。
スケジュールはその先をご覧ください。

気になるでしょ?
ワタシも気になります💕



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VG-03C(2000年)

ネットで検索してもなかなかヒットしないVG。
代理店のは出てくるけど、欲しい情報が無いんです。
そもそも寺田楽器は、HPも自社直販も無いし。

ここを覗く方であればご存知のはず?
でも知らない人のほうが圧倒的に多いのが「OEM」
興味のある方はWikiを御覧ください。

実は、数年前もリフレットの依頼がありました。
自分のギターは、何本もリフレットしてきましたケド、、、
でも友人が大切にしているギターは?
と言われれば、そこまでの自信はありません。

依頼主の友人は、ハコでのライブだろうが公園だろうが海だろうが山だろうが飲み会だろうが、どこに行く時にもこのギターを背負ってます。
これしか持ってないのかな?
と思ったら、他にもけっこう持ってる不思議な人。
よほど気に言ってるのかも知れません。
中古に出しても値がつかないほど弾き倒されているギターです。
長年ギター弾いてますが、こんな状態になるまで可愛がられたギターは見たことないです。
なので、ちゃんとしたショップに出したら?って
まぁかなりのお値段になるでしょうけど、、
だったらもう捨てちゃって新しいの買うわって?
そこまで言われれば、ね、、、
と、屋台で呑みながら(笑)

ネットで調べる毎日。
でビックリ!

Top:Solid Spruce
Side & Back:Solid Maple
Binding:Flame Maple
Finger Board & Bridge:Ebony
Neck:One Piece Mahogany
Finish:All Lacquer

20数年前に6万数千円で購入とのこと。
えぇ?ウソだろって!誰でも思う天下無敵の寺田楽器!
実は、今でもロングセラーです。
仕様は違えど¥297,000で販売されてます。
寺田好きのog3としては、清水の舞台でハチマキとフンドシを締め直したつもりで引き受けました。


でだ、
受けてビックリ、、、、
リフレット?どころの騒ぎじゃない、、
弦があたってフレットに溝ができた、、、
だけではなく、御自身の指がフレットを削っていた、というは初めて見ました(驚)
何千年もかけて波が岩の形を変えてゆくような雰囲気です(爆
知らない方は、きっと牛のようなクッサイおっさんなんだろ?と思うかもしれませんが容姿端麗なイケメンです。
なので画像はUPいたしません(爆

当然のごとくナットも交換。
牛では無いので?TUSQの澄んだ音にしました。
サドルは御本人はいじっていたのでピッチを合わせながら再成形。

困った塗装はラッカー、、、
どこにも輝きが無い、、、、
試しに専用ポリッシュで拭くと2層目のウレタンが輝きます。
これはUPしようね(笑
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全部磨いたら腕がパンパンで翌日は筋肉痛だったぜ(笑


もしもショップに出していたら、かなりコンディションが変わるはず。
今まで通りのパフォーマンスはできないと思います。
でもなるべくソコは変えないでリペアしたい。
ずっとそんな気持ちでギターと向き合ってました。
なので感性に触れる場所は細心に、どうでもよいところはとことんどうでも良くリペア。
{い~のか?こんなんで?)
しかし仕上がりは自画自賛(笑

とにかく苦労ずくめの一ヶ月。
どんなんだったかは、とっ捕まえて聞いてみてください。
25年間も同じ楽器を愛せる人です。

御本人がUPしていた画像を無断転載しておきます(爆
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令和527

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YAMAKI F-150(1973年)

自動車に例えれば「ワンオーナー」
よくぞ手放さずにいてくれた!
と、アコギ好きな私は、心から感謝したい
のですが、、、
30年くらい、ぽったらかしていたらしい
(^_^;)

とは言え、既に当時の購入価格を超える大金をかけてリペアされていました
その愛着は、並大抵ではありません

しかし、そのリペアに満足していないとのこと
うん、それ、スゴく良くわかります

実は、以前も我が家にやって来ましたが、お茶を濁す程度のことしかできなかったんですよ
それなりのプロがやったリペアにケチをつけることになりかねない
そこには、守らなければならない何かを感じてしまったのです
依頼者も何かを感じたのでしょう
しかし、またこのYAMAKIがやってきました

「もう~好きにしてください!」
と、ありがたい言葉を頂戴したので心置き無くやらせてもらいました
あぁ気持ちが引き締まる思い

リフレット、ナットとサドルが新調されていました
真新しいフレットは、気持ち良いね~
でも、ナットとサドルは、、、、、、、
う~~~~~ん
ど~しよ?

新規で作ってもOKだったんですが
ギターケースには、当時のナットが入ってましてね
なるほど!これか!と
意地で?真骨頂で?(爆
再整形&弦の当りを気が済むまでやり直しましたとさ(笑

そもそも1973年のYAMAKIは、ちゃんと鳴るのか?ってほどの頑丈な作り
太っとくて頼もしいほどの力木
もちろんスキャロップなんて入ってないし
ネックエンドの三角形ブロックは、ナニコレもの
YAMAKI愛好者は、これを梁と呼ぶらしいです(笑
そのせい?経年の木痩せ?
かどうか分かりませんが「もと起き」じゃなくて「もと反り」していました
僅かなのでそれが気になるか、ならないかは本人しだい
しかし、これは私には治せんなぁ~
かなりの大工事になるし
そもそも15Fより上なんて常用しないだろから、14Fまでちゃんと使えりゃいいのよ
ということで、毎日音を出しながらロッドをチョコチョコといじる

じっくり弾いてみると
眠っていた時間が長かったからなのでしょうか
実重量よりも、しっとり重く感じます
まだ含水量が多いのかな?
音の立ち上がりは、遅く、鈍い
しかし余韻は、深く長くとても素晴らしい
古都のお寺の鐘のような、無心の気持ち良さが響きます
これからの弾き方しだいで、まだ音が育つギターです

もしそれ以上を求めるのであれば
きっと名だたるショップへと持ち込まれるでしょう
ギターは、大衆楽器です
願わくば再びココに戻ってきて欲しい気もします

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おまけ
ボディと力木に間に張り付いていた紙
新聞紙らしいのですが、これを接着剤のガイドにして力木を貼り付けたものと思われます
剥がし忘れたのかな?
工場は、かなり忙しかったんでしょうね

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Fender Japan Stratocaster ST54-900(1990年)

続く時は、続くもんです。
またもやFender Japan
Squier Precision Bass の次は、なんとStratocaster
(@_@;)

ヘッドだけお見せしますね。
ココだけでほとんどの方は、おわかりいただけると思います。
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依頼主によると、実家に置きっぱなしの放ったらかし子だったということです。
現場復帰を御希望とのこと。
とはいえ、ちゃんと音は出るし、弾こうと思えば普通に弾けます。

ただし、、
ビス類や金属製のパーツは、汚れたり、くすんだり、錆びたりしてます。
塗装は、やや軟化していて何とな~くベタつくし、、、
優しく抱っこしてナデナデするのはちょっとどうかな?って感じ(笑
依頼主は、と~っても綺麗好きな方なんだと思います。

なので現状の画像はここまで
m(__)m
今回は、もったいぶってます(爆

ということでバラします。
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はい!ご覧のとおり。
いつものように、ここで手が止まります。

「S」スタンプということは最上位機種ですね。
ネックデイトは1989年8月26日
「H」や「I」のスタンプや628?829?なる文字は、わかりません、気にしません。
確かな情報をお待ちいたします。

ということで1990年のカタログを漁ることに。

エレキギターの場合は、けっこう簡単にヒットします。
それだけ小僧が多かったということでしょうね(爆
「Fender Japan Stratocaster ST54-900」
あっさり判明しました。

そして驚きのスペック、、、

ボディはAlder
ネック、指板はご覧のとおりワンピースのMaple
21フレット 184R
スケール25.5 inch
ピックアップは、Fender USA製のST-Vintage x 3
コントロールポット、セレクタースイッチもFender USA製
ということは、中身ごっそり全てFender USA製 なわけです。

ほったらかし子は、オリジナル状態の半玉でした。
見たいでしょ?
見せてあげます。
水揚げしちゃってスンマセン
m(__)m

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ピックガードのネジだけ錆びが目立つから交換するはずが、、
インチサイズのオーバルヘッドなるヴィンテージ Fender純正
在庫無し、、、、
ピックガードは、オリジナル当時のペラッペラの塩ビなので、ぶ厚い3プライ用のネジを無理やり押し込んだら絶対割れるよね。
ということで、ネジ類ペグ他金属パーツは、1個1個全て手磨き。

そして、ここでギブアップ
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シリコンオイル漬けにして超音波洗浄機に入れてみたけど、固着していてウンともスンとも、何とも動かず
(T_T)
依頼主に一報入れてFENDER AMERICAN VINTAGE STRATOCASTER BRIDGE SADDLESを購入しました。
比べてみると刻印の向きが上下で違うんですが、おわかりの方は御一報ください。

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↑メッキの質感が若干違うのが残念、、、、

そして軟化して何となくべとついている塗装は、ご存知のラッカー塗装です。
ケース内での長期放置?で湿気た?
10日ほど自然乾燥したら、いい感じになったのでポリッシュで磨きました。
Freedom Custom Guitar GLOSSING POLISH
これはスゴく良い!超おすすめです!

ここから先は内緒(笑
Stratocasterという楽器は、演奏する人の数だけ調製方法やセッティングがあります。
それは、全て正解です。
自分で弾きながら、ちまちま調製して、良し!コレだ!と思ったところで終わりにしました。
依頼主は、とても喜んでいました。
それも一つの正解かも知れません。


組み付け前の画像をUPして、この記事を終わります。

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