別人
サンタクロースという役柄である。
父親として演じたことはあるが、舞台に立ったことはまだ無い。
今日は、キャスティングのために何度も本読みがあった。それでこどもの役が決まるという大事な時間なので手が抜けない。精一杯声を出す。そして汗をかく。
何度も何度も繰り返してゆくうちに、知らず知らず何かに取り付かれたような不思議な気分になってくる。なんだろう??と考える余裕も無く、セリフを言い続けているとやっぱり自分が自分でなくなってきているような気分になる。ちょっとトランス状態になっているのかなぁ、冷静になれなくて、我を忘れている。自分の口でセリフ言っている感覚が無くなってきて、誰かにしゃべらされているようで気持ちがよい。これが変身願望ってやつか?
占いとかを紐解いてみると、ふたご座は多重人格な面があるらしい。だいだい「男」という生き物は、サラリーマン、父親、夫、、、等々色々な役柄をこなしている。気がつかなかっただけなのだろう。
「台本」のセリフというもの普段は思っていても滅多やたらと口にしない非日常性があり、発声を考えてみても家庭や会社でこれだけ大声で話すことは無い。
今日は、違う自分に出会った。というか別人がそこにいた。
家に帰って、ブログで大いに盛り上がる。
こどもたちと「かくれんぼ」や「おにごっこ」をやっているようで結構楽しい。
いたずらも、一緒にやれば怖くない。
それを良しとするかどうかの答えは、、、、みんなで考えよう。
46歳。
良い誕生日だった。
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コメント
お誕生日おめでとう!
もう50に手が届く歳になったなぁー
俺ももう少しだよ・・
来週、飲みに行こう!
日程は、また連絡します。
masy...
投稿: masy | 2006年6月 9日 (金) 午後 11時16分