むずかしいね
今まで「こどもミュージカル」にかかわって、大小あわせて20曲くらい作った。
作曲してます、、なんていうと、人々は驚き、時には数奇な眼で見る。
でも、そんな高尚なものじゃない。
いつも「鼻歌」から始まる。
どうやって作っているんですか?
なんて良く聞かれる。
どうもこうも無い。
さてやるか!、、なんて時間を作ってもできるもんじゃない。
独り言、落書き、創造、空想、妄想なんかに良く似ているかも。
パッっと思い浮かぶからしょうがないんだよねぇ、、、
それが自宅だったらラッキーだけど、大抵思い浮かぶのは電車の中とかが多い。
仕事中、しかもやたら忙しい時に壊れた蛇口から水が吹き出るがごとくメロディーが出てきたり、アレンジが沸いたりすると本当に困る。
それを帰宅するまで維持する(おぼえている?又はそのテンションを忘れない?)ことは、私にとっては至難の業だ。
なんだかんだ言いながらも、小遣いやヘソクリを貯めて、だんだん機材も増えていった。
この年でDTMをやっているなんて、おそらくいないんじゃないかな?
時間を忘れて、打ち込みをやっていると結構充実した時間がすごせる。
一種の現実逃避なのかもしれないな。
「こども」という対象で考えると何でも作れるから不思議だ。
私が歌うのだ、、、、という前提で創作を始めるとおそらくかなり閉ざされた世界観になってしまう。
だから、今まで作った曲を私が歌うとすると、それはそれは気持ちの悪い図が出来上がろう。
スタッフや父兄の提案で記録に残そうという意見があり、昨年の夏の終わり頃に歌を入れたCDを作った。
絵画や彫刻や写真と違い、音楽は形が無い。
視覚物ではないのだ。
歌ったり、演奏したりしても、それで終わってしまうので、思い出という記憶の中で美化される。
もっとややこしいのが権利だ。
作った人、歌った人に全て権利が発生する。
著作権とか歌唱権とか著作隣接権とか知的財産権とかじゃんけんとか太極拳とか、、、、
こどもミュージカルはNPO(特定非営利活動)なので、その権利を行使した場合、権利に対する営利が生じるのじゃないだろうか?
しかし、歌ったこどもたちには、その権利があるはずだ。
着メロを配り始めた時もこの壁にぶち当たった。
みんなに聞いてもらいたい。
でも、着うたフル、着モーション、、、、、で配信するのは、技術的に難しい。
ここまでが限界か、、、、
最近、白髪増えたよ。
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