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Debut

柏のPatataに行ってきた。
「戦うオヤジの応援団」のオヤジたちもいささか台風には勝てないらしい。
はるばる京都から仕事?で出張してきた方を含めても10人ちょっと。

こりゃ出番が多くなるな、と虎視眈々。

中村さんの竹ギターを持ち込んだ。
しかし、中村さんは有名すぎる。
オヤジたちの反応も十人二十色。
面白い。面白すぎる。

これが若者の集まりだったら、逆の反応なんだろうね。

気にせず、「与作」を弾く。
本当は洒落のつもりだった。
そんなに静かに聴いていただかなくても良いのですが、といったところ。
企画はずれだったのかねぇ、、、、?
次にYouTubeでも流している「竹田の子守唄」を重~いアレンジで弾く。
放送禁止歌として有名すぎる日本民謡。
よかった。みんな聞いてくれたようだ。
どうやらこの手の曲に良く合う。

で、調子にのってオリジナルも2曲弾いてしまう。
このうち1曲は、このギターに合わない。
弾いているうちに、トーンダウンしてしまった。

余談
Martinのナイロン弦をお持ちの女性がいつもいるのだが、ずーっと気になっていた。
今日、ちょっと弾かせていただいたのだが、久しぶりに良い楽器に出会った気分になった。
非常にお洒落な音がするナイロン弦ギターなのだ。
楽器に触れている指先から音が出ているような錯覚になる。
思わず、借りてステージで2曲も弾いてしまった。
聴いていた方もわかったのかな?
出てきて歌ってくれた方がいた。
楽しい。こんなに楽しい気分も久しぶり。
これが音楽さ。


反省
自作篠竹ブリッジのまま持って行ってしまった。
こいつぁ大変だった。
家でちまちま弾いているのと違い、ここぞとばかりガンと弾き出すとチューニングが安定しない。
一曲ごとに音を合わせなければならなくなる。

で、皆に弾いてもらう。
というか、おいて置くと勝手に弾いてくれるのだ。
遠巻きに聴いていると、なんだか心細いような繊細な音に聞こえる。
遠慮してるんだろか?
自分で弾いてると、もっと音が出ているような気がするのだがな?

まぁ、ほかの方がお持ちの楽器は、とんでもなく良く鳴る楽器だから、そう聞こえてしまうのかも知れない。

家に帰って、早速ブリッジを元に戻す。
あれ?びっくり。音量が変わらない。
かえって鳴りが良くなっているような感じさえする。
こつぁすごい。
進化が早い。生きがいいんだきっと。

で、今日は、いろいろ勉強になった。
このギターは「弾く」のではないらしい。
「鳴らす」のだ。
特に大きな空間の時は顕著に出る。

そしてこの楽器は曲を選ぶ。
もしかしたら演奏者も選ぶのかもしれない。

Ts360211


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コメント

日本のギタリストはプロ、アマ含めホントに音を出せる
鳴らせる人は稀

鈴木さんはその数少ない人

向こうの人は信じられないくらい鳴らせる人が居ます
それも結構普通の人でも

メイトンの社長
ブリードラブの社員

みんな信じられないくらいでかい音を出す


私がこういうギターを造る理由は
このギターを鳴らすうち

これに合う曲を自然に作り
それが定着したとき
日本のギター音楽が完成するときと思っています


世界にはその国々のギター音楽があります
日本は情報鎖国の国
その原因はメディア、(音楽、楽器)業界が情報を偏らせていると思っています
少数(少ない市場)は商売にならんと切り捨て売れ線情報しか
入れなかった弊害

しかし日本人の感性を持ち少し抜けてきた人には私のギターがなにか引っかかる

それは日本の音楽を創る潜在能力を持った人たちです

いまのところ浜田タカシさんアキさんノダゴロー師は残念ながら死にましたが

これからの人として私、楽くん(期待をもてる高校生)
そこえ鈴木さんも入ってきました

今のままではアコギはごく少数の趣味の世界から抜け出すことが出来ず尻すぼみになります

そして世界からは甘く見られ世界的な奏者は生まれない

いくらコンクールで優勝してもそれだけ

その原因を見ようとしないでしょう

それは日本の音楽が無いからです(本とはあるのに)

私はそれを求めここまで進んできました
どこまでいけるか
来年還暦
がんばります

投稿: クレオバンブー中村 | 2007年7月15日 (日) 午後 01時46分

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