« Merrill WOODBRIDGE custom (2003) | トップページ | 竹ギター日記5 »

竹ギター日記4

中村さん曰く「試作品」ということで、新しい楽器のかたちを創造させる。
それにしても、このギターは、ものを言う。
中村さん自身もギターの話をすると止まらないが(失礼)このギターも弾き始めて鳴り始めるといろんなことをしゃべり出す。
まだ付き合いが浅いので、何を言っているのか良くわからない。
が、何となく気になっていたところがあり、手をつけてしまった。

このギターのブリッジは四つの部品から成り立っている。
組んであるだけなので、弦を取り替えるときなどは、バラバラになる。
しばし、ぼ~っと眺めていたが、はたと気が付き、というか気が向き、サドルを作ってみた。
近所の楽器屋から牛骨のサドルを買ってくる。
420円。どこでも売ってるやつだ。

中村さんのオリジナルは、透明がかったオフホワイトの牛骨(象牙かも?)で、浅く溝が切ってある。

03280014

買ってきた安物をサンドペーパーをかけてみる。
なんだかつまらない結末が見えてきた。
なんかないかな?、ふと思い出し、普段包丁を研いでいる砥石で磨いてみたで見た。
こりゃいい、自由自在だ。
荒砥で整形して、仕上げ砥石でピカピカになった。

でギター付けてみると、ゆるい。
あぁ、中村さんのサドルは3.2mmだったのか。

といえ、入らないわけではないので、組み上げて弾いてみる。
サドルの上で弦が遊ぶ。これじゃしょうがない。
溝を切った。
せっかくだから深く切った。

03280011

音がまっすぐになってしまった。
うねらない。
理由がわかっているだけに、納得しながら弾いていた。

翌日、台所の掃除をしていたら、竹の切れッ端が出てきた。
ごみだろこれ?
でも、、、、、と、また悪い癖。
この竹の切れッ端でサドルを作った。
いつからここにあったかさだかではないが、カリカリに乾いていて硬い。
切り出しを手に戦うこと1時間。
できた。
これは、結構良い。
フィンガーピックをつけて演奏するので、弦にタッチするときの金属音がいつも気になっていた。
その音が非常に少ない。
かといって曇ったような感じがしない。
かえってパリパリと晴天の青空のような音がする。
いささか、音の伸びは少なくなるが、それもまた面白い。
愉快愉快。と弾き入ってしまった。

03280010

で今日。
どうせだったら、とホームセンターへ出かけた。
ブラスで作ってみようと思っていたのだが、表札屋の実演販売に見とれてしまい、ケヤキと黒檀の木っ端を買ってしまった。
5mm厚だから削れば薄くなると、思ったのは大きな間違いだった。
黒檀の硬さに数リットル?もの汗を流した。
削ったあと、太目のドライバーとか金槌とかの金属製の柄でこすると光沢が出る。
この鈍く輝く光沢がたまらなく良い。
どうせ金属の弦がとんでもない圧力で乗っかるんがからと思い、気が済むまでやってみた。
はっきり言って疲れた。
たったこれだけのものを作るのにこんなに苦労する木材があったなんてね。

03280013

音は、太い。
切々として優しく甘い。
がらっと変わった。

また一つ楽しみが増えたが、今日は疲れた。

ケヤキの製作は、明日にしよう。

| |

« Merrill WOODBRIDGE custom (2003) | トップページ | 竹ギター日記5 »

コメント

やってくれますね

私は更にさくら、桑、つげ、花梨・・・・など

最近梅と柿が面白いと思っている


・・・・・・今まで試した中でこれらのすべての特徴を持っていたのが象牙

一番高い

サドルくらいでも一万円くらいする

母からトランク一杯の三味線の欠けたバチを貰った
200万円くらいはすると言っていた

そこで最初は牛骨で始め音の狙いがでればそれにあった材にするということをしている

人口象牙(プラスチック)もちょっと象牙に似ている

投稿: クレオバンブー中村 | 2007年7月 8日 (日) 午前 06時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 竹ギター日記4:

« Merrill WOODBRIDGE custom (2003) | トップページ | 竹ギター日記5 »