耳・・・の続き
確かに最初はATTAさんのようにショックでしたね。
まぁ、でもしょうがないですわ。
ずいぶん前の話だけど、英国のとある大学が「蚊」の飛ぶ音を配信していた。
それが聞こえるかどうか、というわけですがね。
いやいや、聴こえやしない。
これが15歳くらいの年齢だときっちり聴こえるという。
ふ~ん。
これを携帯電話の着信音にしよう!?という研究があったそうですね。
なんでそんなこと?と?
その頃、公明正大に着信音を鳴らしていた時代。
着信音は学校の授業を妨害していたそうな。
つまりは、授業を受けている若いやつらには聴こえて、年食った先生には聴こえないという、おとなの勝手な都合で考えられた研究です。
っはっは、と笑ってしまいたくなりますが、実用化されなかったのはモラルが勝ったからでしょうね。
ひと頃、ところかまわず着信音鳴らして、電話してる人ばかりでしたが、このところめっきりと減ったようです。
公共施設、病院、バス、電車等々きちんとマナーが守れている。
そのかわりに妙な犯罪は増えたけど。。。。。
もとい、、
耳の話ですが、これもずいぶん前、高校時代にボランティアしてた頃、とある講義で聴いた話。
耳の不自由なこどもが太鼓の音で踊るという。
うっそだぁ、と思ったけど。
可聴周波数は、20Hz~20000Hzというのが一般的。
でもそれ以下、それ以上の音の中で生活している人は、聴覚障害者になっているという。
へぇ!100ですね。
確かにそうだ、と気づく。
つまり20Hz以下の超低音は、「風」
聴こえはしないけど、きっちり感じるよね。
毛(うぶ毛や髪の毛)でも聴いている。
実は毛根のセンサーは、かなり敏感らしい。
鼻でも聴いている。
風の振動は、そのまま肺まで揺らすそうですから、ずいぶん体の深いところでも聴けるんですね。
ということはだ。
今聞いているデジタルってのは、ずいぶん人をバカにしているじゃないか。
20Hz以下&20000Hz以上をばっさり切り捨てて作られている。
昔のアナログは、道具さえ良ければ、どんな周波数の音も再現していたんだね。
人間の感性もデジタル化されなきゃ、いいんだけど。
まぁねぇ、、、携帯電話で音楽聴いてる世代にゃ、念仏なんだろうが、、、、、
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コメント
ギターも聴こえない音が物を語っていると思っています
昔マイルスデェイビスが
聴こえない音をどう聴かすかだ・・・と言ったことがある
音楽はそこを聴かせることなのだと思っている
具体的には可聴周波数帯を超えたところだろうとも思っていた
どうしたらその音(振動)が出るか
自分のギターはそれを意識して造っている
だから普通の製作家がしない工夫をしている
故に生音にこだわる
投稿: クレオ | 2007年10月15日 (月) 午前 07時03分