子キャンが終わって
やはり余韻が残っているうちに書かねばなるまい、、、、、
昨夜、更新をせねば、、、と思っていましたが、PCをひざの上にのせたまま寝てしまい、床に落っことす始末。
やれやれ、、、、
年々こどもたちは大きくなり、体力もつき、精神的にも強くなるけど、スタッフは反比例してゆくわけですから、そりゃーしかたありませんね。
今日も休みを取っておいて正解でした。
私も子キャン4回目。
男手としてどう関わってゆくか、だんだんわかってきました。
我が家もそうですが、母親とこどもの関係というのは、非常に近いんですね。
その距離は「べったり」というほど近い。
やることなすこと全てにおよんでいるわけです。
そりゃそうですよね、自分の肉体の分身ですから。
これって、子キャンも同じような気がします。
女性スタッフの方々は、こどもたちの身の周り、心の動き、その出来事の中の非常に細かいところまですぅ~っと入ってゆけるんです。
これは、母親ならでは。
男性が入る隙間はございません。
同じことをやろうと思って近づいていっても、この風体(知ってますか私の顔?)だと警戒心をあおるだけです。
だから10歩も20歩もさがって、見つめなおすと何をやって良いかが見えてきます。
こう、、、なんというか、、、、、、
最前線でドンパチやってて、接近戦機銃掃射合いまみれるところから、後方離れて援護射撃や艦砲射撃をドーンとやる感じでしょうか?
例えが悪くてすいません。
密度の濃い部分には入れないけど、濃い部分と他の濃い部分の間には結構大きな隙間ができるので、そこに入ります。
その隙間の居心地はGoodなわけでして。
鉈の使い方、マキ割り、竈の火おこし、飯の炊き方、夜更かし(の見張り?夜回り?)&魔よけ。
今年のマキ割りは、苦労しました。
マキではなく建材です。
襖の溝が切ってある東南アジア産の角材がほとんど。
硬いし、重いし、割れないし、木目も無いからどこから刃を入れて良いやら解らない。
でも3日目では、なんだかんだ言いながら小学生が割ってましたよ。
いやいや、すごいです。
自分の腕より太い角材を割ってました。
ちゃんとやればできるんですね。
でも目は離せませんが。
そんなマキ?も悪いところばかりではないわけでして、、、
火持ちが良いのです。
だから二升釜を二つ炊き上げるのに一束で余ります。
いったん火がついて、組上げとけば、ほうっておくだけ。
釜が吹いたころはちょうど良くて、燃え尽きる頃に蒸しあがる。
今年は、楽においしいご飯にありつけました。
資材ゴミのリサイクルと考えれば、これもエコ。
でも、火の周りに集まったこどもたちに四六時中やかましいことを言ってたわけですから、結構嫌われたかもしれませんね、、、、、、
この風体(知ってますか私の顔? 何度もすみません)も今回は役に立ちました。
川遊びの見張りに行った時、上流から大学生っぽい若者が十数名下ってきました。
私は、滝の上に座って下流のこどもたちを見ていました。
若者たちは、そこからおりてきません。
???
ひとしきり滝つぼで遊んだこどもたちが下って行ったので、私もおりて行きました。
とすると、やおら若者たちが滝から降りてきました。
???
今度は、川の真ん中に立ち、こともたちを見ているとやはり若者たちは、私から下流へと行きません。
???
浮き輪にのったこどもたちを引いて、川を縦走すればどいてくれるし。
???
私のいでたちは、カーキ色のメッシュのタンクトップを着て、キャップを深めにかぶり、ミラーの黒サングラスに伸び放題の無精ひげ。
ついでに48歳、175cm、75kg、W90cmメタボリック。
どうやら、私の風貌が間違いなくこどもたちの遊び場を確保していたようです。
しかし全くそういうつもりは、ありません。
川はみんなのものです。
嬉しい(悲しい?)誤解でした。
夜というのは、人を変えます。
言葉というコミュニケーションは偉大です。
普段聞けない話がポンポン飛び出してくるから夜は面白い。
私が男だからでしょうか?「うちのお父さんはねぇ、、、、、、、」
という話が聞けました。
他にもいろいろたくさんの話ができました。
それは他愛もない話ですが、そこにはひとりひとりの家庭の縮図があり、そのこどもの今までの人生があったりします。
押し付けがましく何やかにやとこどもにしゃべらせようと言葉を投げかけても、それは無理。
おとなのほうが言葉が豊富だからね。
「本当に聞いてほしい」とこどもがしゃべりだしたら本気で聞く。
本気で聞いてあげると嬉しいでしょ?
だからどんどん話に花が咲く。
そのうち私の話も聞いてくれる。
で、仲良くなれる。
これがog3流の付き合い。
全員とそうしたかったけど、やはりかないません。
私もそこまで人間ができてないし。
ましてや先生でもないし。
でもそれができたら、子キャンに行く必要が無くなるのでは?と感じます。
もちろんそこでの話の内容について、このブログで書くつもりはありません。
子キャンに行って、その場に居合わせ、その時間を共有できた私の宝物です。
そんな宝物を探しに、来年も子キャンへ行くでしょう。
(しかし、、、、毎年これで夏休みを使ってしまうので、家庭サービスができていないのが現実です、、、、、、、)
最後になりましたが、たくさんコメントを頂戴いたしました。
携帯電話でやっていたので、返事もできす(私が不器用なだけですが)申し訳ありませんでした。
暖かく見守っていただいた親御さんへ心から感謝いたします。
余談ですが、ちなみにこの4日間のアクセス数は1281件、訪問者数は延べ166人でした。
ありがとうございました。
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コメント
いやいや、4日間お疲れ様でした。
翌日から勤務に入っていて慌ただしい毎日を過ごしています。
打ち上げの後(中学生返した後)の高校生との反省会の中で、川遊びの大学生たちの話が出てきましたよ。
家族連れの人は自然にみんなに溶け込んでいたのにね。とか、大学生でも、声のかけ方わからないから入ってこれない人っているよね。とか、こどもたちと一緒にあいさつして、それでも一緒に遊んだりできなかったらこっちから積極的に関わらなくてもいいよね。なんて、周りの人たちとの関わり方についてまで話が出てきたり。
おお、みんな深いなぁとか思いましたよ。
いろんな人と接することで、そういういろんな視点が出てくるのは見ていて面白く、いろんな人と関わってきている経験があるからこそそういう考えに到るんでしょうね。
打ち上げの時に顔を出してくれた青年(奥さんが体壊したのて来られなかったそうですが)にも話したんですが、家庭の安定があってはじめてじっくり関われるんだからね、っていうのは経験として感じておりますので、家族サービスもしっかりしてあげてくださいねー
ではでは
投稿: すいか | 2008年8月16日 (土) 午後 11時52分
子キャンお疲れ様でした。娘の合唱大会やらで今年も行けず終いでした。Og3のブログを見ていると行けなかったことがとても惜しい時間を逃したようです。子ども達との自然な交流を大切にしているOg3がとても羨ましく思えます。50を越すと体力に全く自信が無く子ども達のパワーには着いていけないでしょう。
投稿: ふみちゃん | 2008年8月19日 (火) 午後 03時26分