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風の村

風の村で遊び場を作るので、伐採した竹で楽器を作る講師を兼ねて竹ギターの演奏をしてほしいというメールが飛び込んできたのは、先月半ば。

さて?なんのこっちゃ?

私がこの世界に入るきっかけとなった馴染みの活動家の方からのメールなので、快くひき受けた。

風の村?竹林の伐採?
予備知識が全く無い。
調べるぞ。

社会福祉法人生活クラブ
 (の佐倉市をご覧ください。)

そこで活動している NPO法人生活クラブ・ボランティア活動情報センター(VAIC)

で、冒険こどもの遊び場を作るという。

というわけで、躍る心をおさえながら車を飛ばした。

HPを見ればわかるように素晴らしい施設だ。

で?
あいさつもそこそこ、裏手に回るとそこにも馴染みのお父さん方々、、、、
そして急斜面にびっしり張り付いたように竹林が広がっていた。

登る登る登る。

思わず絶句。
すっごい!

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これ切っちゃうの?
私には宝の山なんですけど。。。。

しかし聞けば、納得。
地下茎で増えるから、切っても切っても、後から後から生えてくる。
だから竹の子には困らないそうで。
でもほっとけば、立ち枯れして危ないという。

うむ、、そうか、中村さんがギターの素材に選んだ理由がわかった。

切ったほうが竹林が若返るのだ。

自分も切るつもりで登ったけど、私なんかじゃぜーんぜんだめだ。
役者が違いすぎる。
上では、チェーンソーでガンガンやっていた。

退散。

落っこちてくる竹を眺めては、何を作るか考える。

やっぱりギターだろ、、、、、、といっても一弦琴

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ヘッドレスにこだわるが。

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でも採れたてじゃね。
乾いてないと鳴らないや。

スリットドラムも作ったが、これもやっぱりNG。

というわけで、笛を作る。
一本丸ごと、節ごとに穴を開けて吹くとボーボー鳴るぞ。
これは鳴らすのが難しい。
細い小枝を節で切って、長さを変えると音程も変わる。
ちょっとがんばったら、ダイアトニックOK
ちょっとしたサンポーニャ?パンフルート?
ドレミファソラシド~
楽しい楽しい。
貯金箱も作った。
面白くってとまらない。
こどもたちが全部お持ち帰りしました。

さて、そういえばこれはSKS佐倉グループの芋煮会。
おいしくいただきました。
おかあさんたちに感謝。

で、食べながら竹ギター演奏。

コの字型テラスに囲まれたの中庭は、青々と芝生が美しい。
久しぶりによく晴れ、気持ちが良いったらありゃしない。

こども10人くらい?
おとなも10人くらい?
もうちょっといたかな?
みんな見たこと無い、竹ギターに不思議がいっぱい。
知りうる限り、名古屋での薀蓄をたれる。
またひとつ理解が広がった。

このくらいの広さの野外で、このくらいのお客さんが一番いいですね。
ギターの鳴りも、私も最高でした。

あ~いいなぁ、ここ。
これだけ竹があるんだから、まだまだ何かできそう。
処分するのにお金もかかるらしいし。
リサイクルといえばそのとおり。
縁台とか垣根とかもっともっと、、、楽器も?
うーむ、、本格的に竹ギターとか、、
お父さんたちと夢ふくらむ話に花が咲く。

良い日でした。
またここで演奏してみたいです。
できれば、裏山の竹林でね。

持ち帰った風の村の竹で芋焼酎を飲む。
あ~贅沢。

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