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竹ギター日記13

いろいろと試行錯誤を重ねながらここまできた。

トップと駒のすり合わせを治しにかかる。

トップにサンドペーパーを敷いて、その上で駒を削ってゆく。
細心の注意を払う。
均等に力をかけないとまた曲がる。
集中する。
駒が削れていくよりも、神経が削れていく感じだ。
ちょうど駒が立つ位置の部分の真ん中が何故か微妙に高い。
なんで部分的に高いところがあるんだ?
と、考えながら、、、、、

あ!

思い出した。
中村さんがこれを作ったとき、魂柱を入れたっていってたっけ。
それをフェアの直前に抜いたっていってたな?
ひょっとしてそれのなごりか?

だからブリッジ真下が微妙に高いのか。
いやまいった、、、、、

答えはわかったが、しょうがない。
そこに合わせるしかないのだ。

2時間かかった。

今度は、駒と溝をブリッジに合わせてゆく。
万力を買ったので、つい余計なところに力が入り、なんとなく歪む。
こいつも難しい作業だ。
次はブリッジを削る。
駒とブリッジを合わせる。
合わないと、また削る。
また合わせてみる。
合わないから、また削ってゆく。

延々そんな作業が続く。

最近、目が遠くなってきて、いかん。
遠近両用が必要だなこりゃ、、、、、、

そして今日。
一応これで、ひと段落としよう。

20081207a















20081207b















また違ったたたずまいになりましたね。

アップにするとこんな感じ。
結構、美しい。
自画自賛。

20081207c











しかし、弦を張ってみてまたびっくり。

ぴったり合わせたはずなのに、弦の張力が強いからトップが少しへこむのだ。
え~!
へこむ部分は、微妙に高い魂柱があった場所。
これが竹ギターの妙か?
といっても、両端に荷重がかかりすぎてしまうわけではない。
その逆で、真ん中がへこむ分、3本足の真ん中に重量が集まってくるから、このクソ硬い縞黒檀が微妙にたわみ、両端の足へ加重が減っている。

もっとアップ。

20081207d











見た目では、寸分のすきも無いほどピッタリに見えるんですがね。
ちょっと力を入れて両端の足をいじると、少し動きます。
当たり前ですが真ん中の足は、微動だにしません。

もう私の技術じゃここまで。
その先は、「神」の領域です。

さっそく試奏。
一言で言えば、、、、うーん。。。
三味線に例えれば「細棹」が「中棹」になったという感じでしょうか?
音が太くなった感じです。
4~6弦の音が違います。
音量も増えました。
だから右手を楽に振ってラスゲァードをやると「パーン」という音が出てくる。
うぁー気持ちがいいこと、この上ない。
おぉぉ~って感じ。

でも高音域の倍音が、少なくなってちょっとがっかりかな?
しなやかな感じが薄れました。
まぁ、これから弾き込んでいったら、どんどん変わっていくでしょう。

新品の弦を張ったら変わるかもしれませんね。


親父が作った駒はもう一個あるので、次はどんな音になるのか楽しみです。

実家の近くには、上越クリスタルがあるので、今度は硝子で、、、、と親父案。

とはいえ、その親父も先週から入院してましてね。
でも今週退院するそうなので、一安心。

さて、次は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

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コメント

高音が倍音少なくしなやかさにかける

高音側の接着が弱いからでしょう

真ん中を少し削ってしっかり当たるようにすれば少し変わるかも?

でも中音が弱くなったりこれは(3本足)バランス取るのが難しいんです

ですからバイオリン族は2本足

私は2本足のブリッジは結構やりましたが

今の方法に落ち着いています

投稿: クレオバンブー | 2008年12月 7日 (日) 午後 08時41分

クレオバンブー中村さんの日記を見てお伺いしました
楽器の考えではないのですが 三脚みたいに3つの脚が直線上にないようにほんの少しずらせば すわりが決まります
弦の圧力でたわむ分の調整が必要ですが
趣味工作の考え方なので音がどうなるかは判りませんが 元のデザインを否定しなくていいかもしれません どうでしょうか?

投稿: | 2008年12月 7日 (日) 午後 11時06分

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