Lowden F-35 Maple 1996
久しぶりに借りてきた猫の話題。
某ギター上司のコレクションから。
Lowden F-35 Maple 1996
昨年の4月に買ったもの。
お茶の水の例の店で物色。
確かあのときは、James Goodall RSと並べて悩んでいたっけ。
RSのほうが製造本数が多いから、今買うこともないでしょう?
と店長と説得。
そりゃねぇ、やっぱりローデンのメイプルのほうが珍しいでしょ。
希少価値高いです。
ご覧の通り、トップはメイプルではありませんが、、、、
ほれっ
サイドは、当たり前ですがメイプル(すんません足が写ってしまいましたm(__)m)
バックは、、、ほらっ、、、と。
しかし、たまりませんな。
このキルテッドメイプルの美しさ。
まるでドレスをまとっているように煌びやかです。
メイプルは、光の加減と見る角度で模様が違うんです。
もう見てるだけで、逝ってしまいます。
ギターとカメラはすごいんですけど、写している私がすごくないんで、真を伝えられないのが残念です。
このヘッドからネックにかけてのライン。
うっとりしてしまいます。
ソニードの山本さんのギターのような妖艶さを感じます。
ローデンって。いやぁいいわこれ。
私の家にやってきて(借りてきて)5ヶ月経ちますが、これも返したくない一本ですな。
前のオーナーの好みでしょうか?弦高が絶妙な高さに調整されてます。
ナット&サドルがやたら低いんです。
でも汚らしくビビルわけでもなく、ギリギリのバランスを保ってます。
これだったら何時間弾いていても指が痛くなりません。
それに43mmというNut Widthが私の小さな手にちょうどいいかも?
しかし何故かExtra Lightが張ってあったんですね、
これは、絶対にこのギターに合わないよ。
音は痩せちゃうし、Extra Lightじゃこのボディーは鳴らないと思うんですけど、間違ってますかね?
ので、Custum Lightに張り替えました。
Lightのほうがいいでしょうが、ネックが細身なんで、やっぱりちょっと怖かった。
自分のじゃないし。
明るい音で立ち上がりはいいし、前に前に出る感じがしますね。
息遣いが解るような可憐な音色です。
指のタッチがもろに出るから、いい加減に弾くと「俺ってこんなに下手だっけ?」ってすぐわかっちゃう。
ローデンってやたらとトップがブ厚いのに、よくこれだけ鳴るもんだ。
まぁジョージ・ローデンの過去は、いろいろとあったらしいけど、それもそれで「音」となるんでしょうね。
最高じゃよ。
う~ん好みが分かれると思いますよこのギター。
1996年製だから、これ以上音が変わることもなさそうだし。
まだ慣らさなきゃだめでしょ、、って嘘ついて、もう少し借りてましょうね。
ふっふっふ、、、、
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コメント
今世界で一番いいメーカーはローデンだと自分は思ってます
それが証拠に今年は一本も出てなかった
昨年は一本だけアバロンが出ていた1800ユーロで
町の楽器屋ではローデンはオーナーので売らない言う
どうしてもならアバロンはどうだというこれも1800ユーロだった
ローデンさんが死んだらここもどうなるか
あれば今のローデン買いでしょう(その手のものが好きな人は)
板圧が厚いのを鳴らせる技術はそうはいないと思う
厚さなら私も負けない(笑い)
まだそこがわからない人が殆ど
だから負けてる
投稿: クレオバンブー中村 | 2009年4月22日 (水) 午後 12時46分