お茶ノ水界隈
というか、正確に言えば「神田界隈」なのかな?
JRお茶の水駅から行けば「お茶の水界隈」、地下鉄の神保町駅から行けば「神保町界隈」、JR神田駅から歩けば「神田界隈」となるの?
私は神保町駅から、ギター上司は神田駅から歩いてきたから、、、、、、
ええぃ、そんなことどうでもいい。
備忘録
2009年5月29日(金)
弾いたギター
Hiro Ebata STYLE OM cutaway (2008) \672,000.
Kent Hamblin Grand Concert ハカランダ (2007) \714,000.
LOWDEN O-38 ハカランダ (1990年代) \732,900.
Marc Maingard Grand Concert cutaway ココボロ (2005) \714,000.
Roy McAlister Model FA ハカランダ (2003) \837,900.
Roy McAlister Model LUCAS フィガードメイプル (2004) \672,000.
Robert Anderson Model-03 メイプル (2004) ¥250,000.
Uchida style M ローズ (1995) \617,400.
何も値段まで書くこたぁないと思うが、面倒なのでコピペしたからだ。
「最後の締めくくり」という目的で探してる。
これ以上本数が増えると置き場所が無くなるらしい。
現在我が家にも5本あるし、、、、
先週Kevin Ryan Nightingale Grand Soloistを弾いたので、今日は何を弾いても霞んで聴こえるぞ。
まぁ、印象に残ったものだけでも。
「最後の締めくくり」という目的でなければ、Robert Anderson Model-03 メイプル(2004)だなぁ。
姿かたちは、間違いなく好みだ。
それに良く弾き込まれてる。
大きさの割りに音量もある。
前のオーナーは、ずいぶん弾いたんだろうね、ネック裏のテカりやトップの弾き痕が物語っている。
綺麗なメイプルだし、お買い得感があるが、今日の目的じゃなかった。
気になってたのは、やっぱりLOWDEN O-38 ハカランダ
既にLowden F-35 Maple 1996を所有しているのだが、Lowdenなるギターはハマると1本じゃ気がすまないらしい。
いや、これは本当だ。。。借りて弾いてる身分だが、まさしくその通りだと思う。
で気になる疑問は、ずいぶん前からあるけど、何故売れん?ということだ。
で、弾いてみる。
なんというかなぁ、音に鮮やかさが無い。
結構ブーミーだし輪郭がボケてる感じもするなぁ。
うちにあるF-35みたいに、前に音が出てこない。
なんでだ?
ハカランダだろ?こんなのもアリ?
弾き込みが足らんのか?そんな感じもする。
そういえば1990年代にしちゃぁ綺麗すぎるねぇ。
これ買って手なずけるのは、難しいかもね。
納得す。
ネットで見てメールを送ってよこしたのはRoy McAlister Model FA ハカランダ
姿かたちは良い。
でもEx. Light仕様ってどーゆーことよ?
弦に指定があるわけ?
そりゃ繊細な音は非常にGoodだよ。
さらさらしたそよ風みたいに、心地よい音だけどね。
確かに良く見りゃ作りは華奢だ。
そういうのが好みは人にはいーかも。
女の人だったら、間違いなく絵にも、音にもなる。
でも、og3が弾いたら壊れるかも、、、、、、、、
指板のインレイが無かったら買うと言ってたUchida style M ローズ (1995)
まぁね、確かにインレイいらんわ。
調整が悪くて1弦がビビルけど、、、、、、、、、、、、
うわぁ、こいつぁ、驚きだ。
いままであっちこっちで数え切れないほど試奏したけど、この音は初めてだ。
「ローデンにいた方だから、そのものでしょ」って言ってた店員、殴ってやりたくなった。
全く違う。次元が違う。
内田さんてこんな音作りをする人なんだ、、、と久しぶりにギター弾いて感動す。
今まで弾いたどれとも似てない。
どうにもこうにも文字で表現できないぞ。
なんというか、、、、瀟洒な音がする。
今流行のフィンガーピック用万人好みグラマラスな音の正反対な感じ。
降り注ぐようなサリサリした超高周波倍音(実際は聞こえないだろうが)が実に気持ち良い。
弾いていて何故かアニメのルパンⅢに出てきたクラリス・ド・カリオストロを思い出してしまった。
好みが分かれるギターだ。
でも、もし今私に金があったら衝動買いしてしまう。
間違いない。
一番の候補はKent Hamblin Grand Concert ハカランダ (2007)
これは、良い。
一言で良いと言ってしまおう。
Kent Hamblinというアメリカ人の作家については各自ググッて下さい。
とにかく作りが良い。
見えないところまで手抜きが無い。
U.S.A.の音じゃないです。これ。
以前借りていたLakewood A-54 1997年 No.9824に良く似ています。
それよりもボディの容積が若干多い分、音が太く低音が出る。
繊細な感じは少ないが、輪郭がはっきりしている感じかな?
気に入ったらしい。
しかし、カッタウェイが気に入らない上司は、ノンカッタゥエイが置いてある店へと足を進めるのでした。
既に閉店時間の店に飛び込んで弾く。
Kent Hamblin SJ German Spruce / Ziricote (2005) \398,000.
いやいや、こいつもいいねぇ~
でも、ボワ~ン感がある。
さっきのは、ハカランダだからね。
その辺を如実に出せるなんで大した作家だよ。
素晴らしいね。
スタバで作戦会議。
やっぱりオーダーで作ったら?と
近所にスズカワさんもフルヤさんも住んでることだし。
これだけの金額出すんだから、時間をかけてじっくりコミュニケーションして、納得ずくで作ってもらえるでしょ
いくら良い材を使っても出た音が良くなけりゃ駄目。
値段に合った音が出なきゃそれも駄目。
100万円のギターは、それ弾いて100万円稼げる演奏家が所有してこそ、その価値があるんじゃないのかね。
弾いて聴かせるギターと弾いて楽しむギターって根本が違うよね。
私のはプロ用なんだけど?????
と中村さんからコメントがあったけど、まさしくその通りですよ。
竹ギターは、聴いてる人は気持ちよく癒されますが、弾いている私はメチャクチャ神経使って疲れるんですよ。
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コメント
内田さんのギター気になりますね
名古屋に河合ケンさんという人がいます
ウクレレの世界では有名でもギターも弾くんです
独特の奏法そして音楽
ステージで私のギターと内田さんのギターを同じ曲で弾きくらべるという残酷なことをした
その時は聞いているほうはどちらも同じ様な音がする
一同びっくり
ただ音の表情は私のほうがあった
造る人の人格が出てる
決定的に違ったのはフォルテシモになった時内田さんのギターは音が壊れ割れだした
私のほうはと言うとまだまだしりをたたくような感じ最後まで奏者と勝負する・・・・そんな感じ
内田さんの弱みは自分が奏者じゃないからその辺が解らない
わかれば作ると思う
イサト師いわく
内田はなんだかんだ言っても俺たちが使えるギターが無い金持ちばかりに媚を売ったようなギターしかないと評す
そのギターはどうでしたプロが使えるようなものでしょうか?その気になれば出来ると思うのですが
内田さんも日本に帰ってすぐの頃かれこれ20年近く前長野の高遠の山の中(山の上)にたずねていったそこから何回か会っているが・・・・奥さんを亡くされそれから少し元気がないとうわさには聞いていますが
この際だから気持ちを切り替えほんとの名器を造って見てはと思う
あれだけ高いギターを作っていたのだから金の心配は無いと思うのですが
投稿: クレオバンブー中村 | 2009年5月30日 (土) 午後 01時44分
追記
この前も話しましたがこの手のギターはローデンに集約されるのです
あとは個人ということになりますが
いわゆるこの手を追求すれば同じです
どんなに探してもローデンに近い所になります
そこが不満だからもっといいのが無いかあるいは違った凄いのがとお思いなんでしょう
そしたら個人の作家と言うことになりますが
それは人探しです
その人のなりを探すことと同じです
それには自分をまず分析し自分の哲学を構築してそれで探すことです
投稿: クレオバンブー中村 | 2009年5月30日 (土) 午後 01時50分