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Tokyoハンドクラフトギターフェス2009~その2

もう一台はこれだ。

20090516f

やはり以前弾いたことがあった。
が、中村さんがライブに使っていたのでずいぶん鳴りがかわっていた。
というか、以前と比べて良く鳴りすぎている。
ずるいよ、、、、

これは、誰に聴かせても皆良い評価をする音だと思う。
中村さん自身は、納得していないらしいが、これが世間一般に受け入れられる際じゃないかな?
音に自分の表現をのせやすい。
いい感じでビブラートがかかる。
弦へのタッチがそれほどシビアでない。
中村さんのギターにしてはTopが薄い。
敗北を帰したナイロン弦と私が使わせてもらっているヘッドレスの次に来る感じだ。
あくまでも鳴らせやすさ(個人差があるが)の物差しだが。


それよりももっともっと世間側にあるのが、これだ。

20090516g

中村さん監修、元YAMAHA型「トップのみ合板の竹ギター」だ。

残念な音だが、これが良いという方は多かった。
良くわかる。
竹ギターの個性が無い。
普通のドレッドノウトだし。
それそのものの鳴り方だ。
ここに中村テイストがウマく練り込められればエントリーモデルにちょうど良い。

もったいないなぁ、、、、、、、、
聞いたが、現在の工業製品においける費用対効果は、まだまだ望めないらしい。
Nat幅44mmの設計なのに、既成の規格43mm指版に1mmの接ぎ板して合わせたりしてる。
じつにもったいない。

まだまだ、続く、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

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コメント

この合板竹ギターじつは私に言わせればこの会場に出ている皆さんみんなこのレベルなんです

確かに見た目や鳴りや音色に違いは有るが

それは同じ線上に有る

ケビンを見れば解るでしょう
同じ所に無いのが

鈴川さんにしてもこの合板竹ギターの違いは紙一重この合板竹ギター私がちょっと有るところを変更すれば鈴川さんのマホガ二ーモデルに限りなく近づくんです
そこが費用対効果の問題でそこをクリアするのが難しい
それが何処かはこんど名古屋に来たら教えます

鈴川さんにはそういう話はしなかったが
鈴川さんはギターの歴史を勉強したいし始めているといっていた
その歴史から何を学ぶのかを少し話した

今の所にとどまればケビンの線には近づかない
それが皆さん気が付いていない
別にケビンと同じになる必要は無い
が そこを見ていないのが将来危惧することなのです
それは一言で言うとギターに対する哲学と言うことになるでしょう
そこに気づきはじめれば面白いものになるが
見失うとクラシックギター界のようになる(それについては機会があれば詳しく)


投稿: クレオバンブー中村 | 2009年5月18日 (月) 午後 09時23分

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