Baby Taylor
週末だ。
駅の改札を出て、なんとなくほっとする。
我が家は右。
でも、左へ。
楽器屋があるんだ。
ここに住むと決めた理由の一つに駅前に楽器屋があることだったんだよね。
町に楽器屋があるということは、その町の文化が高いんだと思う。
音という無形物にお金を払うことは、理解が必要だ。
景気に関係なく、そこで音楽が生活の一部になっていれば、住んでいる人の心は豊かになる。
そんな所なんだろう?、と思って住んでいる。
かといって、そこで大量の買い物をしたわけではない。
楽器屋に行くと、なんとなく落ち着くし、創作のヒントが転がってるからね。
先月、珍しく12弦ギターを見かけて、気になっていた。
もう無い。
新入荷のBaby taylorを見つけた。
へーーー
TaylorといえばDoyle Dikesだ。
そういえばYouTubeで見たことがあるなぁ。
お~~やっとここまで来たか。
そんな気持ちが解ったのか、店員さんがやってきた。
もちろん買うつもりは無い。
我が家はギターが溢れてる。
で、弾く。
いーじゃん、これ。
ネック細い~~
42mmくらい?
だからボルトオンなの?
指版からボディへ貫いている。
なんとアバウト!
さすがアメリカだ、、と思ったらMade in Mexicoだった。
フラットトップ、アーチドバックのミニドレッドノートという変なギターなんだわ。
でもってバックにはブレージングが無い。
お~、、アーチの強度でOKなわけね。
そのくせトップのブレージングはお釣りがくるほどガッチリしてる。
米国じゃ一家に一台という超普及型ギターだろこれ?
通貨が戦っているから、日本円だとちょっと高いと感じる価格。
Martinの5のように音質やクオリティを追求するギターじゃないよね。
いつでもそばに置いて、すぐ弾けるっていうギター。
音は、ベンベンだけど、可愛いんだ。
ある意味「萌え系」だね。
「萌えギター」ってか?
「萌え」は日本の文化だと思ってたんだがな?
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