小川町界隈6
大晦日なのになにやってんだ、、、が、備忘録である。
一昨昨日の29日、仕事納めで三本目の缶ビールを飲んだ時に電話が鳴った。
20分後に迎えに現れたオーナーの車に乗り小川町へ。
今回はバラニックの引き取りついでの試奏。
John s Kinnard OM プロトモデル \262,500.(税込)
R.Taylor Style-1 ウォルナット \472,500.(税込)
Dupont MD-50 (2004)
ほろ酔いだから、ウォーミングアップ無しで、すぐ弾けてしまう(何故だ?)
John s Kinnard OM プロトモデル \262,500.(税込)
オールジャーマンスプルースボディ、メイプルネック、ローズウッド指板&ブリッジ、メイプルバインディングって?
おい、オールジャーマンスプルースって初めてだ。
でっかいバニラアイスバーのようだぞ。
ネットで見た写真よりも上品な感じだ。
へ~なんとも可憐なたたずまい。
で、手に取ると軽い軽い。
そんじょそこらの軽さじゃない。
透けて見えますよって言われて陽にかざしてサウンドホールから覗くと、お天道様の光が赤く透けて見える。
お~こいつには血が通っているのか?
鳴りも面白くて良いわ。
やたら反応が良いし音が抜けてくる。
オーナー好みの荘厳な音じゃないと思うが、けっこう喜んでる。
素朴で屈託の無い音だ。
高いほうがちょっと詰まる感じだけど、弾いてりゃどんどん良くなるね。
John s Kinnardを弾くのは三本目だけど、私はどれも好きな部類だ。
R.Taylor Style-1 ウォルナット \472,500.(税込)
今度は、ウォルナットだ。
今年のTokyoハンドクラフトギターフェス2009で見てから気になってた材ね。
でもTaylorの熟練職人の手にかかると先ず「私はTaylorです」って言ってくる。
ウォルナットのせいか若干柔らかくふくよかな感じだが、音は優等生そのもの。
マホやローズに飽きたギター好きなら飛びつくだろな。
ネックの厚みも幅も弦高も絶妙だ。
燃費の良い高級車といった感じだね。
こいつが艶々の絹なら前のプロトは肌触りの良い綿だ。
どっちを選ぶ?
Dupont MD-50 (2004)
来日したてのニューフェイスだそうだ。
ネットにも載っとらん。
いきなり店にあったんでビックリ。
これは、私に合わないのは百も承知なのだが、弾いてみたかったギター。
ちょっとわがままを言って弾かせてもらう、
やっぱり、、、、、
いくらパワーがあって切れが良くても指じゃ無理だ。
わかっていたんです。すみません。ごめんなさい。
それなりに弾くとパーカッシブで歯切れの良い音がします。
その瞬間は、とても気持ちが良いのですがその音を維持し続ける技術がありません。
というかもって生まれた人間の細胞の違いを感じます。
私は日本人です。
ジャンゴに憧れた時代もありましたが、やはり人種の壁は越えられません。
これは、弾く人を限定します。
しかし、これを弾ける人は、他のギターが弾けないような気がします。
うまくまとめることができませんが、このギターは勉強になりました。
感謝。
こんなこと書いてるうちに紅白歌合戦が始まってるじゃないか。
大晦日だぞ、おい。
でも、今年はこんな年でとっても良かったなぁ。
来年も良い年でありますように、、、、
じゃないぞ!
良い年にするんだ!
「する」と思ったらできそうな気がする。
うむ、、、、
強く思って!
そうしよう。
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