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2010年2月

道楽の者の住処

こうやってブログを書いている場所から11本のギターが見える。
9本は壁にぶら下がっており、スタンドに2本置いてある。

Morris W-20 1975年(寺田楽器製)
Ovation CP212
Maruha 451
Three S (Suzuki Violin名古屋) TG-035T(1978年)
Kiso Suzuki Violin(木曽) F-120(196?年)
Yamaha GLX-1 Gitalele
大学時代に作ったエレキベース
息子のPeaveyのエレキギター
娘のLegend(AriaProⅡ)のレフティベース
正体不明のWinston(おそらくマツモク製)
クレオバンブー中村正夫(巨匠)製作の竹ギター

いずれもケースにしまったことはない。
某オーナーの高級ギターが我が家を占拠?していた時に竹ギターをケースに入れたことがある。
短期間だったが、トップに白カビが出た。
生ギターとはよく言ったものだね。
以来もう2度と仕舞うまいと思った。
漆塗りだから、拭くだけで落ちて、跡が残らない。
すごいや。

ケーナも篠笛もそうだか、竹の楽器は乾燥すると割れるから、素手で磨くのだそうだ。
私もずっと自分の手で磨いている。
だからカビたのかも知れない。
極めて原始的で、何となく不潔そうに思えるが、理にかなっている。
時とともに、音と色に深みが出てきて、いい感じになっているのでこれからも変えるつもりは無い。

いつも近くにギターがないと気がすまないタチなので、こんな生活空間になっているのだが、、、、、、、、、
最近こいつらがうるさいのだ。
家族ではない。
テレビや物音や住人の声にギターが共鳴する。
特に一番近くにぶら下がっているF-120は胴鳴りがうるさい。
食事時に一家4人でしゃべっているとワ~ンワ~ンと返事をする。
壁にギターハンガーをくっつけてしまったので、移動もできないし。
まぁいいや、一緒に暮らすかね。

で、、、
Maruha 451(196?年)
知る人ぞ知る、橋本文雄さんのマルハ弦楽器。
福岡県久留米市で生まれたギターだ。
ピックギターが欲しくて、ずいぶん前にオークションで落札。
でかい、厚い、重い、と3拍子揃っている。
極太のRainforced Neckはロッドが入ってなさそうだ。
しかし、なんともいえない渋い音がする。
ブルースやジャズが似合う。(かしまし娘も似合う?)
気に入って弾いていたが、トップ裏のブレージングが剥がれてしまった。
年代モノだからいたしかたない。
fホールだから手が入らないので修理に困っている。
なんとかうまい修理方法は、ないだろうか?
やはりボディを分解しないとだめだろうか?
内視鏡みたいなので覗いて接着できないかな?
でもそんな場所に入るクランプが無いな。
やっぱりボディを剥がすか、、、、、、、、、

と、困った道楽者の独り言でした。

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ニコ生☆生うたオーディションファイナル

先週の19日に行ってきた。
特にもう何の用事も無いのだが、やっぱり気になるわけだし。

招待メールが届いていたものの、気がついたら期日を過ぎてたとさ、、、、
もう、最初から最後までこんな感じだよ、、、、、

しょうがないから一般で応募して見に行った。
当選してなかったらどうするつもりだったのさ?まめさん、、、、、、

ニコニコ大会議全国ツアーin東京

JCBホールの3階バルコニーの1列目は、絶景だったけどステージまではが少々遠かったなぁ。

20100225


で、誰が優勝者??


該当者無しだって??

なんだが納得しないな~、、腑に落ちない結末だ。

う~ん、、でもなんとなくわかるような気もする。
ニコニコの歌い手から審査員諸氏が望むような「古き良き時代のアイドル」なんて見つからないだろ、、、と思う。
「プロの道は厳しい」と行っていたが、厳しくしたのは業界の方じゃないのかね?
メディアが多様化している今は、頭を下げて頼まなくても世に出てゆけるのだ。
表現する場所はたくさんあるし、そんなに金もかからない。
見たり聞いたりしてくれる人は、山ほどいる。
プロとアマの境目は限りなくファジーだよな。
どこが違うか?っつーと、金になるかならないかの差だけなんだね。
そいつに歌わせてから、そこにかかわった人間がいくら儲かるか?だろ。
作詞家、作曲家、編曲家、プロモーター、TV屋、いろんな事務所や会社やその他諸々、、、、

金が全てだから人生が変わっちゃうんだよ。

これで日本の歌謡界が成り立ってきたけど、インターネットの普及で全部崩れちゃった。
それを元に戻そうなんて所詮無理じゃね?

だってさ、CDを作ろうと思ったら誰でも手軽に作れる世の中になったんだよ。
ググッたらCDを全部込みで1000枚作ったら、だいたい原価は150円ね。
2000円で売ったらいくら儲かるんだ。
その差額で潤っていた人種がいたわけさ。

商売うまいね。

やっぱり文化芸術活動じゃなさそうだぞ。

ここまで見えてしまうと、次の「シーズン2」はどうなるんだろ?

興味津々だ。







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ご冥福をお祈りいたします

坂下拓さん(Taku  Sakashita)が殺されたというニュースが目に飛び込んできた。

もちろんお会いしたことは無く、どういう方かも良く存じ上げない。

でも、一度だけギターを拝見したことがある。
いつどこで弾いたかは、全くおぼえていないが、音とあの特徴のあるブリッジは記憶がある。
ブログに書いている2倍以上のギターを弾いているのだが、そこで記録をとっているわけではないので、十分堪能できなかったギターは印象が薄く書けないことが多いのだ。

柔らかで官能的な音だった。



坂下拓さんは、43歳だったそうな。

惜しまれる。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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なんとなく

気になる。

心配しているわけじゃないんだが。

気になる。

高校受験だ。
自分のこどもじゃないんだが。
気になる、
一緒に活動をともにした中学生が高校生になるのだ。
特色化選抜が終わり来週は一般入試だそうだ。
お母さんネットワークだと情報が早いんだがな、、、、
風の便りとブログなどでのんびり伺うしかない。
始めていっしょに舞台をやった時は、こ~んなにちっちゃかったんだぜ。
もう高校生かよ、早いもんだなぁ、、、、、、
というより、自分が年をとったんだわ。。。。。

次に会う時は、笑顔で会えるぞ。

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去るもの

いつもいつも自分の持ち物ではないギターの記事を書いている。

はたしてこれでい~のだろうか?
と思いながら。

いつも思うことだが、音は目に見えない無形物なのだ。
いくらがんばっても音はカタチとして残らない。
絵画や彫刻、写真のように残っていれば後から思い出すのが簡単だが、音楽は困る。
録音ということも考えたか、機材や環境でコロコロ変わる。
しかもギターなる楽器は、時間が経つと音が変わってゆくのだ。
所有した人の人柄や腕前でもその音は違うしね。

まぃっか。
で、ヤイリの話。
K&Sがあるので、深い話は避けよう。
どちらがどうで、歴史はどうで、、、という話題は各自でググッてほしい。
ヤイリに関しては、私のような中年ギター弾きがそれぞれに持っている奏法、情報、哲学、信念、先入観、美しき思い出等が全て違うから、確信めいた記事を書くと祭りになるからだ。


まずは、K.Yairi YW-800 1975年
例のオーナーが始めて買ったギターらしいが、すでに売ってしまった。
3ピースのバックはハカランダ合板ね。
実家の土蔵にも1980年製のYW500Pがあるけど、このYW-800のほうがあっけらかんとした音だ。
どちらにせよドレッドノウトだからね。
細めのネックはコードが握りやすいし、出てくる音は思わず唄いたくなるようなDRYな音。
この時代のギターが一番鳴りがいいんじゃないかな?
状態が良ければ、安い買い物でずいぶん楽しめるギターだと思うなぁ。



次はこれ、K.Yairi RF-120 2000年

20100214a

しかもCustom Madeでした。
これも昨年オークションで売ってしまったので、詳細はひかえますね。
このRFというサイズもK.Yairi独特な出で立ちですな。
で、ボディが薄いから鳴りが軽い。
ベンベンって音。
義太夫三味線みたいです。。。私が弾くと。。。
もっと厚みがほしいところですね、
でも繊細な指をもった女性が弾いたらいいかも?
吐息のような色っぽい音も出ます。
ささやく様に唄われたら、たまりませんね


これから売るギターは、これK.Yairi RAG-2 1994年

20100214b

昨年12月、売るつもりで職場に送ってきたのですが、ちょっと弾きたくて自宅にもってきてしまいました。
オーナーがブーブー言ってるので、近々オークションに出します。
でもね、これ面白いんですよ。
非常に異質です。
木の箱が鳴っています、、、みたいな感じ。
いわゆる箱鳴りですが、このサイズだとその音が耳につかないんですわ。
スプルース&マホガニーという定番の組み合わせにしちゃちょっと変かも?
何となくトボけた音に癒されます。
1828年~のMartinにこんな格好のギターがありますが、目指した音は違うんでしょうね。
1994年にしては、そのまんま誰も何もいじっていません。
無調整なんて珍しいです。
一度は弾いてみたいサイズですが、一生ものではありませんね。
オーナーもこれを入手した直後、まだDell'Arteにいた頃のJohn s Kinnard氏がつくったCalMex Parlorを衝動買い。(後日書きます)
このRAG-2と全く同じサイズなんです。
しばらく並べて弾いていたようですが、いくらなんでも比べるのはかわいそうですよね。
なので、こっちがいらなくなっちゃった。

いくらで出品しようかな?

しかしこんな変わり物を買う人いるのかね?

いなかったら、引き取ろうかな?と考え中。

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修学旅行

朝っぱら早く起こされた。
息子が修学旅行に行く。
いつもは、たたき起こさないと起きてこないのに。

羽田空港に8時半集合だとさ。
9時半のフライトで福岡へ。
そのままバスで秋吉台に向かうと言う。

勤務先で眠かったなぁ。
コーヒーすすりながらネットでググる。
「秋吉台」
あれ?ライブカメラがあるぞ?
へー、、秋吉台科学博物館の屋上にね、、、、
すごいじゃん!これ!
とんでもない望遠だぞ。
鮮明に良く見えるぅぅ~!

面白がって遊んでいると、修学旅行の一団をとらえた。

20100208


うっそだろー、、、、、
一千キロ彼方の息子が勤務先のモニターに映った。
こんな世の中になったんだ、、と感心したり感動したり。
キャプって携帯に送ってやったら本人もビックリしてた。

実に楽しそうだ。
しばし傍観す。

土産はいらぬ。
たくさん思い出つくって来い。








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あれから

パソコンを組み立て終わってから、何をしていたかと言えばこりもせず娘と宅録してました。

次はオリジナルを、、と考えてたわけですが、待てない娘はつなぎに何か唄いたいとのこと。
というわけで、お聞きください。
ちなみに今回の私は参加してません。

 

コメントを頂戴してました。
むぅみんさん、ふみちゃん、どうもありがとうございます。

むぅみんさんは、すでに聴いていただいたようですね。
重ねて御礼申し上げます。

奇遇にも昨年の劇の後に某LOFTでふみちゃん一家にばったり会ってビックリ。
変わらないご一家です。
娘さんのの将来が楽しみです。
演劇部だったら文化祭などで公演するんですよね?
見に行ってみたいもんです。

さて、、、、、
今まで何やってたかと言えば、ソーランの仕上げをやっていました。
もう3年越しになりますね。
でも、まだ完成していないんですよ、これが。。。。。。

4月の時代祭りでお披露目なんですが、早く仕上げなければ間に合いませんよね。
振り付けと同時進行になっちゃいました。

もう少し、あと3箇所。
加える音とイメージが合わないとね。

でも、妥協しません。

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