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Hongoh Guitar Size 13e (2005)

来た来た。

去年の6月にオーナーが買ったのだが、お店に取りに行ったのが七夕。
いつものようのそのまま我が家に来ないで、オーナーが持ち帰ったギターです。
どうやらかなり気に入っているらしい。
本郷さんのギターには興味があったらしく、何本か弾いたけど、これにおちつきました。

20100504a

オーナーが初めて買った日本人ルシアーのギターが本郷さんの作品というのは、こちらにとっても興味深い。
本郷さんというのは、茶位さんに師事しクラシックギター製作される方。
クラシックギターの作家が作ったスチール弦のギターのネタはずいぶん書きましたが、ここに共通点があるのだろうと思いますね。


20100504b

バックはあっさりとしたローズウッドの木目。
見た感じはクラシックギターそのものですね。

私の場合、クラシックギターの作家が作ったスチール弦のギターというのは、どちらかといえば苦手な部類ですが、本郷さんのはちょいと違う。
ギターが私に馴染んでくれるのだ。
そういえば初めて弾いた時、中村さんの竹ギターもそうだった。
山本さんのも、平光さんのもそんな感じがしました。

本郷さんのHPには「私、本郷が追求しているのは、ガッツがある音、透明感の中にある艶、そして十分な音量です。」と書いてある。

私の場合、ガッツがある弾き方ができないので、その良さに触れることはできません。
しかし「透明感のある艶」には、溺れるほど浸ることができます。
ギターの中に沈んでしまいそうなほと、溢れてくる。
そのサイズにしては確かに十分な音量。
雅やかと言うか?淑やかというか?そんな感じの鳴り方がする。

20100504c

そこはかとなくお洒落なスロッテッドヘッドです。
サップの入った「つき板」は3枚合わせでしょうか?
ペグはやはりウエーバリーです。
見た感じは質素な印象ですが、豪華な作りです。

オーナーは「もう少し1~2弦音がはっきり鳴れば」と言うが、私はこれで十分だ。
それぞれに弾き方があるし、好みもあるしね。

20100504d

この辺にも本郷さんの哲学がうかがわれます。
中もシュラックが塗ってあるというのは、珍しいので昨年のTokyoハンドクラフトギターフェスで聞いてみたんです。
本郷さんに「当たり前だと思っていました」とあっさり答えられて返す言葉がありませんでした。

これは2005年製のシリアル30番。
サウンドホール下の傷は、フィンガーピッキングで小指を置いていた跡。
スチール弦からフィンガーピッキングを始めた方に多いクセのようですが、トップが凹むほど跡がついているところを見ると前のオーナーは、そうとう弾きこんだのだと思います。
ここまで鳴るようになったのに、なんで売っちゃったのか?私には解りません。

まぁそのおかげて私が美味しい想いをしているわけですから文句は言えませんね。

そういえば、もう5月
Tokyoハンドクラフトギターフェス2010は15~16日ですね、

楽しみです。

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