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小川町界隈7~本編

2週間も前のことを今頃なんだ?
おい、、、、忘れてるだろ、、、、
と、お思いになる方もいらっしゃると思うが、ギターの道楽者という人種は、忘れないのだ。
他の事は全部忘れてもこういうのって手や耳や体がおぼえているから実に不思議だ。

5月21日のこと
いつものように電話があって、いつもの時間に、いつもの場所で、いつものように拉致?され、いつもの店へ。

LAKEWOOD M-46 (1996) \200,000.(税込\210,000.)
オーナーは、既にLakewood A-54 1997年 No.9824 を所有している。
だから比べてみたいんだそうだ。
お店でこれやっちゃうのって贅沢だと思う。
でもA-54もここで買ったからできるのね
A-54は、言わずと知れたハカランダ。
それ以来LAKEWOODは、ハカランダを出していない。
ココボロになった。
M-46は、型番からわかるようにカスタムオーダー。
で、ぱっやりMはAに比べて音が太い。
すごく太い。
A-54にような透き通った繊細な音ではないけどいい音だ。
聴き方(弾き方?)によっては芸術的な音がする。
それに左手の感触が抜群に良い。
まさしくフィンガーピッカーむけだ。
竹ギターを所有している、かのPeter Finger氏も3年ほどLAKEWOODを使っていたと言うのは、うなずけるね。
インディアンローズウッドでもこの価格じゃコストパフォーマンスが良すぎる。
すぐ売れちゃいそうだ。


Roy McAlister Model J フィガードハカランダ (2006) \898,000.(税込\942,900.)
ハカランダにしては、びっくりするほど甘い音だ。
このしっとり感は、たまらない。
それなのに音の分離が良く、伸びもある。
うーんすごいなぁ。
でも、このネックはなんだ?
ペラペラに薄い。
そういうオーダーで作ったらしいが、強度は大丈夫なんだろうか?
ちょっと心配だ。


Fabrizio Alberico OM ココボロ (2003) \398,000.(税込\417,900.)
これど弾くのは4度目だ。
何度弾いても、この感じはいい。
大人の音だ。
よほど気になってるんだろうな。


Water Road OMC サンライズ&MファクトリーPU付 (2003) \698,000.(税込\732,900.)
増田さんのギターだ。
期待していたが、がっかりした。
バカでかいサンライズのピックアップとクソ重たいMファクトリーのプリアンプがギターを殺している。
素の音が全く想像できない。
これじゃギターが可愛そうだ。
増田さんも可愛そうだ。
金をかけて流行り物を付ければいいってもんじゃない。
私にしては、珍しく腹が立った。
どこかでもう一度Water Roadを弾いてみたい。


Hiro Ebata STYLE J cutaway (2010) \650,000.(税込\682,500.)
和製Somogyiと詠われるほど評価は高い。
弾いてみる、、、前に見てビックリ。
今までいろいろと弾いた中で最もトップが薄い。
壊れないかな、、と心配。
弾いてまたビックリ。
サスティーンが恐ろしく深く長いく、ワイドレンジでゴージャスな音がする。
それに加えギター自体がとてつもなく敏感にできている。
どんな小さな指の動きにもつぶさに反応する。
非常にセンシティヴだ。
と言うか、神経質とも取れる。
だから弾いていてすごく気になる。
A型ですから。
私じゃちょっと無理なギターかも。
下手なので、すみません。
工房が大網白里とのこと、あれ?近いぞ。
会って見たい気もします。



Marc Maingard Grand Concert cutaway ココボロ (2005) \680,000.(税込\714,000.)
こいつを弾くのは2度目だ。
先月弾いている。
もう一度弾きたいと思ってた。
何度弾いてもこれはいい。
ということは?
やっぱりお買い上げになった。
2005年なのに新品ってのは珍しい。
お店に来るお客さんが弾くから、音が良くなったのかもね。
そういえば新品を買うのは2本目だなぁ。
弾きこめばまだまだ良くなるのは、言わずともわかるぞ。
ということは、近々また我が家にいらっしゃるのだろうか?

次は、小川町界隈8へ続く。
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