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2010年6月

子キャン2010

毎年毎年、今年が最後ですと宣言しているが、うそ八百であることに気づく。
もう遅い?

春先まではそのつもりなんだがなぁ、、、、

イベントや企画は、同じものが毎年続くが、関わっている人間は変わるのだ。

今年の首謀者のれんじゃ→たちは、6年前に私の初めて行ったの子キャンの5年生。
もう高校生だぜ。

大人スタッフもガラッと変わった。
長老が引退、いや勇退だね。
新大人スタッフの参加(といっても海千山千だが、山や川の神と仲良くなれるか?)

og3も来なきゃだめだよ、と誘ってくれたのは実長や××や○○や△△や◇◇や「まめ」だったりすると、軽い腰が浮き上がる。

5月28日れんじゃ→に参加
6月13日全体会。

初参加は7人かぁ。

いつものようにいつものごとく、こっそりデジカメで写真を撮る。
、、、、使い方を間違うと犯罪だが。
名簿を見て、顔と名前と頭の中に叩き込む。
これをしないと始まらない。
こどもたちの顔と名前を知らないと何もできないんだよね。

高速道路のSA。
一般道路で休憩を取る時。
荷物運びの大移動。
山や川でおもいっきり遊んでる時。
火を炊き、包丁で料理をする時。
キャンプ場の漆黒の闇で語る時。
子どもたちが困っている時。
一緒にいる子どもたちの命がそこにある。

でもog3にはog3流の「子キャン」があったりしてね。
ふっふっふ、、、

また熱い夏が始まったなぁ~~~~



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さつま黒五代

いつもSKSでお世話になっている方からの頂き物です。
パソコンが欲しいとのことで、パソコンの購入と初期設定のお手伝いをしたら頂戴いたしました。
恐縮です。

私の故郷は谷川岳の裾野にある温泉場。
水と緑の山の中。
美味い日本酒がたくさんあります。

でも、出張で九州に行くようになって、焼酎の味をおぼえました。
日本酒の南限は福岡県だそうです。
だから九州の酒の歴史は、焼酎ですよね。
鹿児島県はなんといっても芋焼酎。

飲んでしまえば無くなってしまうので、無くならない内に、、、、

山元酒造です。
創業は大正元年。
1912年ですね。
ビンテージです(?)
ちなみに昨日書いたOM-28は、郷里のオフクロと同い年でした。
だからEasyに甘えられたのかも知れませんね。

20100606a

濃く、味わい深く、黒麹の風味が凝縮されています。
大きな氷を浮かべていただきます。
美味い。
真っ直ぐで太い味。
ギターに例えればこんな感じでしょうか?
酒菜は茗荷で。
さっぱりとしゃきしゃきした茗荷は初夏の香り。

あ~~日本人で良かった。


幸せな日曜の夕げです。











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小川町界隈8~本編

すみません、、ぶっ続けになります。

6月2日
誕生日の前の日だったのか、、、、、

Marc Maingard Grand Concert cutaway ココボロ (2005)を引取りに行く車の中で。
そういえばビンテージ物って聞いたことないなぁ?
スチール弦ギターの原点はマーチンだ。
というわけで、これまた贅沢な弾き比べ。

Martin D-28 (1973) \283,810.(税込\298,000.)
Martin D-28 ハカランダ (1957) \1,700,000.(税込\1,785,000.)
Martinのギターに関して書くのは、気が引けます。
日本にはMartinに精通した方が大勢いらっしゃるので、私がここでツマラナイことを書く必要は無いのですが、、、、、
でもこのD-28の弾き比べは、私でも書けるほど面白いものでしたわ(笑)
何と言うか、この違いは、やれローズだからどうの、ハカランダだからどうの、という問題ではありません。
1973年製は、工場物です。
それが悪いというわけではありませんが、1957年製と比べると「爆竹」と「尺玉」くらい違います。
1957年なら、まだ手工でせっせせっせと作っていた頃ですよね。
だから明らかに作りがゴツイんです。
それに頑丈ですね。
何人のオーナーの手を経てここに来たかわかりませんが、尋常でないほど弾き(使い?)込まれています。
当時は、今ほど生産されていなかったから、手に入れた人はきっと大事にしたと思います。
それは、ギターを弾き倒すことだったんでしょうね。
だからリペアの跡がたくさん。
でも、こんな鳴り方のギターは、生まれて初めてでした。
ついでにこのお店でピックを使ったのも初めて。
ジャ~ン!!
もう別世界です。
スターマインが夜空を飾るような音に魅了されました。

悦に入っていると、なにやら後ろで弦を張る音が、、、

Martin OM-28 ヘリンボーン ハカランダ (1930) \3,980,000.(税込\4,179,000.)
とにかく、すごい音量です。
前のがスターマインならこれは、カミナリですわ。
閃光とともに空気を引き裂くような鳴り方ってのかな?
でも弾き方は、Easyです。
こんなEasyに鳴らせてしまえるギターも生まれて初めてです。
気持ちが良い、の一言でわかっていただきたい。
緊張するのは値段だけです。
でもこの値段にだまされて、チマチマ弾いたら、この良さは絶対わかりません。
ガンガンと力いっぱい弾いてしまいました。
でもビクともしませんよ。
頑丈なだけじゃない、けっこう荒っぽい作り。
1930年だからね。
おお!!サウンドホール脇に真新しい力木がついている。
前のオーナーが付けたそうな。
でも弾いた感じでは、あってもなくてもこの音は変わらないような気がします。
最新の技術を持ってしても、この音は絶対に再現できないでしょう。
400万円という値段は、このギターが生まれてから80年間、弾き継がれて来た歴史の音です。
時間と人が育てた音の財産ですね。

高いと思いますか?
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小川町界隈7~本編

2週間も前のことを今頃なんだ?
おい、、、、忘れてるだろ、、、、
と、お思いになる方もいらっしゃると思うが、ギターの道楽者という人種は、忘れないのだ。
他の事は全部忘れてもこういうのって手や耳や体がおぼえているから実に不思議だ。

5月21日のこと
いつものように電話があって、いつもの時間に、いつもの場所で、いつものように拉致?され、いつもの店へ。

LAKEWOOD M-46 (1996) \200,000.(税込\210,000.)
オーナーは、既にLakewood A-54 1997年 No.9824 を所有している。
だから比べてみたいんだそうだ。
お店でこれやっちゃうのって贅沢だと思う。
でもA-54もここで買ったからできるのね
A-54は、言わずと知れたハカランダ。
それ以来LAKEWOODは、ハカランダを出していない。
ココボロになった。
M-46は、型番からわかるようにカスタムオーダー。
で、ぱっやりMはAに比べて音が太い。
すごく太い。
A-54にような透き通った繊細な音ではないけどいい音だ。
聴き方(弾き方?)によっては芸術的な音がする。
それに左手の感触が抜群に良い。
まさしくフィンガーピッカーむけだ。
竹ギターを所有している、かのPeter Finger氏も3年ほどLAKEWOODを使っていたと言うのは、うなずけるね。
インディアンローズウッドでもこの価格じゃコストパフォーマンスが良すぎる。
すぐ売れちゃいそうだ。


Roy McAlister Model J フィガードハカランダ (2006) \898,000.(税込\942,900.)
ハカランダにしては、びっくりするほど甘い音だ。
このしっとり感は、たまらない。
それなのに音の分離が良く、伸びもある。
うーんすごいなぁ。
でも、このネックはなんだ?
ペラペラに薄い。
そういうオーダーで作ったらしいが、強度は大丈夫なんだろうか?
ちょっと心配だ。


Fabrizio Alberico OM ココボロ (2003) \398,000.(税込\417,900.)
これど弾くのは4度目だ。
何度弾いても、この感じはいい。
大人の音だ。
よほど気になってるんだろうな。


Water Road OMC サンライズ&MファクトリーPU付 (2003) \698,000.(税込\732,900.)
増田さんのギターだ。
期待していたが、がっかりした。
バカでかいサンライズのピックアップとクソ重たいMファクトリーのプリアンプがギターを殺している。
素の音が全く想像できない。
これじゃギターが可愛そうだ。
増田さんも可愛そうだ。
金をかけて流行り物を付ければいいってもんじゃない。
私にしては、珍しく腹が立った。
どこかでもう一度Water Roadを弾いてみたい。


Hiro Ebata STYLE J cutaway (2010) \650,000.(税込\682,500.)
和製Somogyiと詠われるほど評価は高い。
弾いてみる、、、前に見てビックリ。
今までいろいろと弾いた中で最もトップが薄い。
壊れないかな、、と心配。
弾いてまたビックリ。
サスティーンが恐ろしく深く長いく、ワイドレンジでゴージャスな音がする。
それに加えギター自体がとてつもなく敏感にできている。
どんな小さな指の動きにもつぶさに反応する。
非常にセンシティヴだ。
と言うか、神経質とも取れる。
だから弾いていてすごく気になる。
A型ですから。
私じゃちょっと無理なギターかも。
下手なので、すみません。
工房が大網白里とのこと、あれ?近いぞ。
会って見たい気もします。



Marc Maingard Grand Concert cutaway ココボロ (2005) \680,000.(税込\714,000.)
こいつを弾くのは2度目だ。
先月弾いている。
もう一度弾きたいと思ってた。
何度弾いてもこれはいい。
ということは?
やっぱりお買い上げになった。
2005年なのに新品ってのは珍しい。
お店に来るお客さんが弾くから、音が良くなったのかもね。
そういえば新品を買うのは2本目だなぁ。
弾きこめばまだまだ良くなるのは、言わずともわかるぞ。
ということは、近々また我が家にいらっしゃるのだろうか?

次は、小川町界隈8へ続く。
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御礼

ブログのコメントの他にmixiや携帯電話やプライベートのアドレスにたくさんの方々からメッセージを頂戴いたしました。

50歳の誕生日なんてそれほど喜ばしいののではありませんが、やはりお祝いの言葉を頂戴すると嬉しいものです。

40歳までは、とんとん拍子に人生を送って来たわけですが、それからの10年は波乱万丈でしたね。

地位を金と住む場所を手に入れ、順風満帆でしたが、病の倒れ奈落の底へ。
何度も生きることを放棄したくなりましたが、家族をはじめ数え切れない人に助けられ、励まされ、気づかなかったことに気づき、本来進むべき人生を見つけることができました。

みなさまのおかげです。

心から御礼申し上げます。

この数年は、年を負うごとに若返っているような気がします。
まぁ、体は老いてきてますがね。

次の10年で還暦ですよ。
一周するんですね。
赤いちゃんちゃんこが楽しみです。

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小川町界隈7&8~予告

Tokyoハンドクラフトギターフェス2010に行ってたくさんのギターを弾き、書ききれないことがあるばかりか、その時にいろいろあって2本目の竹ギターをお借りしたり、翌週の5月21日に小川町界隈に出かけお腹いっぱい弾いたにもかかわらず、今日また同じ場所へ行って極めつけともいえるビンテージを弾いたり、例のオーナーがまた新たなギターを貸してくれたり、、とog3は消化不良となっている。

備忘録だが、現在思考回路が吹っ飛びそうなので、今日はリストだけ上げておくことにする。
あとからのんびりと感想を追記したい。

5月21日
LAKEWOOD M-46 (1996) \200,000.(税込\210,000.)
Roy McAlister Model J フィガードハカランダ (2006) \898,000.(税込\942,900.)
Fabrizio Alberico OM ココボロ (2003) \398,000.(税込\417,900.)
Water Road OMC サンライズ&MファクトリーPU付 (2003) \698,000.(税込\732,900.)
Hiro Ebata STYLE J cutaway (2010) \650,000.(税込\682,500.)
Marc Maingard Grand Concert cutaway ココボロ (2005) \680,000.(税込\714,000.)

6月2日
Martin D-28 (1973) \283,810.(税込\298,000.)
Martin D-28 ハカランダ (1957) \1,700,000.(税込\1,785,000.)
Martin OM-28 ヘリンボーン ハカランダ (1930) \3,980,000.(税込\4,179,000.)

御免。






あっ、、そういえば、今日で半世紀の人生が終わりました。
明日から新しい半世紀の始まりです。
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進路

息子は高3、娘は中3

二人とも受験だ。

6月になり、申し合わせたように二人とも目指す志望校をいくつかを提出しなければならない。

傾いていても腐っていても、とりあえず我が家の大黒柱なので、話を聞く。
胃が痛い想いだ。

息子は、自分が何になりたいかはっきりと決めており、そこに向かっての仮定?課程?予定?希望?それとも野望?を熱く語る。
久しぶりだ、こんなに熱く語られたのは。
親は、タジタジだ。

娘は、全く混沌としている。
一日中絵を描いて、一日中歌っているのに、それは自分の目指すものでは無いという。
かといって決めている職業も無く、行きたい学校も無い。
ともかく人と違うは道を進みたいらしい。
まぁ中学生じゃそれを考えるのも無理だろ。
が、悶々と何が何だかヨクワカラナイ夢くらいはあっても良いと思う、、、、、、

ともあれ人生経験は、こちらのほうがはるかに長いので諭したり助言したり、解りやすく語ってやる。
しかし親の言葉なんてのは、漢方薬みたいなもんで全く即効性が無い。

とりあえず親としては教育費という壁を超えたい。
湯水のように金があり、経済的に豊かであれば、なんでもしてあげられるのだ。
しかしそれが子どもにとって100%幸せかといえば”NO”だと思う。

来月は、学校に行って三者面談だ。


つまらない川柳を思い出した。
「親を見ろ 俺の将来 知れたこと」

難しい、、、、、、

今年は、とても長そうだ。

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