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SUZUKAWA OM-03 KOA #045-2011.05.17

ギターの話題は、久しぶりかもしれません。
あれからいろいろあって、我が家にやってきたギターは、鈴川さんの例のギター。

今年のTokyoハンドクラフトギターフェスで「本日の一本は、このギター」と書きました。

実は「渋谷界隈3」のあとに書いていない「4」があり、その時に店長との話しに花が咲いたのが鈴川さんのギター。

「あ~あれ、すごく良かったですよね~!!」とその道のプロと貧乏人のアマが盛り上がったわけです。

どうやら大阪の社長も気に入って、すでにがツバを着けていたとのこと。
一応東京の店を経由して、、、、ということで店長が押さえたらしいのです。

この話にオーナーが飛びつかないわけがありません。

入荷連絡が来た日に即渋谷へ連れて行かれました。

オーナーは、悩んでましたね、、、、
すでにお気に入りの一本は、鈴川さんのギターだからです。

まさか、まさかここで出会うとは、、、、、、という気持ちだったと思います。
そこまで心を動かされるギターです、これは。

オーナーは、ギターを買うときにいつも「ギターとの出会いは、一期一会だからなぁ」言います。

で、これは新品。
いつものごとく、そのまま我が家へ直行しました。

あれから早や3週間、、、、
そして贅沢な日々。

20110806a

出来立てホヤホヤのくせにこれだけの音が出るのは珍しいです。
弾きこんだらもっとコアの音が出てくるでしょうね。
新品を弾きこめるという喜びを体中に感じます。

20110806b

シュラック塗装ですがなんという光沢!
鈴川さんは、フェアが終わった後、工房に持ち帰り再塗装を施したとのこと。
そういえば、あの時「急いでましたんで、まだ少し塗りが薄いんですよね~」って言ってたなぁ。
わかります?やはり見比べてみるとそんな気がしますね。
こちらも


でも新品だからまだ塗りが柔らかい。
ラスギャードで親指があたってトップに僅か凹みがヾ(.;.;゚Д゚)ノ
とはいえ数日でもとに戻っているというのもシュラックの妙かもしれません。
落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそうですね。

毎日弾けば弾くほど音が成長してゆくのがわかります。
子育てといっしょかもね。

20110806c

ゴテゴテと飾り立てていません。
やはりワンポイントですね。
このお洒落なヘッドは好きです。
渋いペグが似合っています。

20110806d

鈴川さんは、トップのテンションを非常に大事にするというお話でした。
だからカッチリと気持ちの良い緊張感のある音がします。
それなのに、暖かく包み込まれるような響きがします。
(トップノテンション?ナンダソレハ?と疑問をお持ちの方は、竹ギターの中村さんのブログをお読みください。)

なんでもかんでも響けば良いというわけではありませんよね?
薄くしたトップの振動が目視できるようなギターを何度となく試奏したことがあります。
あれはあれで非常に高い技術だと思いますが、弾き方やによっては何となくだらしない音にも聴こえるのは私だけでしょうか?
それとも私が純日本人の聴覚だからでしょうか?

深みにはまると出て来れなくなりそうなので、これにてドロンします。










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