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2012子キャン回想2

週末ともなれば他のお客さんがたくさんやって来ます。
大きなテント、グリル、気持ち良さそうな椅子やテーブルを持って。
さながら引越しのような家族連れ。
炊事場のかまどを使う人はいません。
あちこちから美味しそうな匂いがします。
お父さんが作ってるのかな?
お母さんは、水汲みに。
あとかたずけもお母さんなの?
お家とあんまり変わらないような気がします。


og3は、生まれも育ちも山の中。
子どもの頃は、今のようなアウトドアが普段の生活でした。

幼稚園は、山の上にあるお寺がやってましてね。
けっこう歩くんです、そこまで。
園庭の隣には小さなスキー場がありました。
園児は、自分でスキー靴を履いて、スキーを担いでそこを歩いて登るわけです。
現在もそうらしい、すげー幼稚園です。
og3は、入園してすぐに腎盂炎になっちゃったので夏までしか幼稚園には通っていません。
卒園式の写真は、楕円の中です。
元気いっぱいな子どもを見ると、とてもうらやましい。
それだけで元気が出ます。

でもって住んでいた実家の台所は、でっかい土間。
そこにヘッツイ(竈のことね)があって、それでご飯炊いてました。
エントツ掃除は、オヤジの役目。
ヘッツイにたまった灰の掃除は、私の役目。
巻き割ってご飯を炊くのは、ごく普通なことだと思ってました。
鎌の研ぎ方を教わったのは中学のとき。
校庭の草刈には、名指しでよばれます。
平地が無いので、部活のランニングは山の中。
秋になると腰に山菜ぶら下げて帰ってくるやつもいたり。
なので今までは、自分から進んでキャンプに行ったりアウトドアを楽しんだりしたことはありませんでした。
子キャンに参加するようになって、自分のオヤジやオフクロから教わったをごくあたりまえにやってるとけっこう珍しがられるわけです。
じゃ~そういうことは、教えてあげなければいけませんよね。
そのほうが、ぜったいに楽しくなるし。

実は私、街にいるよりも「山にいる」ほうが自然なんです。


そういえば、キャンプ場で下駄を履いていたのは、私だけでしたね。


つづく~



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コメント

なるほど、そういう歴史があったのですね。

投稿: こやっち | 2012年8月11日 (土) 午後 01時24分

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