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2012年8月

東へ西へ

息子がアイルランドから帰ってきた。
が、24時間も経たないうちに北海道へ帰っていった。

忙しいやつ、、、売れっ子の芸能人なみだ。

金曜日、最後の夏休みを使って成田空港へ向かう。

一日千秋の思いで迎えに出た家族とはうらはらにアッケラカンと到着口から出てきた。
「暑いね~」
そりゃ夏だもん。
北海道と緯度が同じアイルランドにいたから季節ボケになってるのかね?
あっちは最高気温20度じゃしょーがないわな。

早く帰ろーぜ。
ちっちゃなHonda Fitに一家4人とでっかい荷物乗せて、アクセルを踏む。
家族全員乗るの久しぶりじゃん?

20120819b

土産をもらった。
Irish Whiskeyだ。
Jamesonだ。

日本では、馴染みのない1Lボトル。
さすがWhiskeyが生まれた国だ。
ゲール語で「生命の水」って意味なんだよ。
きっと呑兵衛ばかり住んでるんだろうね。
いいね~うらやましい~移住したいわ、、、、
箱やボトルを見ると、いろいろと能書きが垂れてある。

John Jameson founded his distillery in Dublin in the 1780.
From the rich countryside of Ireland come neture's finest barley and crystal clear water.
These natural ingredients are carefully distilled 3 times, to create the natural sommth whiskey that is 'Jameson'

ほ~3回も蒸留してるのかい。
美味そうだね。

と、ヨダレているととなりで息子がギターを弾きはじめる。
山本さんからいただいた「くりぬきトラベルギター」

「いいね、これ (゚∀゚) ちょうだい ヘ(゚∀゚ヘ)」
「お~い、じょーだんじゃない ヾ(.;.;゚Д゚)ノ」

ずいぶん気に入ったらしい。
帰るまでずっと弾いてたし。

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妹への土産は、真っピンクのGUINNESSのTシャツと真っ赤なIrish Tin Whistle
二人で演ってるのは「ピタゴラスイッチ」
お前ら幼児か?┐(´д`)┌

じゃこれ送ってよ。
これこれね
BTCの寮にいたから弾けなかったしね。
「段ボール箱は?」
「あ、あれ捨てた」
「ケースは?」
「無い」
「どうやって送るの?」
「まかせた (* ̄0 ̄)ノ 」
「、、、、、、、、」

老いたので子に従うことにした。


帰り際。
「あのさ~最後に、、、、」
「?金か?」
「うで相撲やってくんね~?」
「は?」

そういえば、去年息子が北海道に行く前にやったっけな。
いい勝負で勝ったような気がする。
まぁその時は、馬に乗るためにダイエットしてたからヘニョニョヘニョだったしね。

「1年でけっこう腕ップシ強くなったんだよね~」
「へ~ ( →_→)ジロ! 」

娘にジャッジをたのむ。
「いい~?ヨーイ  」

エーー!!??ウッソ??イテテー!!!!!!

あっという間に腰が浮いた。
秒殺どころじゃない瞬殺だった。

あれから三日経つけどまだ右腕がジンジンする。
もーやらねー
ギターもピアノも弾けなくなる。

ゲリラ豪雨の中、ちっちゃなHonda Fitに一家4人とでっかい荷物乗せて首都高を羽田空港へと走る。
なぜか車内は大騒ぎ。

次に帰ってくるのは成人式だという。

帰り道は晴れていた。

空と雲が綺麗だった。






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2012子キャン回想4

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ナンダコリャ?
のり巻きである。
「みんなでつくろう」という企画のヒトコマ。
12mという長さをみんなで巻いた。
おそらくこの子どもたちにとって「のり巻き」を巻くのは初めてだと思う。
すごいね。
お寿司屋さんでバイトしていた青年が指導、企画のれんじゃ→のかけ声でいっせいに巻きます。
お母さんたちがやったらこううまくできないと思うよ。
長年身についた巻き方があるのよ。
あーでもない、こーでもない、と己の哲学を論ずるだろうし。
それに見てほしいのは、この手の間隔なんです。
全員がぎゅーぎゅーにつまっている。
体が小さいからできるんだね。
Good Job!

切ってみたら276個!!!
といっても、一切れはスーパーで売ってる2~3倍くらいの大きさ
(もっとでっかい「丸かぶり恵方巻き」くらいのもたくさんあったし)
ということは、普通サイズで6~700個くらいできあがったことになるわけです。
一人5個食べられるんですが、食べきれない子どもも少なくなかったね。

おいしゅうございました。
og3は、7個もいただきました。

20120811b

さてさてラストは、なんといってもキャンプファイヤーです。
点火直後からカメラの調子がおかしいog3、、、、(゚ー゚;
シャッターが閉まらないというシマラナイことに、、、(lll゚Д゚)
おかげさまでこんな芸術的な?写真が撮れました。ヾ( ̄0 ̄;ノ
ということでキャンプファイヤーの写真は、事後交流会でせいちゃんの撮った写真をお買い求めくださいm(_ _)m

やっぱりキャンプにはキャンプファイヤーです。
それがどうだったか、何があったか、どう感じたかは、一人一人違います。
人間の進化が「火」とともにあったように、この「火」を前にした子どもたちも、これから自分が成長する中でさまざまの進化をするでしょう。

子どもたちの、きっと親も見たことがない笑顔がたくさんありました。
もちろん自分の娘もそこにいたわけですから、今まで見たことも無いぶっ飛んだ顔があったわけです。

野外で火を囲んでみんなで歌を唄って、踊って、語り合うということは、普段の生活ではできません。
そこにいっしょにいることができるというのは、大変幸せなことです。

おとなとして4日間をともにしましたが、さすがに父親の視点だと一人一人をつぶさに見ることはできません。
子どもたちという大きな森の成長を感じていました。

お家に帰ってからすぐにいろんなことは、話さないと思います。
記憶の整理ができて、落ち着いたころでポツリポツリと話すでしょう。

そうそう、、
いろんな話しもしましたね。

JS4「オッジッサーン、ねえねえ、まりっちとなんさいまでいっしょにおふろはいってたぁ?」
og3「う~ん?とね~、五年生までかなぁ?16さいまでいっしょにはいってくれるっていってたのにさーうそつかれちゃったよ~」
JS4「そーなの~、あたしはねーはたちまでいっしょにはいるんだぁーー」
og3「おぉ~いーなー、おとうさんおおよろこびじゃん!」
JS4「そーだよ~~~!」

そういえばうちの娘は、まだ16だったな?
いっしょにお風呂はいろうっていわれたら、どーしよ?











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2012子キャン回想3

山登りのお留守番や夜回りの時など時間ができたときは、こっそり弾きます。

ソニードの山本さんから頂いた「くりぬきトラベルギター」
この場を借りて御礼申し上げます。

初めて弾いたのは竹ギターと同じ時
「いづれは手に入れたい」などと書いてましたが、まさか本当になるとは思いませんでした。

その時は、スチール弦が張ってました。
本来はこれもそうですが、保管用になっていたらしくナイロン弦を張っています。
メールには「自分が作ったギターで一番気にっている」と書かれているので会心の作だと思います。
なので張り替えずにそのままのナイロン弦で持って行きました。


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上から下までマホガニー1本のくりぬきです。
そこに指板とトップを張っているので、たった三つの材で構成されています。
ビックリでしょう。
実物を見るともっとビックリしますよ。
特に斜め横からの眺めは、うっとりします。
上から下まです~っと木目が通っていてねぇ。
見たい?後でね。

ナイロン弦なのに、すごく楽しい音がします。
悩みも迷いもふっ飛ぶような音です。
子ども&スタッフからは「カワイイ音」とのこと。
スケール590mmのナイロン弦なのでテンションが低く、その分多少音がビビルんですが、それがまたいい味を出してます。
音は三味線?と言うより、むしろ沖縄の三線に近い音がします。
そうそう、私のtwitterのフォロワーさんに三線作家の方がいまして、三線のほかに六線を作っていらっしゃいます。
なので糸巻きではなく、ギターのペグ。
しかも使っているのはGotohのStreathだったりして、目が点になります。
これ持って遊びに行ったら、仲間に入れてもらえそう。
いっしょにカチャーシ踊ろうかね?
ッハイ~ヤ~~


つづく~






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2012子キャン回想2

週末ともなれば他のお客さんがたくさんやって来ます。
大きなテント、グリル、気持ち良さそうな椅子やテーブルを持って。
さながら引越しのような家族連れ。
炊事場のかまどを使う人はいません。
あちこちから美味しそうな匂いがします。
お父さんが作ってるのかな?
お母さんは、水汲みに。
あとかたずけもお母さんなの?
お家とあんまり変わらないような気がします。


og3は、生まれも育ちも山の中。
子どもの頃は、今のようなアウトドアが普段の生活でした。

幼稚園は、山の上にあるお寺がやってましてね。
けっこう歩くんです、そこまで。
園庭の隣には小さなスキー場がありました。
園児は、自分でスキー靴を履いて、スキーを担いでそこを歩いて登るわけです。
現在もそうらしい、すげー幼稚園です。
og3は、入園してすぐに腎盂炎になっちゃったので夏までしか幼稚園には通っていません。
卒園式の写真は、楕円の中です。
元気いっぱいな子どもを見ると、とてもうらやましい。
それだけで元気が出ます。

でもって住んでいた実家の台所は、でっかい土間。
そこにヘッツイ(竈のことね)があって、それでご飯炊いてました。
エントツ掃除は、オヤジの役目。
ヘッツイにたまった灰の掃除は、私の役目。
巻き割ってご飯を炊くのは、ごく普通なことだと思ってました。
鎌の研ぎ方を教わったのは中学のとき。
校庭の草刈には、名指しでよばれます。
平地が無いので、部活のランニングは山の中。
秋になると腰に山菜ぶら下げて帰ってくるやつもいたり。
なので今までは、自分から進んでキャンプに行ったりアウトドアを楽しんだりしたことはありませんでした。
子キャンに参加するようになって、自分のオヤジやオフクロから教わったをごくあたりまえにやってるとけっこう珍しがられるわけです。
じゃ~そういうことは、教えてあげなければいけませんよね。
そのほうが、ぜったいに楽しくなるし。

実は私、街にいるよりも「山にいる」ほうが自然なんです。


そういえば、キャンプ場で下駄を履いていたのは、私だけでしたね。


つづく~



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2012子キャン回想1

夜逃げではありません。
子キャン前日のマイカーでございます。
キャンプの資材といえど何となく昭和の香りがします。
他に食材、賞品のお菓子、花火、文房具などいろんなものを積んでいるのでいろんな匂いがします。
帰った翌日も資材は無いのに子キャンの匂いが残っていました。
きっと普通の人だったら臭いのでしょうが、og3にとっては4日間の思い出の匂い。
そんな匂いに包まれて運転していたら、通いなれている仕事場への道なのに、2度も間違えました。

舞台には魔物がいました。
山には天狗、川には河童。
そして子キャンには、、、、、?

20120808a


白岩渓流園キャンプ場

昨年は不参加だったのでワクワクです。
おとなスタッフも7名に増えているので、さぞかし楽ができると、、、、思ったら大間違い。

ここは、名栗川上流の急斜面作られたキャンプ場。
下から上まで歩くとシンドイことシンドイこと、、、、、
帰ってからGoogleで調べてみると高低差は。。。。なんと23m。
けっこうワイルドです。
階段も坂道もキツクて52歳が毎夜何度も夜回りすると遭難しそうです。
でも子どもたちは、そんな場所を毎日毎日昼も夜も、ビーチサンダルでカッ飛んでいるわけです。
すげーよ、もうまねできまっしぇん。

20120808b

初日から大失敗(;ω;)
右奥の釜は、昨年から参加しているオヤジーズの若きホープせいちゃん。
左手前がog3が炊いている釜。

吹き上がったから蒸らして、開けてみたら真っ白な根っ子メシ、、、、、
いやに早いな?と思っていたんですよね、、、、
なんでや?
どうやら吹いたと思ったのは、湯気にだまされたようで、1年のブランクが感を鈍らせたようです。
そういえば汗もかかなかったし。
気合が足りなかったような気もする、、、、

噛むと硬くて歯にくっつく粉っぽい御飯。。。。。。。
うわ~まっず~~~い

実長から嵐のようなモンクが、、、、、

ゴメンナサイ~~~~~~
ヒラニヒラニ、ゴカンベンヲ~~~~

落とし前はきっちりつけないと気がすまないog3
リベンジは3日目。

米を研ぎます。ゆっくりと。
米は洗うのではなく「研ぐ」わけです。
「研ぐ」というのはピカピカにするわけです。

そして炊きます。
始めチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いても蓋とるな。
これは、木の燃え方ね。
くべた木は、全部燃え尽きるまで使うという意味。

20120808c_2

湯気が立ったあともうちわで扇いで、吹きこぼれるまで火力を強く保ちます。
見たとおりの露天のかまど。
羽釜がのっかる五徳もありません。
熱が散ってしまうので、ガンガン扇いで火力を保つしかすべが無いわけです。
いやぁ~暑いわ熱いわ、大汗かきましたよ。
仕上げには、薪を細かく割って追い炊きしました。

ってなわけで。

20120808d

美味しいご飯が炊けました。
完食です。
エンディングのインタビューで4年生からスタッフのカレーライスが一番美味しかったというコメント。
思わず小さくガッツポーズしたog3でした。

つづく~













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エンディング

なごりおしいね

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山と川と火

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暑い熱いあちー


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流した汗の分だけ美味しくなる


はず

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あ~~\(//∇//)\

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あそぼ~~

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問題

道楽オヤジブログ「og3の自由帳」にこれと同じ写真は、何枚あるでしょう?

また子キャンでこれを作る理由を簡潔に述べよ。


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朝飯まえ


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踊るのは、朝飯まえさ!

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夜が子キャン

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川と戯れる

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みんなでにぎったおにぎりの残り。

今頃、山で食べてるんだろうね。

大きさもかたちもバラバラだ。

あーまた思い出すよ、、


この手のひらは
とてもちいさくて
大きなものは
つかめないけど
、、、、、、


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みんなの気持ちが伝わって来る。
ひとりひとりに手が伝わって来る。

五個も食べちゃったよ。

ごちそうさま~

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夜回りしてたのに早く目がさめてしまうのは、年のせい。
小学生の深夜のトイレには必ずれんじゃ→が付き添っている。
そのれんじゃ→だって何年か前は、ヤンチャボウズやナマイキムスメ。
こんな成長っぷりは、ここでしらわからない。


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今日は山登り。

お留守番の私。

ちょっと休憩。
昼寝タイム。

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山へ

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円陣

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山と子キャン

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飯炊き
麦茶

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リュック、寝袋、帽子、ギター、ネコのしっぽ、、、、、

ネコのしっぽ?????

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子キャン前夜

相変わらずバタバタしている深夜。

明日から子キャンです。

ギターネタを封印するつもりでくり抜きギターをお返ししたら、御礼にとくり抜きトラベルギターがやってまいりました。

いっしょに子キャンに行ってきます。


明日からの記事をお楽しみに(^-^)/


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