小川町界隈16
長居をするつもりは、無く。。。。。
今日は、子連れだし。
それに、、もうすでに昼前。
腹が減っていたわけです。
店内で物色。
今日は、珍しく仕入れの人がいて。
当然のごとくディープな話しに、、、、
ピンときた3本。
なに?オーナーから電話があったの?
やっぱりこれか。
2~3日中に来るって?
Mike Baranik Model Retreux Palor
サウンドメッセ in OSAKA 2012に出品してあったから見かけたり弾いたりした人もいるのでは?
ということは、もう何も書くことは無いな。
この手のギターを所有するということは、気持ちに余裕がある人なんだろうと思う。
プロでもアマでもメインに使うギターサイズじゃない。
それなのにここまで極めた楽器を作る人がいるのだ。
ある意味矛盾してるように見えるけど、料理だってスープやサラダから始まる。
服だって素っ裸の上にいきなりスーツを着る人はいない。
このギターを買う人は、相当ギターが好きな人か、コレクターか、いづれかだろう。
ギターの深みを味わえば私もここに行き着く可能性は、まんざら無いとは言えない。
そんなギターだ。
Little Tree Guitars 00 size
Sergei de Jongeのお弟子さん。
というよりSergei de Jongeの長女の旦那さん。
優しく上品でとっても素朴な音がするので、全身いい気分になってしまう。
サイド&バックはウォルナット。
HPの写真で見るよりもグレーっぽい。
実家の近所でいただくコンニャクに似ている。
ゴマ豆腐っぽくもある。
加えてメイプルのネックという組合わせ。
渋いなぁこれ。
でも、これは材によるものなのか、製作者が意図したものなのか、それとも偶然の産物なのか不明だ。
この路線で作り続けてゆくのかもわからない。
私にとっては、けっこうつかみにくい音だったりする。
Sergei de Jonge SSS Standard
オーナーは、既にSergei de Jongeを2本持ってるからもういいのでは?
と、思うが。
う~む。いーわ。すごく。
レンジが広いし音が豪華だ。
今までの2本とは、またひと味もふた味も違う。
サイド&バックは、見ても豪華なブラックハカランダ。
深い木目に吸い込まれてしまいそう。
インレイもポジションマークもヒカリモノの飾りも、何も無い質素ないでたち。
だが、かなり気合がこもっているSergeiの作品だと思う。
この贅沢を理解できれば決して高く無い。
ただしこれを弾き倒すことが出来る人は、ごく僅かだと思う。
値段=価値と勘違いして大事にしすぎるとギターとしての役目を果たさなくなる。
あまり時間がなかったので、真面目に弾いたわけではないが、いつものオーナーがいなかったので、深く考えてしまった。
こんな日があってもいい。
放っておいた娘もこの店でギターを見ていた。
今日、自分が弾いてきたのとずいぶん違うだろ?
ここで買うときは、、、、「とうまさく」が紅白歌合戦に出演する時だぞ。
チャンチャン
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