同窓会
「おい、マンドリン以降書いてねーじゃねーか」
オイオイ見てるのか?
チェックきびしいなぁ。。。。。
そう言われるとブログを書くのにもけっこう気を使う。
こりゃやたらのことは書けないぞ。
と思いながらも毎日顔をあわせているわけでもなく、文句のコメントが飛んでくるほどマメなやつはいないので、いつもどおりにキーを打つことに。
同窓会に行ってきました。
場所は、実家の近所のホテル。
気の短い親父が尻を叩くが、一人でのこのこ行くのも何となく寂しい。
納品で飛び回ってる桑屋の社長の帰りを待って腰を上げた。
恩師を含めて103名の名簿。
こんなにいたっけ?
上越線の終着駅だったり温泉場だったりするので、転校生がたくさんいた。
だから一緒に卒業式を迎えられなかった同級生まで全部書いてある。
泣けるぜ、この名簿。
でも「欠席」の赤い文字が多いのがちょっと寂しい。
おっつ!先生が一人来るんだ!
が?
「おい、誰だこの先生?」
「おぼえてる?」
「ん~わからん」
「誰だっけ?」
「おめー知ってる?」
オヤジ連中の記憶は、髪の毛と一緒に無くなっている。
「家庭科の先生よ」
と大昔のJCが言う。
「んじゃ~しらねーよな~」
先生もいつの卒業生だかわからないまま参加したらしい。
呼ぶほうも呼ぶほうだが、来るほう来るほうだ。
群馬っておおらかだな~
とは言え会えば、思い出す。
恩師に酒をつぎながら、懐かし話しに花が咲く。
「卒業式のときは、ハラハラしたのよ。」
あ~!!
思う出したけど、、書けない内容、、、、、、
悪い生徒達でした、すみません、、きっとずいぶん苦労をされたことと思います。
30人での宴会。
それぞれがそれぞれの人生を歩んでいる。
成功したもの、失敗したもの、金持ち、貧乏、複雑なヤツ、あちこち体の悪いヤツ、デブ、ハゲ、老眼、、、、
酔いがまわると、当然のことながら話しは長くなる。
隣にビールをつぎながら、、、
「入院してたんだって?」
「あ~3mのとこから落っこちてさ」
「はぁ?」
「かかとの骨折って2ヶ月入院してた」
「おいおい、、、、」
となりのそいつは、生徒会の副会長。
頭は良いのだが、卒業スレスレでほとんど学校に来ていなかった。
卓球部にいたけど陸上部ではずいぶん世話になりました。
おかげで砲丸投げで県大会に出場できたのは、私です。
と、、、遅れてきて私の隣の席に来た昔の女の子。
「あたし小学校1年の時も、席がとなりだったのよ、おぼえてる~?」
「え?あ?そうだっけ」
「いつも貧乏ゆすりしてたから、あたしノートに字が書けなくってさ」
「(゚ー゚;」
「泣きながら先生に言ったの」
「何て、、、、????」
「席変えてくれって」
「すまん!!\(;゚∇゚)/」
秋なのに暑かった。
あっというまの2時間。
2次会だ~!
もうそこでは全員中学生に戻っている。
オトナゲナイ52歳が30人で大騒ぎ。
何故かグランドピアノがある酒場。
懐かしい曲を弾けば唄ってくれる。
「古井戸」の「ロードショー」
文化祭での相棒が歌う。
我が家にあるモーリスW-20の元の持ち主。
こいつにボランティアというものを教わった。
高校で青少年赤十字に誘われた。
二人で救急員の資格をとった。
彼は、その後東北福祉大学に進み、今では県内でもかなりでかい施設の施設長をやっている。
思うとおりに自分の人生を書いた男だ。
実にうらやましい。
息子もこうあってほしいと願うのは、私が親ばかの証拠なんだろうな。
3次会が終わったのは午前3時。
もう何がなんだかわからない。
それからホテルに帰ってもまだつきない話し。
思いでは、すべてそこにある。
同級生って素敵だね。
書きはじめると、つきないな。
同級生ってのは、ある意味両親や家族よりも自分のことを良く知っている。
今の自分がどうしてこうなったのか、歩んできた人生を正しく振り返らせてくれる唯一の人なのかもしれない。
次は4年後か。
行けなきゃ8年後だぞ。
そん時は、還暦だ。
また会って若返ろう。
しらかば50のみんな~いつまでも元気でいようぜ。
| 固定リンク | 0
コメント
同窓会 不思議なものでアッと今に昔に戻って
話し出すと終わりが無くて^^
20年と30年のブランクがあって本当に久しぶりに会うと
懐かしいのですが1回やってその後数年後に再度同窓会をすると
今度はただの飲んだくれの集まりです(笑
投稿: ササン | 2012年11月12日 (月) 午後 01時39分