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森と風のはなし、と雪のはなし

2月8日土曜日
カミさんを仕事場に送る。
帰るとまもなく娘の友達が遊びに来た。
幼稚園に通っていた頃からの友達だけど、もう二人とも4月から大学生。
ちょっと思い出にひたる親父。
外は雪。
のんきにしてられない、リハに行かねば。

早めに家を出る。
千葉駅に着いたが、吹雪だ~
あっ昼飯を食っていなかった。
暖まりたいのでラーメン屋にGo
雪で道を見失う、、、なんてこった、、なんでここで迷子に?
気がつけば目の前に「一風堂」が。

腹が満ちて、体が暖まると歩きたくなくなる。
一駅だけモノレールに乗った。

駅を降りて、吹雪の中を歩き出すと、うしろから悲鳴のような声が、、
山崎哲史さんが遭難しそうな感じでヨロヨロ歩いてる。
なんでこんな日に、先っちょのとんがったカッコイイ靴を履いてるの?
私の足元は、超ゴッツイ感じなんですが。
「タクシーがつかまらくて、、、」って、あ~、いや~、走ってると思えない天候だし、、、
山崎さんとの舞台は、これが2度目。
私のような道楽者の素人がこんな高名な方といっしょにできるのは幸せなんです。
わかりやすいところを書くと「ごくせん3」とかその映画やとか、詳しくはこの辺を見てください。
地元ユーカリが丘を舞台にした映画にも出演されていたとのことです。
雪の中をヒーヒーいいながら歩いてましたがいざ舞台に立つと別人。
さすが俳優さんです。
生きてる場所が凡人と違います。
お近くなので、また一杯やりたいと。

な、わけで雪をかき分けながら千葉県文化会館へ。

超~いい雰囲気!
緊張感がみなぎってます。
舞台の仕込み、照明や音響の調整がほぼ終わってる。
監督からの舞台説明、そして素稽古。

何となく元気が無い子どもたち。
みんな借りてきた猫っぽい。
まぁしょうがないよ、この環境でやるの初めてだろ。
その舞台に慣れるため、この稽古があるんだ。
がんばれ~

とおし稽古なので、そのまま高田みどりさんの舞台へと。
興味のある方は、検索してみてください。
すっごい方です。
楽器の起源は、物を叩いたり、こすったりして音を出すことかから始まってますよね。
要するに打楽器が楽器の始まりなんです。
それが舞台上で行われます。
それは「演奏」というジャンルではありません。
もっとそれを超えたものです。
客席にいた私は、耳に目に肌に、と体中のセンサーが超高感度になってました。
脳みそは、α波出まくりです。
座禅を組んでいて、一瞬「無」になったような感覚が続きます。
リハ2回と公演2回、で計4回、私は客席にいて音の滝に打たれていました。

生まれて初めて見た楽器を演奏されていたので、そっと聞いてみました。
こんな楽器
文字では表現できない音なので、聞きに行ってみてください。
アメリカの創作楽器作家の作品と仰っていました。
その方が特許を持っているので、勝手にまねして作ったりできないだそうです。
私は、こんな気持ちで客席にいました、、なんてずうずうしく話すと
「あぁお解かりになられてますね、さすがです」と
ほめられたのだろか?
長い立ち話、いろいろ興味深いお話が聞けました。
「でもやはり最後は、マリンバで、平均律になってしまいますね」とも
私が平均律を書くと、長くなる。
(竹ギターの中村さんのブログにありますので、そちらをご覧ください)

打楽器奏者とういと、ワイルドでマッチョな感じを想像してしまう。
しかし高田さんは、静かな口調で美しい日本語を上品に話す。
そばにいると時間の流れがゆっくりしている。
何か大きな存在感がある。

そして存在感といえば、やはり俳優座の方々。
一番若い芦田崇さん。
昨年の顔合わせで会った時、私のような素人の作った歌をうたっていただくので丁重に挨拶をした。
が、この方めちゃくちゃ腰が低い。
互いに頭を下げていると、畳にくっつきそうになる。
お若いので舞台上では、プリップリである。
娘いわく「飛んだとき、本物の鹿に見えた」と
そして舞台を降りると黙々と働く。
胸が熱くなった。
きっとまたどこかでお会いできるだろう。
というか、是非お会いしたい。


その日は、長引くことも無く終わった。
大雪のためだ。

しかし舞台側の仕事は続いている。
運営スタッフも残っている。

外は大雪。
一応、私も一家の主なので家族が心配になり、子どもたちに手を振ってホールを後にした。

豪雪地帯出身なので雪の中を歩くのは、慣れている。
しかし、交通機関が止まるとどうしようもない。
行けるところまで行った船橋駅で3時間過ごした。
あきらめてカツ丼食ってそばをすすって、熱燗一本で暖を取る。
今夜は、駅ビルの床の上で一泊かな?

スタッフは、帰れたんだろか?
子どもたちは、お母さんといっしょだから、何となく安心だけど、この雪だと親子もろとも心配になる。

千葉に住んでから、見たことも無い猛吹雪の夜。
電源残り少ないiphoneでスタッフに連絡した。
明日は、間に合いませんと。

つづく

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コメント

日記を拝見しながら私までドキドキしてきました
って私が興奮することはないのでしょうが(笑

すごい濃密で特別な時間を過ごされたのですね
続きを楽しみにしておりまする~

投稿: ササン | 2014年2月10日 (月) 午後 10時30分

ササンさん>>
返信送れてスミマセンm(_ _)m
とあるコラムに「認知症は52歳から~大切な記憶が無くなる~」という世にもオソロシイ記事を見てしまい、あわてて書きました(笑)

今週末も大雪、大雨、大風。そして落雷、竜巻注意報と荒天のデパートのようでした。

も少し強く生きたいと、あらためて感じました。
せめて80歳くらいまで、、、、

投稿: og3 | 2014年2月15日 (土) 午後 07時14分

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