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Tokyoハンドクラフトギターフェス2014

毎年毎年勇み足で出かけてしまい、錦糸町界隈で時間つぶしをする親父なので、今年はゆっくり出かけました。
しかし、定期券があるから差額で行こうという貧乏根性があり、京成線から乗り継いだのが災いして、錦糸町に着いたら11時をまわってました。

それ急げ~、、しかし、なんだか腹がへったなぁ、あっあそこに立ち食い蕎麦屋が、、
冷やしたぬき蕎麦がウマそうだぞ!
吸い込まれるように食券を買う。
おぉ!てんこ盛りの天かすの下には、わかめや千切りのきゅうりや錦糸卵やが隠れてる!
(錦糸町だから錦糸卵なの?)
美味だ!
和風冷やし中華(中華麺じゃなけど)といった感じだ。
一度お試しあれ。

これは、Tokyoハンドクラフトギターフェス2014の記事です。
お間違いなく 
o(_ _)oペコッ

今年で10周年だそうです。
でもって、私は2007年から数えて8回目です。

行き始めの頃は、気持ちのノリかたが今と違ってて、それほど知識も経験も無く、いろいろと不健康だったりした事実があり、平静や冷静さを忘れたままギターに接していたかもしれません。

8回目ともなると正直な話ですが頭の中に「マンネリ」とうい文字が無いわけではありません。

たとえば夕食のお買い物に行く主婦のような感じになるわけです。
野菜、肉、果物、、、、
何を作ろうか考えますね。
毎日毎日、同じ献立って無いでしょ?
今日は給料日だから、ちょっと高い牛肉買おうとか。
そろそろ夏みかん買ったら喜ぶかしら?とか。
売ってるものは定番でも、料理の作り方で一生楽しい食生活がおくれると思います。
「主婦」は偉大です。

そして、たまにはめったに食えないものを食ってみたくなる時ありますよね。
山で猟師が鉄砲撃って捕ってきた「いのしし」とか、外房の「ながらみ」とか。

なわけでのっけから大和マークの渡辺さんのところに。
牛骨オイル漬けサドル2本購入。
え?象牙のもあるの?
それにしても、、、安いギター1本買える値段なのねΣ(゚д゚;)
印鑑屋さんの端材だそうで、あるところにはあるのね、、、
それから、積もる話をいろいろと。
相変わらずいい人だ。
とても社長と思えない。
来年またお会いしましょう。

気がすんだところで、、、

20140525b

HATTA works
KOMOREBI
かき鳴らすギターではありません。
語り合うギターです。
今の季節にぴったりの音。
若葉茂れる初夏の香りがします。

20140525c

Urano Guitars

オールマホガニーです。
そしてこのボディ。
最近見かけません。
さぁ!ピクニックに行きましょう!
そんな気持ちにさせてくれます。

20140525d

松ギター堂
トップ:檜
サイド&バック:柿
指板&ブリッジ:黒柿
これ全て日本の木。
どうやら山をたくさんお持ちの林業関係の方がお友達らしい。
さじづめ船宿のご馳走といったところでしょうか?
とにか「木」が美しい。
もっと近くに寄って撮ればよかった、と反省。
でも、これを弾くと誰でも笑顔になれます。
音が楽器の外にある、って感じかな?
悩みも疲れも全部忘れさせてくれます。
そんな音がする楽しいギターです。
売値聞いてビックリ、お安い、、、のね、、
ここに来ている出展者のだいたい半値くらい、、いいの?
この方、自称「ウイークエンド・ルシアー」だそうで。
商売っ気、全く無し。
だからこんなにも個性豊かなギターが作れるんでしょうね。
お話がめっちゃ楽しいです。
不覚にもハマってしまいました。
すみません、友達になってくださいm(__)m

20140525a

今年の3月にお亡くなりになりました矢入一男さんを偲んで。
マスタークラフトマン小池健司さんの作品です。
もうここでは、何も語ることは無いでしょう。
あるもの全てがギターの音です。


そして向学のために

20140525e

N.S.Guitar Works
「Smoked乾燥」に目を引かれ試奏。
ほぉ~なるほど!
持ってるだけで、お隣でやってるライブの音がギターに伝わってくる。
こちらもどうぞと差し出されたギター
同じ方が作ったとは思えないテイスト、、、
とにかく生真面目な方だ、というのが感じられる。
それにしてもこれは、燻煙の妙か?
で、色々聞くと包み隠さず全て話していただける、とっても良い方。

この材を作っているのは9notes

出展してました。
ダッシュで移動。
ここでもいろいろお伺いしました。
燻煙といっても、方法は千差万別。
ことの始まりや考え方、狙っている音、住んでる場所や環境、設備で全く違うのでしょう。
近年、山本さんの燻煙ギターに興味があり、いろいろと勉強させていただきました。
それともまた違ったものなので、これは興味深い。
長くなるので、HPをどうぞ。

20140525f

うわ~下手くそに撮ったものだ、とここでも反省。
昨年お会いできなかった鈴川さん。
ずいぶん眠そうである。
遠方よりご苦労様です。
そして弾くたびに引き込まれてしまうギターの一つ。
長々と弾かせていただく。
あぁ落ち着く~~
竹ギターの他に何を選ぶか?聞かれたら、それは山本さんのギター。
その次はHeiner Derizehnterと鈴川さんのギターだ。
あ、Lowdenも、1980年代のね。
サウンドホールを覗くとラベルが未記入。
あれ?これは?と聞くと「あっまだ途中なんですよ」と。
で、この音かい!
塗装の途中だそうで。
また是非お会いしたく思います。


さてと、ボチボチ、、、あれ?

20140525g

出口付近のブースはYokoyama Guitars
なんで裏返しなの?
って解ってる人は、ヨダレもの。
左から、エキゾチックエボニー、ハカランダ、ブラックウッド、右下はメイプル。
こんなの見せられたら弾くしかないでしょ。
明らかに違いがわかるのはぱ、やっぱりメイプルね。
あとの3本は、文字で書くのは難しいよ。
まだまだ音が全然若いのね。
1年くらい弾きたおしてみないと、出てこないでしょ。
新品買って1年くらいで売っちゃう人って、「新品」という価値に惚れるんだろな。
初鰹が好きなのは、日本人だけでしょ。
もどり鰹も美味いんだよね。
素人が新品買って1年かかって出す音でも、プロが弾いたら半月くらいでやっちゃう。
はなからそんな音を求めても、それは無いものねだり。
横山さんのギターだけじゃない、楽器ってみんなそうだよ。
それにしても贅沢な試奏でした。

とにかく毎年のように出展者が増えている。
加えて来場者も増えている。
全部見てまわろう、聞いてまわろう、弾いてまわろうと思ったら2日じゃ足りない。

やっぱ定食だったら楽器屋さんに行こう。
「いのしし」や「ながらみ」を食いたかったら、そこに行こう。

14時半退出。
一服して帰るか~

「あ。こんちわ~」と聞いたことがある声。
ありゃ、渋谷界隈でお馴染みの「いるかギター」の店長では?

久しぶりっすね~なんて、また長話。
例のオーナーの近況やら、私の近況やら店長の近況やらやらやら、、、
おっそういえば、とaLaska Pikの話を持ちかける。
実は、メーカーに発注したものの決済表示が日本語だったのでお金が返ってきてしまったのだ。
やれ困ったという矢先に助け舟に乗ったという気持ち。
言ってみるもんだ、会場に取り扱っている人がいるという。
でまた会場へ。
探すが見つからない。
店長電話かける。
og3感謝
で、後日連絡が来るということでメデタシメデタシ(と切望す)

なんだろうかな、回を重ねるたびにギターからそれを作っている人へ、また扱っている人へ、関わっている人へと人の輪が広がってゆく。
特にそれを望んでここに来ているわけではないのだが、結果的にそうなっている。
実に不思議なもんだ。
あらためてギターを弾いていること、とういより8年前に竹ギターと出会い、ここに通うことを気づかせてくれたこと、そして一度も会うことも無くここで仲良くしていただいている方々に感謝しなければならない。

会場を出る。
もう日差しが強いな。
大通りの横断歩道をわたる。
路上ミュージシャンがカラオケで歌っている。
錦糸町駅前は、人がごったがえしている。
かき分けながら歩く。
たったこれだけの距離なのに、このたくさんの人たちはギターにはなんら関係が無い。
きっと興味を持っている人なんていないだろう。
でもこの多くの人たちは、音楽を聴けばきっとギターの音が聞こえるだろう。
その人にとってそれは、どうでもよいことかもしれない。

がらがらに空いている京成電車の中で悶々と考える。
どうでもよいけど、ギターを弾いている。

どうでもよい、けど来年も行くだろうな。

Tokyoハンドクラフトギターフェス2015

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コメント

大和マークの渡辺さんが聞いたらよだれ出すような三味線の象牙の撥、今回造ったギターのナット牛骨が切れたので母に頼み欠けていないいいものを7本ほど調達あまり使っていない。
そのうち1本をばらしてナットを造った。まだどうだろう20本分くらいはある。更にトランクいっぱいある金額にして200万くらいはあるといってた、ただ使いまくって欠けているのもあるというそれは関係ないのでまさにお宝^0^

投稿: クレオバンブー中村 | 2014年5月25日 (日) 午後 09時22分

なんでしょうか、og3さんの日記を読ませてもらうと
何故かホッとして、そして納得して、読んで良かった
と思うレポート。

私はまだまだ若輩者ですから、
関西のフェスに今年行ったとして4回目
og3さんの半分です^^

でも、だんだんと「マンネリ」ということが
自分に起こる感じが理解できます。

アラスカピック手元にくるといいですね
そして、いつかog3さんと一緒にフェスに出向けたら
そんなことを思いながらコメント書かせてもらいましたm(__)m

投稿: ササン | 2014年5月26日 (月) 午後 12時44分

中村さん>>
象牙のサドルは、12500円でした。
希少価値高いです。確かにお宝ですね。
実は、今回サドルを買ったのは竹ギター用なんです。うちの竹造は、ヘッドレスなので弦を交換したりチューニングしたりする度に、サドルが減ります。加えて私の自作なので、当時はあまり精密に作っていなかったので作り直そうと思います。

投稿: og3 | 2014年5月28日 (水) 午後 11時13分

ササンさん>>
ギターって考えていて以上に奥が深いと思います。
ピアノやバイオリンのように、確立された楽器ではありません。考え方、その切口によって様々な顔を見せてくれます。自由度が高いので、始めてしまうとある程度の満足感は得ることができますが、それを得るたびに、その先があることに気がついてしまい、終わりがありません。
困ったもんです、、、

投稿: og3 | 2014年5月28日 (水) 午後 11時22分

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