2015子キャン~回想3とおわび
今まで、なかなか書きにくかった話題です。
事後交流会が終って、一週間ほど考えていました。
それは「トイレとウンチ」について。
子キャンでウンチができない子どもがいます。
というより、けっこう多いということは、以前からわかってました。
何十年も前のことを思い出しならが書きます。
実は、私も小学校でウンチができない子どもでした。
なんでだろ~♪なんでだろ~♩
ひたすら考えたわけです。
魚は泳ぎながらウンチをしますね。
鳥は飛びながらでもウンチをします。
ヤギやヒツジは、草を食べならがでもポロポロとウンチをします。
しかし自然界の食物連鎖のなかで、強いといわれる動物は「ウンチをする」という特別な時間を持つようになります。
ライオンとかヒョウとか、、お家に飼っていらっしゃるワンちゃんや猫ちゃんなどもそうです。
ただ妙な格好でしますよね、いわゆる中腰というヤツで、、、、
ウンチをしている時は、他の強い動物から狙われやすい状態だからです。
またそんな時に突然の天変地異が起きた時、そこから逃げるために体中のセンサーを使っているということも考えられます。
ウンチをして体が軽くなれば、それだけ早く逃げられるということなんでしょうね。
人間も動物なので、いくら進化したとはいえ、どこかにそんなDNAを持ち続けているのではなかろうか?と思ったわけです。
で、とりあえず人間は「一番強い」と言われておりますので、ウンチをする時間も場所も「とっても安全な状態で」確保してます。
初めてウンチをした場所は、抱っこされたお母さんの腕の中でしたよね。
次は、家族に見守られながら、オマルかトイレで?
どちらにせよこれ以上安全な環境はありません。
ようするに自分ちのトイレが一番安心するんです。
で、思い出しました。
初めて親戚の家に遊びに行った時。
和式とはいえ、なんとトイレが水洗だったんですよ。
すごく綺麗なトイレでしたが、頭の上に木製の受水槽があり、そこから紐がたれてましてね。
これがものすごく恐怖だったわけです(笑)
この紐ひっぱって、こんなんが落っこってきたら死んじゃうじゃん!
とってもおバカな子どもでした、
小学校でウンチができるようになったのは、6年生になったころ?だったかな?
元々でかかった体がますますでかくなり、少々声も変わり、ケンカをしては職員室に呼ばれ、ボール蹴って体育館のガラスを割って職員室に呼ばれ、力の加減がわからなくなりあちこちの物を壊しては職員室に呼ばれ、、、、
そんな頃だったと思います。
さっき出かけていった娘に聞いてみました。
「子キャンで一番怖かったトイレって、やっぱ白州(2006年)だよな?」
「えぇ?そうだっけ?遠かったけどメチャ綺麗だったよね」
ち、ちがうってば、、
ここのトイレは、ほったて小屋で男女共用のボットン便所、、、
しかも明かりが一つも無いという、おとなも怖い肝試しトイレだったのよ。
だから夜になるとスタッフや青年が交代で付き添って、市営駐車場までトイレツアーに行ったとさ。
ごっちゃごちゃ引き連れて出かけるけど、トイレに行くのは半分くらいい、、、、???
「お前ら何しに来たん?トイレはいいの?」
「うん、面白そうだからついてきた」
「。。。。。?」
帰り道、うっそうと茂った真っ暗な道を懐中電灯を頼りに歩く。
山の木立がぽっかり開いている場所に近づくと
「お~い!みんなぁ懐中電灯消せ!」
「え゛~~~!!!!!!!!!」
目が慣れてくると、真夏の夜空に満天の星。
綺麗だったなぁ~~
もとい、、、、
「私もれんじゃーになるまで、子キャンでウンチできなかったし。みんなそうだよ。」
トイレとウンチの話題は、我が家でも書きにくい事実があります。
帰って来るなりトイレに駆け込んで
「おぉ~~!!便座!!」なんて叫んでたことも(笑)
知ってましたが、聞けないんですよね。
自分ちの子どもならまだしも、自分ちの子どもじゃない子ども、、とくに女子には。
誰にも言わすに済んじゃうんです。
男子よりも成長が早く、そして強いから。
かなり婉曲的な表現ですが、トイレに行くことを英語で「Nature calls me」ということがあります。
ようするに自然に任せるしか無い、ということでしょうか?
子どもが成長してゆくなかには、その先におとながいること、と、その場にいて見守る、という二つがあります。
そして子どもが先に進んだ時を「親離れ」と言うかもしれません。
毎年毎年、私は、その場にいて見守ること、そして聞いてあげることしかできませんでした。
こればかりは、手伝えないんです。
申し訳ないと思いながら、子どもが成長するのを待つしかないとあきらめていました。
が、しかし、、、
つづく~~
最近のコメント