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2015子キャン~回想~完

いつもの場所でキャンプファイヤーができない?
熱で水道管が破裂するということらしい。

今年は、ちょいとはなれた下の広場で、、、
資材を運ぶの大変そうだな~車を出すか~~
そんな心配をよそに、れんじゃーが運ぶ運ぶ。
男子の機動力は、素晴らしい。

すぐそばのバンガローにご家族が一組。
こちらも心配。
うちのファイヤーは、大騒ぎなので。

スタッフの話によれば、青少年への活動を長く経験された方でご理解があるらしいとのこと。
一応挨拶しなきゃと、親子3人でいすを出して見物の準備が整っているところへ、トコトコ向かう。

「誘っていいかな?」
「おお!」
風のように抜き去ってゆくのは、元れんじゃーの青年で、今年一番おめでたい「奥様」。
小さな女の子は、どうやら年長さんらしい。
彼女と手をつないで、笑顔で輪の中へ。

今年は「12月」も任せてしまったので、og3の仕事は無くなりました。
走りながらギターを弾く、という見たことも聞いたことも無い練習をしていたれんじゃーR君が立派に見えます。
寂しいような気もするけど、これが本来のカタチ。
いっしょに弾いていたとうまさくのチューニングがR君のギターと少々違っていたことが気になるところですケド、、、、

蚊に食われながらカメラをかまえてバチバチ撮る。
いささか疲れるので休憩、、、

座った後ろで、ウンチが出ない少年のお腹をマッサージしているオヤジスタッフのこやっち。
こやっちは、これが本職です。
その結果がどうだったかは、ここで書く必要は無いでしょう。
よかったね~さすがこやっち。
メデタシメデタシ、、??

で、終るog3のブログではない。

20150908a

私は小さい時、医者と床屋が大っきらいでした。
見ず知らずの人に触られるのが不安で嫌だったから(だと思う)。

奥様青年が年長さんに手を差し伸べた時、何の疑いも無く手をつなぎました。
老若問わず、女の人が触れるということはOKです。
それは、自らの体内に命を育てることができるだからなのでしょう。

もしog3だったら、この子はすぐに手をつないでくれただろうか?
いくら笑顔で近づいてもそれはまず無理無理。(気持ち悪いだけ?)
男のオヤジのとって「触れる」ということは、もんのすごくハードルが高いんです。

だからog3から先に子どもへ「触れる」ことは、万に一つもありません
面白そうな道具?で遊びながら、心を開いてひたすら待つだけです。

こやっちは床屋さんなので、そのハードルがやたら低い。
「触れる」ということは、その触れている人を信頼するということです。
そして安心すると緊張感が溶けます。
こやっちは、少年と静かにお話をしながらずっとマッサージをしていました。
もう、二人の間に私が入る隙間はありません。
街頭の明かりに浮かぶ二人のシルエットが妙にうらやましかったなぁ。
マッサージだけでウンチが出た、、のでは無いよね、きっと。

子キャンでの「触れる=ふれあい」というのは、フツーに暮らしている中には「ありえない!」何かがあります。
学校だったら同級生に限られる「ふれあい」だけど、ここに来るとその上も、またその上の子ども、そしておとなまでも「ふれあい」があります。
しかも「ふれあう」時間も内容も多くてかなり濃いんです。
子どもが成長する上で、学校や親がしてあげられないことも子キャンには「それが」あります。

20150908c

おととしのこと、、、
少年「og3って俺の何なの?先生じゃないよね?」
og3「そーだな、ましてや親でもねーぞ」
少年「?だよね???」
og3「友達だろ?」
少年「え゛~~~友達なの?年上じゃん?」
og3「そんなのカンケーねーだろ、友達だよ」
少年「そーか!友達かぁ!」
彼は今れんじゃーです。

「れんじゃー」の正式名称知ってるかい?
「ひっぱりれんじゃー」って言うだよ。
何を「ひっぱる」の?
もうわかったよね~~

さぁ、来年は丸腰で参加しようかな~~~っと

20150908b

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コメント

子キャン本当にお疲れ様でした。
こうした経験ができる子供たちは羨ましいです

ある意味子供たちは社会の縮図を学べる
素晴らしいチャンスだと思います。

でもいちばん大変なのはスタッフのみなさん
でも、本当は一番たのしいのかも^^

体が疲れても心が満たされるって
本当に素敵なことだなぁと思います。


投稿: ササン | 2015年9月19日 (土) 午後 05時09分

ササンさん>>
いつもありがとうございます。
毎年毎年、これで最後にしようと思いながらズルズルと行ってしまいます。
ササンさんがおっしゃるように素晴らしいチャンスです。
普通に暮らしているオジサンにはできない経験ですね。

私の前を成長しながら通り過ぎてゆく子どもたちを見ながら、老いてゆく我が身。
もともと体育系ではないので、そろそろ「子どもたちを守る」力が無くなってきました。
ただの「お荷物」になる前にひっそりと忘れられようとも考えています。
、、、、あとを濁さす、、、
引き際も大事かもしれません。

投稿: og3 | 2015年9月21日 (月) 午後 01時10分

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