Roje 170S
もうとっくに秋だけど、毎年この時期はやたらめったら忙しい。
もちろんサラリーマンのほうではないが、、、
竹ギターを持ってゆく機会が増え、または丸腰ででかけても、秋のイベントには仲良しさんが大勢いて、笑顔で声をかけてくれます。
ここ数年、仲良しさんがものすごく増えましてね。
とてもありがたいことです。
とても幸せなことです。
どこにいってもやったら楽しいので、ついつい残り少ない生命エネルギー?を使ってしまう節操のないog3、、、
そういえば曲の依頼も、自分の曲も、ええと、それからまだ演奏するイベントもあるし、、
だからブログやFacebookは、おろそかになり、メールの返信もできず、、えぇそうです、いいわけです!
考えてるとデカい頭がパンクしそうなので、今日は徹底的に休むことにしました。
文化の日で休み、なのは私だけ。
カミさんは仕事。
娘は舞台稽古で早朝から疾風のごとく家を出て行きましたとさ。
閑話休題
そういえば今年の6月にギターを買ったんですよ。
正確に言えば落札ですが。
またか、このオヤジ、、、と呆れてますね?
しかもチェリーサンバーストですよ!
もっと呆れてください、、、、
ある日、某「おとなの夜遊び」の仲良しさんから、ギターほしいよの声が。
一年中?某ヤフオクを眺めてる貧乏人ゆえ、面白いギターを見るとウォッチリストへ。
飽きもせず見ているので、ウォッチリストは増えるばかり。
その中で雰囲気が違ったのは、こいつ。
なんでや?
どうやら出品者は、リペアをして出しているぞ。
リストを見ると安物のジャパニーズビンテージ(失礼)がごっそりある。
能書きは伊達じゃなさそうだ。
Rojeは全音~モラレスなので、ヤフオクの中では底辺のギター
3~5000円で落札できる相場。
はい、3000円で落札しました。
しかし、送られてきた現物を見てびっくり。
40年以上経ったギターとは思えない美品。
A4一枚に書かれた丁寧なレターには、どこをどうリペアしたか、全部書いてありました。
弦はMartinのM-140を張ってください、と、ここまで(驚)
オリジナルのまま、ちゃんと使えるペグ。
ストレートのポストなんで、今じゃ見かけませんね。
トラ杢目なんですよ。
合板なのに。
↓わかりますかね?この写真。(紙張りじゃないですよ)
おそらくショップに出せばリペア代だけで落札価格の10倍以上かかります。
高価なギターだったらやるでしょうが、安物のギターだったら捨てられます。
なんだかその辺に愛を感じるんですよ。
さて音ですが、おっそろしくカントリーです(笑)
楽しい~楽しい~
ですが、よ~く見ると、何とな~くトップが凹んでいるような気が?
思わずサウンドホールから手を突っ込むワタシ(の悪いクセ)
おんや?ブレージングが2本無いぞ?
うん?おぉ!
ガラガラっと記憶の引き出しが開くわ開くわ。
それは7年前に弾いたMartin OM-28 ヘリンボーン ハカランダ (1930)
\3,980,000.
もともと無いものもあるわけだから、つけてもいいわけだ!
とういわけでブレージングを2本加えました(笑)
凹みも無くなりました。
音も少~し軟らかめに変わったような気がします。
Zen-on、Morales、Roje、今は亡きブランド。
経験のある50歳以上のオヤジだったら涙がでますよね。
ここまでくると、なんとなく手放したくなくなるというのが人情。
というわけで彼の所には、我が家あったARIA & CO GL500 #8353 (1975年)がお嫁に行きました。
ものすごく可愛がってもらっているようで安心しています。
でも持ち主よりも昔に生まれているので、嫁というより姑かも?
ふふ、、、
秋深し、私はギターを、弾く人ぞ
次回は、買い戻したギター、、??
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