節目
娘が卒業した3月15日
卒業式というのではなく、学位記授与式と言うんだな。
受験の時、高校の制服でコチンコチンに緊張して上った神保町の階段を今日は振袖&袴姿で。
早いなぁ、、と思うのはきっと親だけだろな。
出てみれば、横断歩道の向こうは華やかな景色、、、
ここに来るたび、女子大を楽しく、深く、重く、あるいは父として、男として、色々な意味を含めて新鮮な、そして神聖な場所として感じている。
基本的に?、、誰もが?、娘を持った父親というのは、みんな親バカである。
七五三であれ、成人式であれ、その親は子どもに、その節目として初めての支度をさせる。
しかし男子と女子の違いは、最初で最後の姿がそこに「ある」か「無い」か。
ようするに一生に一度しかない「姿」が「ある」か「無い」か、だと思う。
男にとって、というか私にとって大学を卒業することは、それほど重く感じていなかった。
それに実家から両親が来る、なんてことも無かった時代だし。
横断歩道を渡って、式に列席するために整理券をもらう長蛇の列は全て親バカたち。
入学式よりも長い、長い、、、、、、
待つ時間もそれはそれは長いのだが、、、
周りを見れば、華やかな姿の卒業生が数え切れきれないほど、、、
私の目が、耳が、あぁ、喜んでいる!
卒園、小学校卒業なんて、とってもかわいかったし
中学校の卒業式あたりから、生意気なヤツとか、危なっかしいヤツなどなど
高校の卒業式には行ってないけど、文化祭に行った時なんで、もう~ウルサイウルサイヤカマシイ、、、張り倒してやりたくなるようなヤツもいたりしてサ(笑)
で、、なんだよ女子大って、、、、
見えるもの、聞こえる音がとても心地よいのだ
あれだけたくさんの女子がいても、、、
すごく落ち着いている
華やかな学位記授与式なのにね
まぁ自撮りの嵐は、そこらじゅうなんだけど、目障りでないというのがオトナノオンナなんだろうか?
ホロっと出てくる涙をおさえながら作る笑顔って、もう、オヤジの胸はキュ~~~ン!
そして、、式にて
学長の式辞
入学式の時
イチローを引用して、カタチぶっ壊すことで自由になれる
というのおぼえてました。
で、今
その中で、色々なことを聞きましたが「自己満足から生まれるものは何もない」という言葉にに感動しました。
そんな風に、カッコ良く、
齢を重ねてみたいと、
学長に、、オヤジの胸はキュ~~~ン!
今これを書いている、今日は3月16日です。
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