Tokyoハンドクラフトギターフェス2016
迷っていたんだよね、行こうかやめようか。
これで行ったら10回目。
ということは、竹ギターを弾き始めてから10年ということになる。
何か目新しくて斬新で刺激的で個性的なギターに巡り会えるだろうか?
家を出る、9時半すぎ。
ちょっと早いぞ、、、
いきなり思い出して、船橋で降りてダイソーへ
仕事で使う道具を買う
買うものは決まってるのに、そこで長居をしてしまうのは貧乏人のサガ
世を忍ぶサラリーマンの姿なワタシ
電車待ちでBAKUさんからFBのコメントに気づく。
嬉しい予感がした。
錦糸町に着いたのは11時をちょっとまわっていた
ここに来ると何故か毎年腹が減ってる
「一竜」に入ってラーメンを食らう
替え玉タダだし、ごっそさま
爪楊枝シーハー生臭いゲップを吐きながら「すみだ産業会館」へと
千三百円かよ、、
ちょっと前?は千円だったのにな、、、、
ひと昔前は、こんな時間に入ったらガラガラだったが、人、人、人
賑わってるよ
ここは大丈夫だろうと思って行った大和マーク
がっ、、渡辺さんは営業中
儲かってますね
ご苦労さまです
m(_ _)m
グルっと回って鈴川さんとこに
本人いないし(笑)
奥さんが店番してるしm(_ _)m
初めてなので、初めてのフリして弾かせてもらう
ずい分前に弾いたことがあるナイロン弦(純クラッシック)と新作のスチール弦
我を忘れて、しばし堪能す
ナイロン弦は、けっこう鳴る
というか以前弾かせててもらった時より鳴ってるし、いい音だ
新作のスチール弦は、テンション高かくて安定した鳴りだし、時間を忘れて恍惚と
気が付くと本人が目の前に座ってるし(笑)
こんにちわ~久リブリですと、交わす笑顔
その人が作った楽器には、その人の人柄が出る。
工場から出てきて、街の楽器屋に売っている楽器とどんだけ違うのか?
だからTokyoハンドクラフトギターフェスがあるんだな、と
いつもそんな気分にさせれくれる、鈴川さんだ
楽しませてもらったのに、写真撮るの忘れたし、、、ゴメンね
最近、、というか、我が家にナイロン弦怨念竹ギターがやって来てから、ナイロン弦ばかり弾いている。
会場をぐるぐる回ってもなぜかナイロン弦に目が、、、
ん?

我が家で夜な夜な弾いているYAMAHAのギタレレと同サイズの高級ギタレレである。
おつりがくるほど、大真面目に作ってある。
もう、これは超涙モノだ。
さりげなく光るGOTOHのステルスがかっちょいい。
それに、、ボディが、、うっ薄い!
なのに、キッチリと音が出てくる。
うれしいなぁ~
しばし堪能す
ものすごく精密に作られている
これほしいな~
しかし23万円
大メーカーが量産すれば安くなるんだろうが、このクオリティは出せないだろうなぁ、、
いや~今日はなんも期待してなかったけど来た甲斐があった!
と、その時点では、そう思っていた、、、
ナイロン弦気分でルンルンしてると

右のですよ、某マーチン社のと同じサイズの12フレット、、、?
だけど、これもナイロン弦
いやぁ、いろんな人いるね~
これもいいんだわ~♡
明るくて張りのある音に魅了される
バリバリ弾くと気持ちいい~
って思ってたら、フラメンコを弾く方が作ったギター(驚)
だからブレージングはフラメンコギターと同じだとかで、、
でも、もうちょっとタイトだったらな、、、
5~6年前に恵比寿のイルカで弾いたLowden S-25Jを思い出した。
そして、お友達のBAKUさんとかぁこさんと合流。
楽し楽し、いと楽し。
というか、例のオーナー以外、お友達とここに来たことは無いのだ(不思議?)
あちこち連れまわしたり、連れまわされたり、これもハンクラの醍醐味でしょ
で、こんにちわ~どうもどうもと、西さんところに腰を据えて。
しばし堪能す。
2台とも作者ご本人の容姿からは、とっても想像できないほど妖艶な音(失礼)
え~わ~これ!
ハカランダなのに、なんでこんなに優しい音なんかい?
で、いろんなお話を伺うことに、というか、しゃべってくれるので、耳ダンボ
青爺でのRodrigo Moreira氏は、ここで西さんとつながっていたことで納得す
バックオーダー3年待ちだってさ。
さっすが!
あ、、いけね、また写真撮ってね~し(ゴメン)
で、お友達は桜のギターにぞっこんだとかで、行ってみる。

言われなければ見逃しちゃう
裏を返したら、おぉ桜だ!
ちょっと弾くとメイプルっぽいけど、もっと鮮やかでゴージャスな音がする。
やたら反応が良くて、立ち上がりも、サスティーンも良くて、弾いてて楽しい
下に並んでるのは全部桜です
光の加減じゃなくて紫色なんです、これ。
すごく売れてるとのこと
わかる、それ
コンセプトがはっきりしてて、購買層のターゲットを決めて作ってる
私のような死に損なったオヤジじゃないことは、確かですがネ(笑)
ぐるぐる回って匠玄さんのブース
去年見てビックリしたギター
今年もビックリ、スチール弦も、ベースもある、、、
ッ弾く、、面白い、、なんて響きだ、、
極めて個性的だ
もしも10年前に竹ギターに出会ってなかったら、、と思うと(謎)
だから普通の人は来ないよ、、、
後から知る、衝動買いをした方は、日本一のベーシストだったということで
みなさんググって見てくださいm(__)m
あっっと思い出して松ギター堂へと足を進めるが、、、、

今まで気が付かなかったのは、これがウクレレだと思ってたから、、、
6弦です
しかもテルツチューニングじゃなくてオクターブ上なんですよ
ようするに12フレットにカポをしたことになるわけです
だからものすごくテンション高い
2~6弦は普通のクラッシック弦ですが、1弦はなんと釣り糸、、、
これね、スッゴイ良いんです
ナイロン弦を全く感じさせない想像を絶するほど透き通った音色
言葉に表せません
裏を返すと、おや?どこかでみたことがあるぞ?
我が家にある山本師匠のくり抜きギターと同じだ!

けや木だそうです。
誰でも知ってる、強靭な木材の代表です
おもわず大工さんですか?って聞いちゃいました(失礼)
HPググってみる
弦々トムテ
、、、おぉ!
やっぱり想像通りの方だ!
正直言って、これほしい
喉から手も足も出るほどほしい、、、
一度じゃ気がすまなくて2度行ったもん、これ弾きに、、、
最後に、、、

なんでこんな写真しか撮らなかったんだろ?
ピック&爪屋さんです
爪の話になると負けないワタシ
まあまぁ座って、、と繰り広げられるマシンガントーク
(さて?私の知り会いにも少なからずいますが、、?)
どんどん増えるお客さん
儲かってますね~って言ったら、あなたが来てからだよ!~ってなにそれ?
お試しで人差し指につけてもらう
おっほ~いいわこれ!
といえど、アラスカピックに慣れてる人は絶対そっちのほうが良いって?
商売ッケ無いね、、
これ、買うわ
ここね
だってアラスカピックだと真剣に弾くと2時間で3弦がダメになるから(悲)
ここで竹ギターに出会い10年経った
今、次の竹ギターへの構想を中村さんへ伝えつつ、考えをまとめ始めている
期待していなかったが、そのヒントがそこら中に転がっていたような気がする
10年ひと昔か、、、
その頃と比べ
社会的には、かなり置いてけぼりで
肉体的には、老いたが
精神的には、すこぶる良好で
経済的には、困窮を極めているが
家庭的には、バラ色の人生である
老若男女、年齢を超え、互いに理解を深めあう人が増え
様々な表現を提供してくれる場所が増え
心許せる友人がたくさんできた
いいなぁ~ギターっって!
完
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コメント
og3さん
こんにちは!
そしてこのブログとの再会に感謝(^O^)/
しばらく非公開になっていたので寂しくて^^
で、お待ちしておりました
ギターフェスのインプレ♪
ラーメン「一竜」博多ラーメン
知らないのググると「ハムカツ」に目が
あ、あんまり関係ないかな^^
それにしても替え玉がただなんて(°O° ;)
一発目 鈴川さん 今年はどんなかなぁと
最近の作品は出音を以前と変化させてるって
マホのギター弾かせてもらった時にあぁ変わった
って感じました
基本テンションきつめなので私のような
軟弱ものにはちと厳しい(^-^;
で、やはりナイロン弦ですか!
最近のギターフェスで鉄弦のルシアーさん
ナイロン弦作られる人が増えてきた?ような
先回のサウンドメッセで弾いたフルヤさんの
ナイロン弦よかったなぁ すぐ売れちゃった
そして西さん あの風貌からあの音色
想像しにくいですよねぇ~(笑
でも、アメリカのフェスでギたーギャラリーの
オーナーに「うちの店で売ってやるよ」って
お眼鏡に掛かって販売してもらってるって。
そうですかモレイラさんと親交ありなんですね!
次の桜ギター この製作者さんの心意気好きです
好きな人だけ買ってくれ 誰もに迎合しない
今の時代だれにも受けるギターって誰もが欲しくない
そんな気がします。この音この作りにこの材が
気に入ったら弾いてくれ!いいですわぁ好きだわぁ
弦々トムテさん 初めて聞いたお名前
そですか、木工職人さん
だからくりぬきギター これも良い
最近、一般的なギターに触手動かないですよ
こんなこと書けるのog3さん所だけだけど
近年の国内のルシアーさんってどなたも技術力が
以前と比べ物にならないくらいUPして
精密できちんと作られるようになったなぁって
思うんです。
だからどなたのを弾いてもハズレがない。
ある意味素晴らしいけれど、反面個性が少なく
みんな似たり寄ったりに思えるんです。
こんなこと書いたらルシアーさんに怒られそうだけど
正直な感想として^^
最後がピック屋さん わたし爪だけはその強さが自慢
演奏は下手でも過去爪が割れてっていうのが一度もない
それだけが自慢です(笑
今回のインプレを読ませてもらって
og3さん 悟りの世界に入られたなぁって(^O^)/
文章に落ち着きがあって思慮深い言葉がならぶ
一昔前^^私がog3さんから頂いたあのパワフルで
音へのあくなき追及を感じた熱(一瞬の爆発的な熱)
が今は炭の熾火のようにじわっ~って芯にくる遠赤外線
og3とともに重ねて年齢を感じておりました。
私もあのころのようにただがむしゃらにギターを
弾き倒すってことが無くなったなぁと^^
自分の求める音がわかるとそれを具現化してくれる
ギターを探せばいいわけで、あとは自分の技術を磨く
それが一番大事なんだと思えるようになった今日この頃です。
今日は本当にありがとうございます
こうしてog3さんの文章に触れられて
とってもうれしかったです。
誰もとちがうog3さんの唯一無二の文章から
発せられるエネルギーが
私を引き付けてやまないからです(^O^)/
たまにはブログ公開してくださいねm(__)m
投稿: ササン | 2016年5月26日 (木) 午前 10時52分
ササンさん、どうもありがとうございます
読み切れないほどのコメント、、、涙出ます、、、
なんだかんだと言いながら試奏して、勝手なこと書いて、
またそれ以外にも出会ったギターもたくさんあり
正確に数えたわけじゃありませんが、出会ったギターは200本近いんです。
それでも、まだ何かを追っかけてて、ギターのあるところへ行ってしまいます。
>>今の時代だれにも受けるギターって誰もが欲しくない
その通りです。
およらくギターって「習慣性薬物」に限りなく近い「嗜好品」ではないかと?も思ってます。
>>最近、一般的なギターに触手動かないですよ
ワタシ、かなり前から動いてません(笑)
二人として同じ人間がいないのと同じで、自分の肉体?とういか細胞?DNA?に最も近い音を探してるのかな?と?
50を過ぎてから、そんなことを感じてます。
だから、お金をたくさん出せば、誰にでも手に入る物には、あまり興味が無くなってしまいました。
ありがとうございます。
気が向いたらまた公開します。
お読みいただけたので、非公開にしようと思いましたが、この返信をお読みいただけなくなるので、月末まで開けておきます。
そんなことに気が付かなかったオバカなワタシです(失礼)
今度「一竜」にいったらハムカツ食べますネ
投稿: og3 | 2016年5月28日 (土) 午前 07時47分
はじめまして!Dolceと申します。
以前からひっそりと拝読させていただいておりました。og3さんの数々のギターに関する貴重な情報のおかげで、たくさんの素晴らしいギターに出会うことができました。
甚だ手前勝手ではございますが、お礼を言わせてください。本当にありがとうございます。
いつの日かog3さんの竹ギターの演奏を直に聞いてみたいです!陰ながら応援しています!
投稿: Dolce | 2016年5月29日 (日) 午後 12時54分
Dolce様
はじめまして。og3と申します。
恐縮です。
自分勝手に書いた徒然の記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
個人のブログにて、ここはあくまでも私的に感じたままの乱文にて、くれぐれも高価なギターを購入される秤にはなさらぬよう、お願い申し上げます。
楽器への価値観やその感じ方は、人の数だけあります。
ご自身の歴史の中にある夢や憧れも、ギターを弾く、あるいはそれを求める者、全て、一人一人違います。
幸いにも、私は商売人ではないため、自分の気落ちの中にあった竹ギターに想いをよせました。
こんな時世ゆえ、おそらく竹ギターでお目にかかれる機会は無いのでは?と思います。
本日、非公開にとアクセスいたしましたが、もう少し、もう少しだけ,このままでおいておきます。
ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
投稿: og3 | 2016年5月31日 (火) 午後 08時28分
og3さん
ご返信いただき、そしてお心遣いありがとうございます。
昔某動画サイトで初めてog3さんの竹ギターの動画を拝見し、竹ギターが気になり調べたその直後に、偶然にも破格の条件で購入できる絶好の機会恵まれたことがありました。
しかし天邪鬼な私は運命的な出会いを却って疑ってしまい、確認している間にそのチャンスを自ら逃してしまいました。
悔しい思いでしたが、同時に自分の身近にも色々なギターを手に入れる機会があるのだと知ることができました。
それからog3さんのギター記事で勉強し、ギター店を巡り、果ては個人輸入も行い(笑)、自分の一生涯の相棒にしたいと思えるギターにも出会いました。
そんな夢のような楽しい時間を過ごせたのもog3さんのおかげです。重ね重ねではありますが、ありがとうございます!
og3さんのギターの記事を久しぶりに読ませていただき、夢の続きを見たような気分です。あの日から頭から離れない竹ギターをいつかきっと自分でオーダーし、弾いてみたい。改めてそう思いました。
お見苦しい長文大変失礼しました。
いつの日か、夢のそのまた続きが見られたら、幸いです。
投稿: Dolce | 2016年6月 1日 (水) 午後 10時46分