松岡良治作M30
我が家に、またぶち壊れたギターがやってきた
(;^_^A
このブログを覗く?人には、いまさら説明不要だろ(笑)
ギターを弾きたい!
と思ったガキの頃
さて、ど~すっか?
そうだ!楽器屋に行こう!
おぉ~~いろいろあるな?
がんばりゃ買えそうギターもあるぞ
よっしゃー!
ってな具合で
せっせせっせと小遣いを貯め
なけなしの金を握りしめて買えるギターである
ギター教室で習うことができる恵まれた環境に育った人は、きっと新堀?
以下の平民?なら松岡良治?ではなかっただろうか?(謎)
それ以下の筆者の場合はコレだったわけだが、、、
志を持って始めた時
誰しもが必ず手にしたのは初級~中級者向けのギターだろう
手に入れた時は、きっとワクワクしたはずだ
思春期に弾くことの楽しみを感じた者は
そこから新たな感性が生まれる
上達と挫折を繰り返し
そして手にする楽器が変わってゆく
ここにある壊れた古いギター
そのまま弾く人を失えば
自然へと帰ってゆくだろう
当時のギターは、塗装した上にブリッジを張る
鉄弦ではないので強度は問題ない
また価格を抑えるために、塗装を剝がすという工程を省くためでもあろう
その分、安くなるのでそれはそれでありがたい
でも、やっぱり時が経てば剝がれる
持ち主は成すすべもなく、そのままケースへと
きちんしたショップに依頼して治すのであれば
おそらく買った時を超える金額になるはず
この先どうするかは、悩ましい選択だ
様々な想いが詰まっている
作った先人たちの知恵と技の上に今がある
コイツの場合、ブリッジ両端は塗装ごと木肌が持ってかれている
真ん中は、圧着不足で接着剤が浮いたまま残っていた
なわけで、チマチマと剝がしたり、均したり
新たに弾く人のために、レギュラーからレフティーへとナットとサドルを作り替えた
私は、その道のプロではない
しかし、また一つの命を救った気がする
シダートップ
きっと良い音がするよ
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