生音について~その3

この何年かは、作曲というとパソコンに向かっては、せっせとマウスで音符を打っていた。
まぁ便利といえば違いない。
頭の中に出てきた音をやイメージを出しやすい。
メロディーを作りながら同時に編曲もできてしまう。
何に使うか考えずリズムパターンを打ち込んでストックして置くなんてこともできる。

しかし本来「音」というは、空気を振動させて伝達する。
デジタルの場合、音をそのままCDに焼いてしまう。
聞く人間が初めてその音を空気にさらして、自分の耳に届けるのだ。
何か変だな?

さて。。。電化されているギター、、、

私のギターは、中学のとき友人から7000円で譲り受けたモーリスのW20。
ギターも33年弾いていると、良くも悪くもその音は枯れてくる。
良くも→高価なギター
悪くも→私の安物

そうとう枯れている。
貧乏なので他に弾くモノがなく、これしかなかったからだ。
ギターが遊んでいたことはない。
ずーっと弾いていた。
布製のソフトケースに入れたことは、数えるほどしかない。
いつも裸のまま、持ち歩いていた。

生徒集会、文化祭、キャンプ、部活動、ライブ諸々、コンパ宴会等々、、、、、、、
雨中、火中、野晒しなどあたりまえ、今から考えれば信じられない扱いをしてきた。
3回ほどトップが剥がれた。
ネックもよく曲がる。
ペグも回らなくなった。
ナットやブリッジも何度か割れた。
その度自分で治す。
ネックの修理なんて今でもやってる。
フレットは、弾ける程度にしか残っていない。

普通だったら、どうみても粗大ゴミ。

しかし何故か捨てられない。

今年の5月26日に診断書をいただき、長かった闘病生活から開放された。
その翌日、TOKYOハンドクラフトギターフェス2008で牛骨のサドル買った、
早速オンボロギターに付けてみる。
泣けるほど音が変わった。

もう一花咲かせてみたい。

2度目の人生が始まったような気がした。

つづく=====>

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