カテゴリー「ギター巡礼」の記事

K.Yairi YW-500P(1980年)~その3

書くつもりは、全くなかった続き(笑)
ここからは、どうでも良いことなんですよね。
しらみづぶしに調べた自分が納得していれば、それでいいんです。
たから事実とは違うでしょうし。
なのでスルーしてください。

実は、YW-500も1972年の発売当時は、ハカランダ合板でした。
たった1年間、少数作られています。
YW-600は1972~1973年の2年間だけハカランダ合板です。
見分け方は、ボディ内のラベルの違い。
ハカランダ合板のはヤイリのロゴが金文字です。
バックの合わせが寄せ木だったらハカランダ合板。
シェルインレイだとコーラルローズ合板。
そして1974年にハカランダ合板のYW-800が発売されます。

と、ここまで書いて思い出す。
そういえば大昔、しばらくYW-800を「借りて」弾いてたことがあったぞ!と
それは私がSE時代。
社内で大変セキュリティの高い部屋がございましてね、、、
温度も湿度も快適に保たれていて、防音もそこそこも良く。
そんな場所に例のオーナーのギターを数台隠しておりました(爆)
掲載した写真もそこで撮ったわけで、、、、
弾くものそこだったりして、、、、

気に入らんから売れ!とYW-800持ってきた時は、あ、なるほどねって感じ。
ハカランダ!おぉ!っていう眺めだったけど、音は、むむ?ナニコレハカランダ?

YWシリーズは1972年に売りだされました。
合板を供給していたのは、おそらく愛知木材?
ハカランダ合板の製板技術が今ほど良くなかったんじゃないか?と思われます。

でまぁ、そんな場所に置いておくとけっとう鳴りが良くなるんですよ。
発送前にちらっと弾いたら、カラッとしててけっこうな音になってました。
でもまたシャバの空気に戻れば、、ねぇ、、(謎)

ちなみに私の500Pのポジションマークがドットからスノーに変更されたのは1979年。
そんなこと、もう本当にどうでもいい話題です。


今日は5月5日端午の節句
今年のGWは、みなさまどのように過ごしましたか?


 

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K.Yairi YW-500P(1980年)

兄き、もってって弾いてくれよ。

かな~り前から、弟に言われてました。
しかし、我が家には腐るほどギターが、、、、
あ?いや?腐ってるのもある(笑)

3月中頃から4月初めまで、介護休暇で実家に帰省。
年度末&年度初めでクソ忙しい時期なのに、超無責任な嘱託社員なワ・タ・シ
♫ア ホレ スイスイ スーダララッタスラスラ スイス~イ
オフクロは、歌が好きなのでマルハのドレッドノートを1本車に積んだ。
それは、取り替えて来ようという悪巧みも含む。
(^^;)

土蔵から出してきて、久しぶりにご対面。
帰った時には、蔵から出して、面倒を見て?いた(謎)ので、それほど状態は悪くない。
(と思っていた)
が、40年以上月日が経ったギターなので、ソコソコ目につくところはあった。
ピックガードは、剥がれかかっているし、僅かだがフレットも浮いている気もする。
永久保証という素晴らしい「紙」もケースに残っている。
さぁ!?!?!?

発端は、ウチの娘が弾いているヤイリをメンテに出した時のこと。
素晴らしい仕上がりで返ってきた。
そして信じられないほど料金が安い。
永久保証さまさまだ。

電話1本入れる。
先週の日曜日に発送。
そして金曜日に届いた。
それ、、、早すぎないか?

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剥がれてたピックガードが綺麗に張り替えられている。
銀のロゴだったが、金になっている。
コレは、何か意味があるのだろうか?

 

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浮いていたフレットは、きっちり元の場所に収まり、摺り合わせ、指板とともに美しく磨かれている。
じっと見ていると、何故か泣けてくる。

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「弦高がコンマ2ミリ高かったので、調整しておきました」と
それは、頼んでいない。
私には、気が付かない、いや、わからなかったからだ。
しかし、それはヤイリのポリシーであり、こだわりであり、技術の高さでもあるのだと、深く心に刺さった。
画像では、よくわからないがサドルの表面は、以前と全く違う。


そして納品書を見てぶっ飛ぶ!
ピックガード張り替え1500円
メンテ2000円
ボランティアかよ?!?!?!
往復の送料を加えても、ショップの半額以下だ。

しかも修理してくれたのは、松尾さん。
ポール・マッカトニーのギターを手がけた人。
ほぼ人間国宝、、、神の仕事


調弦して弾く。
スイッチが入ったように娘が反応した。
「え???それヤイリ??」

繊細でガラスように透明感のある音。
調弦したては、とても硬いが、時間が経つにつれ、ふくよかで厚みのある低音になる。
残響がとても心地よい。

40年前は、5万円だった。
この材と作りだと、今作ったら20を楽に超えるだろう。
中古という名前がつくと、価格だけで判断するのは日本人だけだ。

細かいことは言いたくない。
掲載した画像で解ると思う。

もう自分でギターをいじるのはやめよう。
私の最後にギターにしたい。

そりゃ~無理だろうと思う方は、コメント下さい(爆)

 

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小川町界隈17

令和2年2月某日。
仕事が悲惨なくらいヒマな2月(爆)
だから週末には、結構な元気が残ってる。

超超超久しぶりに、出かける、都内へと、電車に乗ってルンルンと(古いな)

先週70数%オフで買ったスニーカーを履きたくて、という小学生並みの理由もあり(笑)

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近道をはしない。
定期を使って乗り継いでノンビリと。

着いたところは秋葉原。
何年ぶりかね?

昔々は電気屋街。
今じゃ観光地。

駅前から様変わりしてる。
人、ひと、ヒトの吹き溜まり。
凡人、変人、奇人、外国人、ヲタク、メイドが相変わらず闊歩している。

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眺めてるとキリがないのでラジオセンターへとまっしぐら。
馴染の店が、、、無い、ぞ!
ガランどうになってるとこがいくつかある。
オイオイ、、、悲しいねぇ。。。。

いつものように黙って、怪しく目を凝らしてジロジロ物色2店3店4店~
欲しい部品はギターに仕込んだブリアンプ電源用のちっちゃなスイッチ。
こんなもんかな?と2点購入し、とっとと外へ

2月なのに17度という、ワケワカンナイ気温にボケた外国人は半袖で歩いている。
あやかりたい蚊帳釣りたい、、
私はセーターの上に時代おくれの長いジャンパー
(´;ω;`)ウゥゥ

横断歩道をザクザク渡る。
休日だから開いてないと思っていたオヤイデ電気に吸い込まれる。

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「らっしゃませ~何をお探しですかぁ?」
「ヘッドホンケーブルあります?」
「こんなんで?」
上からツルツル引き出す、お店のにーちゃん
リッツ線じゃねーよ
なめられたか?
「同軸の平行あります?」
にーちゃんの目が、キラッ
「あ、こちらですね~」
おいおい!いきなりそれかい?
オヤイデの店員だからオヤイデ製をすすめるのは当たり前なんだろうが、、、
しかし、その出で立ちの見事さに惚れてまうワタシ(爆)
けっこう値が張るが買ってしまう
「プラグもね、3.5mmの」
「こちらがウチのオリジナルで、こがらが、、云々かんぬん、、」
知ってるよ。
オヤイデのは、いいけど工作が面倒なんだ
でも、このブットイの、入る?
「大丈夫です!」
で、アンフェノールを買う

気が付くと昼過ぎ。
ボチボチ腹も減ってきたし。
お茶の水へと坂を上ったり下ったり。
年老いた重い足をズルズルと引きずって、、、

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途中で燃料補給す
博多屋台でラーメンすする&替え玉

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着いたところは青爺

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「あれ♡?お久しぶりですね」と店の人
ハンクラでは結構会ってるけど、店に来たのは超超超久しぶりだ
8年ぶりくらいだろか(笑)
なので長い長い立ち話が続く続く

例のオーナーが退職してから、そのあとに子連れで来たのが2012年
ブログは書いとくもんだ(笑)

ここでもジロジロウットリ眺めて至福の時間を過ごす。

もう特にこれと言って、弾きたいギターがあるわけでもない。
老いた手には、厳しく、重く、そして懐には金が無い(爆)

が、仲間内で話題になっているギターを弾いてみたかった、というのが本音。

Emerald Guitars
カーボンファイバーのギターだ。
いまさら何を、と、気が狂ったわけではない。
ワシントン条約というのをご存じだろうか?
要するに、ギターを作るために適した木材の伐採、売買、貿易が禁止されているのだ。
それは環境への配慮である。
竹ギターを弾くきっかけとなったことも、それが理由だったりする。
さて、それはどんなもんか?と興味津々なわけだ。

正面パッと見、ふ~ンであるが、横にまわってみて、目がマッハ3くらいで飛び出た。
ブ厚いにもほどがあるだろ、この胴厚!チェロかよ?ってくらい(謎)
「これが一番大きいX30というので、こちらがX20でほぼOMサイズくらいでしょうか?」
、、何となく安心したし、、、

X30から弾かせてもらう、、
思った通り、いやそれ以上リッチな低域だ。
顔の前にサウンドホールがあるので、柔らかい手でたっぷりとニベアを塗られているような感じがする。
この容積で木材だったら、かなりブーミーになるだろな。
カーボンだからけっこうタイトに低音が伝わってくる。
デカイくせにけっこう立ち上がりもいいし。
カーボンのなせる業か?
堅い素材だから、もっとシャリ感があると思ってたけど、全然ない。
というか、もっとあってもいい。
果てしなく柔らかい音だ。
隣に6弦のアコースティックベースってのがあったけど、そっちのほうがイケるかな?

で、次はX20
安心する(笑)
これ、ちょっと欲しいな~
剛性あるし、精度もスゴク高い。
フレットはステンレスだから、ヴィブラートかけると超きもちいい。
ただ、ギターヲタクの耳には、もっと煌びやかさがあってもいいと思う。

鳴りは、どちらもピアノに近い印象を受けた。
あ、で、思い出したのがMcPhersonだ
似てるぅ~
と思ってググったらMcPhersonもカーボンファイバーで作ってたのね♡

おまけで?ついでに?Amicusという小ぶりな12弦を弾かせていただく。
なんじゃこりゃ?
12弦と言っても全部復弦なのね!
3~6のオクターブ弦は無し。
で、テルツチューニングより高い。
普通のギターの10フレットカポのチューニングなんだと?
これ、面白いったらありゃしない。
マンドリンっぽい?
いや、チャランゴだな?
幼稚園の砂場で遊んでるような気分になれる(笑)
新しいことができそうな予感が満載だ。
私は今年、還暦になるのに、相変わらずバカだな~と思った。

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先月末から世の中を騒がせている新型コロナウイルス、、
しかし街には人が多い。
日本は平和なのか?

出がけにカミさんがマスクかけてけ、と渡される「大きめサイズ」
「警察に捕まらないでね」
何言ってんだ?
ビルに映った我が身を見て、ナルホドだった今日の小川町界隈、、、、


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どこかでMcPhersonのカーボン、弾いてみたいよね(笑)

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KISO SUZUKI W65DA

今年の春、我が家にやってきたギター。
現在レコーディングを依頼され、進めている(私だけが滞っている(;'∀'))方が、某ハードオフで衝動買いしたギター。
を、いただいたわけです(笑)
元の主は、超腕の良い職人さん。
見て、ビビッ!と来たギター、とのこと。
うん、確かにニッポンの技術がテンコ盛りだ。
もの凄くしっかり作ってある。
ビビッとくるよね(^^♪

1976年製KISO SUZUKI W65DA
オール合板
通販の安物らしいが(謎)
見た目ナチュラルなのに、ひっくり返すとチェリーレッド。
G社なのか?でもロゴはM社?、どっちをコピーしたんだか、わけがわからないギター。
同じモデルなのに、違った作りをしている個体が多く存在している(超面白れ~笑)
ググると海外に多数もあり、輸出されていたことがうかがえる。

手元に来たときは、弦高4mm弱、、、高!!
当時はコレが普通だった、と言えば、そうだったような気もする。
ナットも高いし、弾きにくい。
未調整のまま使われず、眠っていたんだろね。

5月某日
とりあえずサドルを作る。
ピン穴の成型などなど。
ナット溝成型、、に手間取る。
トラスロッド締めて放置。

数日後、、
ペグをバラす。
ガタツキをチマチマ叩いて治す。
シリコンオイルくれてやる。
それから、それから?ノンビリ微調整してたら一か月ちょっと経っていた(笑)

ネックを握ると、ドレッドノートのくせに、ソロギを弾けそうなくらいの幅と厚み。
ピックで弾くと超カントリー(笑)
が、指弾きすると(例のフィンガーピックですけど)ふくよかで優しい音が出てくる。

これは、使わないテは無い、、、
どこで弾くか?
ここ数年、近所の?市内の?県内の?方々から、予想を超えるラブコール(か?)があり、あちこちでご一緒させていただいてまして。
ブログが滞っているのも、そのせいだと、、(言いわけだろ!)
その中に、人生の先輩でもある方と組んでいる「えにし」で弾くか?と
二人合わせて122歳(爆)

10月某日リハ
見たこともないコード名がずら~っと並ぶオリジナル曲(汗)
弾き語りでほとんど完成されているカタチなので、どうするか悩むog3
同じプレイでは失礼であるし
その末、、、
3-5のパーシャルカポ
転調後は2カポ
自ら墓穴を掘る、、、、

翌日
隣の駅にあるライブハウスにて
ここは県内でも屈指の音響設備

初っ端、握ったコードをスカっているワタクシ(笑)
譜面をめくり忘れてて、焦りまくった末のご愛顧

 



このギターを使おうと思い、それを決めたのは、このギターをくれた方が対バンであり、その御礼も兼ねたつもりだった。
しかし、それを決めて、リハをしていた時刻に、その方の御尊父がお亡くなりになっていた、という事実を聞いたのが本番当日のこと。

ブログに書かずにはいられなかった。


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Tokyoハンドクラフトギターフェス2017~その1

なかなか踏ん切りがつかないまま時間だけが過ぎてしまった。
というのも、はっきり言ってしまえば、これから新たなギターを手にする意欲が無いのだ。
意欲?という表現で良いかどうかは不明だが、、

例えば競技の世界

車のレースであれば、どんな高性能の車であっても、なくても、とにかく早いヤツが一番である。

イチロー選手と同じバットを手に入れたところで、3042本のヒット(2017年6月3日現在)を打てるわけでもなかろう。

レースで勝った名車を持つ、あるいはイチロー選手と同じバットを手に入れるというは、「所有欲」を満たすとことで、本来とは別な意味なのだと思う。
希少価値の高い物を手に入れることで精神的に満足するのだ。

そして満足にはキリが無いので、収集したり、また違うものを求めて買い替えたりする。

ある意味正しく、そうでないと文化が滅んでしまう。

新たなギターを弾いてみるということは、何なのか?

こんなことを書き始めると、苦情がきそうだ。
老いぼれてずいぶんとクドくなったなぁ。
つべこべ言わないで弾け!

なんてね。

20170603a

これは、山本さんの竹ギター
見ただけでは、よくわからない。

竹を細い短冊状にしたものを膠で接着して板状に、それを2層にしたものをくり抜いてトップとバックを作り、合わせてある。
そして塗装は漆。

膠は温度が低くなると硬化する。
竹の短冊を張り合わせる作業にはかなりのスピードが必要だ。
しかし山本さんは、私より二回り上の子年。
それがすでに追いつかなくなってきているが、かまわず進む。
気が遠くなるような作業である。
「もう、超えていますよ」
と、一緒に来ていたお弟子さんの高須さんがつぶやく。

高須さんとは、初対面だが互いの話がすぐ理解できる。
またひとつ、人の縁の素晴らしさを知った。

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サラサラと気持ちよい。
ブレージングが一切ないので、竹でできた空間の音がそのまま顔の前、つまり耳元へ響いて出てくる。
けっして大きくない、ささやくような音だ。
比べるギターがどこにもないので表現しにくいが、極めて上品で上質な鳴りである。

地味だけど色っぽい。
さりげなく、しとやかな浴衣姿。
のような印象である。

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こちらは山本さん定番のイロコ。
となりの竹と同型である。
以前お借りしていたエレキギターのアコースティック版。
竹に比べてふくよかな音。
腕におぼえのある熟達者がJAZZを奏でたら似合いそうだ。

どちらも大きなステージで演奏する類のギターではないと思う。
自宅でゆっくりと、その魅力を堪能する楽器だ。
後日メールを頂戴した。
「今後の課題はPUで鈴木さんが良いと思われるPUがあれば教えてほしいと思っています。」と記してあった。
頭を悩ます、、
普通のシングルやハムバッカーだと、どこにでもありそうな普通の音になってしまいそうだ。
ここまで異彩を放つ楽器であれば、それ相当なPUを考えねばなるまい。
弦振動だけではなく、胴鳴りだけではなく、、、
まだ返信にはいたっていない。

そしてこの2本、、
大変残念だと思うのは、テールピースとブリッジが市販の部品なのだ。
実にもったいない。
テールピースは、以前ここで見せていただいたヴァイオリンにようなタイプに。
ブリッジは、直接振動を伝えやすいシンプルな形に。
と、心より思う。

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そしてこれは、以前お借りしていたギターの弟分にあたる。
気になる部分がことごとく改善されている。
各弦のバランスもほど良く、音に輪郭があり、鳴りも深くなっている。
なんといっても残響が素晴らしい。
押弦の指を指板から放したくなくなる魔力がある。
これは、今、最も手にして弾きたい、そして欲しいと思うギターだ。

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そしてトラベラー。
燻煙され漆で仕上げてある。
こちらは既に完成されている気がする。
しかしながら我が家のトラベラーに比べると全然音が若い。
弾いてくれ!と言わんばかりである。

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最後に圧巻のくり抜きアコースティックベース。
気がついたらこれを離さない方がいました。
今日イチだ!
と叫んで、写真を撮っていらっしゃいました。
私も弦楽器との最初は、コントラバスでした。
これは、確かなウッドベース。
響きは、比類なきものです。

気が付くと2時間弱、山本さんのブースにおじゃましてました。

いろいろと貴重なお話が聞けました。
で、最後に「来年も来るから」と、、

え???

新たなギターを手にする意欲が湧いてきました。

今日は、久しぶりにブログをUPしました。
とても良い気分の誕生日です。

本日で57歳になりました。

つづく~

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朝令暮改

書くと言っていた記事も書かず、約束を破って人知れずひっそりと閉じようを思っていた。

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先週、招待状が届いた。
山本さんからである。

あわてて見る。
工房ソニードの日誌には「3月に廃業届出してギター制作をやめたので、、」

同封の手紙には「多分最後の出展になると、、」

しかし「最後の出展」という話を伺ったのは7年前の錦糸町

その3年後、燻煙ギターを持って来て弾かせていただいた思い出が昨日のよう。


山本さんの「くりぬきギター」に出会ったのはちょうど10年前
それを弾きに行ったはずだが、我が家には「竹ギター」がやってきた。
そして「くり抜きギター」もやってきた。
かなり人生が変わった。

そして、また出展するのだ。

何かある。

行かねば。

約束を破ってでも。

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Tokyoハンドクラフトギターフェス2016

迷っていたんだよね、行こうかやめようか。
これで行ったら10回目。
ということは、竹ギターを弾き始めてから10年ということになる。

何か目新しくて斬新で刺激的で個性的なギターに巡り会えるだろうか?

家を出る、9時半すぎ。
ちょっと早いぞ、、、

いきなり思い出して、船橋で降りてダイソーへ
仕事で使う道具を買う
買うものは決まってるのに、そこで長居をしてしまうのは貧乏人のサガ
世を忍ぶサラリーマンの姿なワタシ

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電車待ちでBAKUさんからFBのコメントに気づく。
嬉しい予感がした。

錦糸町に着いたのは11時をちょっとまわっていた
ここに来ると何故か毎年腹が減ってる
「一竜」に入ってラーメンを食らう
替え玉タダだし、ごっそさま

爪楊枝シーハー生臭いゲップを吐きながら「すみだ産業会館」へと


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千三百円かよ、、
ちょっと前?は千円だったのにな、、、、

ひと昔前は、こんな時間に入ったらガラガラだったが、人、人、人
賑わってるよ

ここは大丈夫だろうと思って行った大和マーク
がっ、、渡辺さんは営業中
儲かってますね
ご苦労さまです
m(_ _)m

グルっと回って鈴川さんとこに
本人いないし(笑)
奥さんが店番してるしm(_ _)m
初めてなので、初めてのフリして弾かせてもらう
ずい分前に弾いたことがあるナイロン弦(純クラッシック)と新作のスチール弦
我を忘れて、しばし堪能す
ナイロン弦は、けっこう鳴る
というか以前弾かせててもらった時より鳴ってるし、いい音だ
新作のスチール弦は、テンション高かくて安定した鳴りだし、時間を忘れて恍惚と
気が付くと本人が目の前に座ってるし(笑)
こんにちわ~久リブリですと、交わす笑顔

その人が作った楽器には、その人の人柄が出る。
工場から出てきて、街の楽器屋に売っている楽器とどんだけ違うのか?
だからTokyoハンドクラフトギターフェスがあるんだな、と
いつもそんな気分にさせれくれる、鈴川さんだ
楽しませてもらったのに、写真撮るの忘れたし、、、ゴメンね


最近、、というか、我が家にナイロン弦怨念竹ギターがやって来てから、ナイロン弦ばかり弾いている。
会場をぐるぐる回ってもなぜかナイロン弦に目が、、、

ん?

20160522a

我が家で夜な夜な弾いているYAMAHAのギタレレと同サイズの高級ギタレレである。
おつりがくるほど、大真面目に作ってある。
もう、これは超涙モノだ。
さりげなく光るGOTOHのステルスがかっちょいい。
それに、、ボディが、、うっ薄い!
なのに、キッチリと音が出てくる。
うれしいなぁ~
しばし堪能す
ものすごく精密に作られている
これほしいな~
しかし23万円
大メーカーが量産すれば安くなるんだろうが、このクオリティは出せないだろうなぁ、、
いや~今日はなんも期待してなかったけど来た甲斐があった!
と、その時点では、そう思っていた、、、

ナイロン弦気分でルンルンしてると

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右のですよ、某マーチン社のと同じサイズの12フレット、、、?
だけど、これもナイロン弦
いやぁ、いろんな人いるね~
これもいいんだわ~♡
明るくて張りのある音に魅了される
バリバリ弾くと気持ちいい~
って思ってたら、フラメンコを弾く方が作ったギター(驚)
だからブレージングはフラメンコギターと同じだとかで、、
でも、もうちょっとタイトだったらな、、、
5~6年前に恵比寿のイルカで弾いたLowden S-25Jを思い出した。

そして、お友達のBAKUさんとかぁこさんと合流。
楽し楽し、いと楽し。
というか、例のオーナー以外、お友達とここに来たことは無いのだ(不思議?)

あちこち連れまわしたり、連れまわされたり、これもハンクラの醍醐味でしょ

で、こんにちわ~どうもどうもと、西さんところに腰を据えて。
しばし堪能す。
2台とも作者ご本人の容姿からは、とっても想像できないほど妖艶な音(失礼)
え~わ~これ!
ハカランダなのに、なんでこんなに優しい音なんかい?
で、いろんなお話を伺うことに、というか、しゃべってくれるので、耳ダンボ
青爺でのRodrigo Moreira氏は、ここで西さんとつながっていたことで納得す
バックオーダー3年待ちだってさ。
さっすが!
あ、、いけね、また写真撮ってね~し(ゴメン)


で、お友達は桜のギターにぞっこんだとかで、行ってみる。

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言われなければ見逃しちゃう
裏を返したら、おぉ桜だ!
ちょっと弾くとメイプルっぽいけど、もっと鮮やかでゴージャスな音がする。
やたら反応が良くて、立ち上がりも、サスティーンも良くて、弾いてて楽しい
下に並んでるのは全部桜です
光の加減じゃなくて紫色なんです、これ。
すごく売れてるとのこと
わかる、それ
コンセプトがはっきりしてて、購買層のターゲットを決めて作ってる
私のような死に損なったオヤジじゃないことは、確かですがネ(笑)


ぐるぐる回って匠玄さんのブース
去年見てビックリしたギター
今年もビックリ、スチール弦も、ベースもある、、、
ッ弾く、、面白い、、なんて響きだ、、
極めて個性的だ
もしも10年前に竹ギターに出会ってなかったら、、と思うと(謎)
だから普通の人は来ないよ、、、
後から知る、衝動買いをした方は、日本一のベーシストだったということで
みなさんググって見てくださいm(__)m


あっっと思い出して松ギター堂へと足を進めるが、、、、

20160525a


今まで気が付かなかったのは、これがウクレレだと思ってたから、、、
6弦です
しかもテルツチューニングじゃなくてオクターブ上なんですよ
ようするに12フレットにカポをしたことになるわけです
だからものすごくテンション高い
2~6弦は普通のクラッシック弦ですが、1弦はなんと釣り糸、、、
これね、スッゴイ良いんです
ナイロン弦を全く感じさせない想像を絶するほど透き通った音色
言葉に表せません

裏を返すと、おや?どこかでみたことがあるぞ?
我が家にある山本師匠のくり抜きギターと同じだ!

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けや木だそうです。
誰でも知ってる、強靭な木材の代表です
おもわず大工さんですか?って聞いちゃいました(失礼)

HPググってみる
弦々トムテ
、、、おぉ!
やっぱり想像通りの方だ!

正直言って、これほしい
喉から手も足も出るほどほしい、、、

一度じゃ気がすまなくて2度行ったもん、これ弾きに、、、

最後に、、、

20160525c

なんでこんな写真しか撮らなかったんだろ?
ピック&爪屋さんです
爪の話になると負けないワタシ
まあまぁ座って、、と繰り広げられるマシンガントーク
(さて?私の知り会いにも少なからずいますが、、?)
どんどん増えるお客さん
儲かってますね~って言ったら、あなたが来てからだよ!~ってなにそれ?
お試しで人差し指につけてもらう
おっほ~いいわこれ!
といえど、アラスカピックに慣れてる人は絶対そっちのほうが良いって?
商売ッケ無いね、、
これ、買うわ
ここね
だってアラスカピックだと真剣に弾くと2時間で3弦がダメになるから(悲)



ここで竹ギターに出会い10年経った
今、次の竹ギターへの構想を中村さんへ伝えつつ、考えをまとめ始めている
期待していなかったが、そのヒントがそこら中に転がっていたような気がする


10年ひと昔か、、、
その頃と比べ
社会的には、かなり置いてけぼりで
肉体的には、老いたが
精神的には、すこぶる良好で
経済的には、困窮を極めているが
家庭的には、バラ色の人生である

老若男女、年齢を超え、互いに理解を深めあう人が増え
様々な表現を提供してくれる場所が増え
心許せる友人がたくさんできた

いいなぁ~ギターっって!


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Tokyoハンドクラフトギターフェス2015

生きています、ちゃんと。

脳みそにゆとりがないのでサボルサボル、、、2か月以上も、、、

サボっていた間、何気に娘のブログが復活しており、読みふけっては飲んでいました。
昨年は、大学のエッセイコンテストでとんでもない賞をもらい、なんと本になってます。
ちょろいもんさ、商品の図書券が欲しいから今年も応募する、と憎たらしいことをぬかしている生意気な娘、、、親父はなんも言えませんが、、
m(__)m

でまぁ、行きましたよ。
Tokyoハンドクラフトギターフェス2015
5月のことですがね、、、、
特に目的は無かったんですが、勝手に足が動き、、、
休日なのに早起きして、、、

その日は、池袋へと向かう娘、、、、行先は謎?
家事手伝いを終えて、カミさんと家を出る。
が、カミさんが向かうのは上野にある某美術館。

それぞれがそれぞれの本能のおもむくまま、己の魂が導くパワースポット?へと、、、

錦糸町駅を出る。
まだちょっと早い。
朝飯が早かったから、妙に腹が減っている。
一人の時は、何故か無性にトンコツラーメンが食いたくなる。
しかし、目についたラーメン屋へ入って死球を食らう、、、、もう二度と来るもんか!
とはいえ、無料替え玉まで食ってしまう小市民のog3、、、、、

重く油っこい腹を引きずって会場へ。
11時20分。
なんだよ、、、この人の多さは、あきれるほどいる。
初めて行ったのは2007年のこと。
当時は、午前中なんかガラッガラだったのにね。


腹が落ち着くまで、とりあえず目の保養でもするかね。

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あは!
エレキギターですよ。
変形?変態?
でも、コレは自由な発想で生まれた楽器ですから。
そこに固執するか否かは、自由です。
私は、これから若返りをしようってわけではないですし。
見せたい人がいたからねっムーミン。

ず~っといっしょにボランティアをやって人がいましてね。
その人は、見てくれ(容姿、風貌)と中身が全く違ってて。
誰だ?
これ見て心当たりのある人は、コメントをどうぞ!

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見事です!
でも弾いてませんwwwww

去年の記事を読んで下さいね(と逃げる私)

唯一のお目当ては大和マーク。
渡辺さんからサドル2本とナットを一つ購入。
どちらも牛骨オイルのやつを。

ブラブラしてると、目が!!!

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20150718b

なんじゃこりゃ??
この厚み(薄さ?)でラウンドバックはメイプル単板の削り出しですよ。
まるで誰かさんのギターみたい?
おうちの中で、小さくてもよい音で弾きたいというのがコンセプトだそうで。
Guitar House Nao
サラリーマンやってたけど、これじゃいかん!と一念発起
50過ぎてからESPギタークラフトアカデミーに入学、若い者といっしょに切磋琢磨してルシアーになり、仙台にお店を構えているという、私もこんな人生を目指してみたい御仁である。

エレキから持ち替えた人にも、と、こんな形にした、おっしゃる。
じゃご本人はエレキ弾きで?
いや~私は、弾けないんですよ。
ますます誰かに似ている。
ホロっと弾くと、ささやく感じの素敵な音。
孫を抱いているようなあたたかさがありました。
この風貌なので人生の先輩かと思ったら、私のほうが年上でしたm(__)m


そして、圧倒的な迫力のあるギターが一本。
しかし、このブースには一人もお客がいない。
遠巻きにジロジロ見てると、、
飾り物じゃないから、弾いたらどうです、、と
不愛想だが、どっかにいたな?こんな人?

20150718c

ご本人は、こだわりのギター弾き。
理想とするギターが欲しくて某有名メーカーにオーダーするが、そんのもん作れないとう返事に腹を立て、自分で作り始めたという、ランボルギーニ親父である。

工房匠玄

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この厚みはなんじゃ?
それにしても、材は贅沢に使われてる。
トップもバックもブ厚く、力木は良く研磨されていてやたら響く。
ギターをのせている膝に伝わる引き締まった低音がわが身を恍惚とさせる。
鳴る、というより唸るという感じの音だ。
このギターは、このギターにしかない弾き方がある。
一瞬で我を忘れた。
塗りがまだ途中だということで、値段はついてない。
これは一般人には受けないだろ~~
ちょっとホレタ。
こだわりの装飾は、作者のこだわりなので、良く分からないが、、、、
それにしても、良くしゃべる人だ、、、
音も人柄も似ている。
上山田温泉で私の、そして娘の竹ギターを作っている巨匠の音に、、、、


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KISO SUZUKI VIOLIN CO.,LTD. F-120 #21016(その2)

5年以上も前の記事ですが、あえて訂正いたしますm(__)m

当時は何もわからず「トップもサイドもバックも全部、合板のギターだ。」と書いてしまいました。
が、何とトップは単板でした。

ビックリです。
というか、なぜ今まで気がつかなかったんだ?という超灯台下暗し、、、、
お恥ずかしいことはなはだしい、、、、穴があったら飛びみたい気分です。

だってさ~今から40数年前に通販で売ってた1万円くらいのギターでしょ~?
しかもそれをヤフオクで1300円で購入したわけだし、弾いてたといってもおもちゃがわりにしてたわけですから、、(といういいわけ)

では証拠写真を

トップにはサウンドホールがありますよね?(そらあたりまえ、、、)

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ということは、木の断面がわかるんですよ。
合板だったらサンドイッチになってるのがわかるでしょ?
接写してみたら。

20150124b

木目が中まで回り込んでいるということは、単板ですよね?
ちなみに私の古くからの相棒W-20は、ちゃんと合板サンドイッチになってて芯材が見えました。

じゃサイド&バックはどうなのさ?
と、ム~ラムラ好奇心をそそります。

ギターの中を覗きましょう。

20150124c

右がとうまさくの相棒の愛器。
左の古民家っぽいのがF-120。

とうまさくの相棒の愛器は、木目も無く、何の木だかわかりゃしない。
だいたい合板だとほとんどのギターは、こんな感じでございますな。

F-120は?どう見てもこりゃローズウッドの木目。
写真には写せませんでいたがサイドの裏もローズウッドでした。
しかしブックマッチで合わせてないぞ?
う~ん、、断面見たいな~

おっ!ここだ!

20150124d


で再び拙者が接写。

20150124e

きったねー穴だな。
彫ったが素人の私なのでご勘弁を、、、

ということで、ご覧の通り合板ですね。
ご丁寧に裏表ともにローズウッドを合わせてあります。
これが良いのかそうでないのか、og3にはさっぱりわかりません。
内側がローズウッドだとそれなりに反響する音が違うんだろな?くらいは想像できます。
きっと中村さんからコメントが入ると思いますので、それまで待ちましょう。


実は、このF-120ってここ何年か一番手に取ったギターがなんです。

ずいぶん音は変わりましたが、想像してたほどじゃなかったというのが本音です。
安いギター特有のやかましい下品さが全然出てこなかったんですよ。
弾いているうちに輪郭が出てきたものの、音はやわらかくて、結構おとなしめに鳴るようになりましてね。
だから指に爪をつけて弾いてもイヤラシクならない。
集合住宅に住んでいるので、飲んで弾くにはちょうど良いギターだったんです。


え?竹ギターは?って?
もう竹造君は、立派に育ちました。
どの会場に持ってっても、季節や環境に左右されない音が出せる程度までになったわけです。
まぁ、よ~~く聴けばわかるんですけどね。
な、わけで毎日弾くわけじゃございません。
とはいえ定期健診は欠かせません。

そうです健康第一です。
と言いながら、昨日歯から詰め物が取れましてね。
今日は歯医者さんに行ってきました。
美味しく食べるのは、健康の基本ですから。
美味しく呑むのも健康の基本。
そして美味しい音で弾くのも健康の基本です。


お後がよろしいようで。



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渋谷界隈4

特にそれが目的ではなく、池袋にいくつもりだった日。
いきなり仕事が早く終わり、山手線に乗ったものの、かなり時間に余裕があることに気づく。

恵比寿~
思わず降りるog3

2011年の6月以来だ。

ちょっと目と耳の保養でもしようかな。
で、イルカギターヘと歩く。
人、人、人、、、、、
相変わらず血圧が上がる街だ。

チーン、4階、ギター売場でございます。

お客さん、いるいる。
繁盛してますね~
というわけで物色。

それから先日、錦糸町でお会いした時にaLaska pikをお願いしたのだが、届いてしまったので、カクカクシカジカと店長に報告。

「何か弾きますか?これなんかいいですよ?」
「あ、いやその隣のやつを」

思わササンさんの顔が浮かぶ。

FUJII GUITARS OM (Wenge)
Top:Solid Sitka Spruce
Side & Back:Solid Wenge
Neck:Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:Jacaranda
Bracing:Modified X Bracing
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:44mm
Scale Length:645mm
Tuning Machine:Gotoh 510
Rosette:Amboyna Burl (花梨)

コンターとリブレストがお洒落だ。
それにロッドカバーがマグネット式というは初めて見た。
で弾く。
お~!
なんと落ち着く音色だこと。
上がった血圧が一気に下がる。
しかし、しばらく弾くとジワジワくるものが、、、
きわめてセンシティヴだ。
右手の指先が弦に触れた瞬間から音が聞こえ始める。
普通に弾いちゃえばそれまでだが、指先にちょっと神経を使うとガラッと出音が変わる。
どちらかといえば難しいギターだ。
でもハマったら抜け出せないだろな、これ。
弾きこなせたら確実に腕が上がるだろう。

こういう楽器は、剛性が高いんだよ。
と覗く、おお!!
ライニングがぶっとい!
太いだけじゃない、その曲線は芸術的に美しい。
それにしてもボディの中が綺麗だ。
微に入り細に入り作りこまれている。
日本人の細やかさを感じます。
なるほどね~

悦に入る。
いい感じのネック。
安定感が抜群だ。
私の好みだと、もうちょっとテンションが高くてもいいかな?
ミディアムライトを張ってみたい気がする。
そしたらもっと朗々と鳴るかも。

それほどの音量ではないが、いい感じの音圧があり、気持ちの良い空気に包まれる。
弾き込んだらどんな音になるんだろう?

古都に行ってみたくなった。

さて、そろそろ出かけないと遅刻するぞ。

「お時間まだ大丈夫ですか?これもいかがです?」と店長。
さすが、商売うまいな。

手渡されたギター。
あれれ?
製作者ご本人もいるぞ?
Keystoneの西さんだ。
Tokyoハンドクラフトギターフェスで何度もお会いしている。
でもまぁ、あの人の数だしおぼえていないだろうなぁ、、、
しかし開口一番「あれ?どっかで会ってますよね?」って言ってるし。。。。
私のでかい顔は、おぼえやすいのだろうか?
ありがとうございます。

やはり納品らしい。
今日FacebookでKeystone Stringed Instrumentsを見つけて納得。
で、納品一番乗りで弾かせていただく。

KEYSTONE : SJ Cutaway (Wenge)
Year : 2014
Top:Solid German Spruce (Moon Wood)
Side & Back:Solid Wenge
Neck:Honduran Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:African Blackwood
Bracing:Scalloped X Bracing
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:1-3/4"(約44.45mm)
Scale Length:25.4"(約645.16mm)
Tuning Machine:Gotoh SGV510
Rosette:Wood / 3D Original design

、、、エロい、、、、
この方が作るギターの曲線は、ものすごくそそられるものがある。
日本橋芳町の芸者といった風情がする柳腰のギターだ。
音も実にエロい。
低域の倍音の量が尋常じゃない。
といってもだらしない音ではなく、プリップリだ。
モッチモチのムッチムチの若い娘のでっかいお尻がひざの上にある、という感じだ。
弾いていて脈拍が上がる、、、、、ヤバイ、、、

「フレットがスレンレスなんですよ。」

えっつ???
竹造から教わった弾き方の一つだが、にぎったコードのトップの音だけにビブラートをかけるというクセがついている。
そのビブラートがあまりにも気持ちよすぎて酔っていた最中だった。

察していただいたらしい。
背筋に電気が走った。
そして、お話を聞かせていただく。
なんだかんだ、いろいろと、、、、

実は、こういったことにギターを弾く魅力を感じるのだ。
楽器屋に行って、そこにあるギターを端から端まで弾いても、そこには作った人の意図したことが解ることはない。
作った人がいて、弾く人がいて、言葉では表現できないコミュニケーションがあって、ギターが存在する。
人の作ったギターを感じることができる。
ルシアー物は、ものすごく人間くさい。
だから個性の無い工場物は、良く売れるのだ。

それは料理といっしょで、そのへんのファミレスで食うか、25年いっしょにいるカミさんが作った料理を食うか、に似ている。

不思議なもんだが、好きになったギターは、作った人も好きになる。
その逆かもしれないが。

ステンレスか~気持ちいいな~
音切れがしない滑らかなビブラートに我を忘れる。
でもコントロールがシビアだわ。

Σ( ̄ロ ̄lll)
あっという間に約束の時間が過ぎていた。

店長どうも、、
西さん、またどこかでお会いしましょう。
ありがとうございました。


後ろ髪を引かれながら店を出る。
都会の喧騒は、梅雨時の鬱陶しさを増していた。


そうだよ、人事異動になって疲れている場合じゃない。
また近くなったんだから、来なきゃ。

楽しみが戻ってまいりましたね。

ふふふ、、、

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