カテゴリー「ギター巡礼」の記事

朝令暮改

書くと言っていた記事も書かず、約束を破って人知れずひっそりと閉じようを思っていた。

20170430a

先週、招待状が届いた。
山本さんからである。

あわてて見る。
工房ソニードの日誌には「3月に廃業届出してギター制作をやめたので、、」

同封の手紙には「多分最後の出展になると、、」

しかし「最後の出展」という話を伺ったのは7年前の錦糸町

その3年後、燻煙ギターを持って来て弾かせていただいた思い出が昨日のよう。


山本さんの「くりぬきギター」に出会ったのはちょうど10年前
それを弾きに行ったはずだが、我が家には「竹ギター」がやってきた。
そして「くり抜きギター」もやってきた。
かなり人生が変わった。

そして、また出展するのだ。

何かある。

行かねば。

約束を破ってでも。

| | コメント (0)

Tokyoハンドクラフトギターフェス2016

迷っていたんだよね、行こうかやめようか。
これで行ったら10回目。
ということは、竹ギターを弾き始めてから10年ということになる。

何か目新しくて斬新で刺激的で個性的なギターに巡り会えるだろうか?

家を出る、9時半すぎ。
ちょっと早いぞ、、、

いきなり思い出して、船橋で降りてダイソーへ
仕事で使う道具を買う
買うものは決まってるのに、そこで長居をしてしまうのは貧乏人のサガ
世を忍ぶサラリーマンの姿なワタシ

20160521e


電車待ちでBAKUさんからFBのコメントに気づく。
嬉しい予感がした。

錦糸町に着いたのは11時をちょっとまわっていた
ここに来ると何故か毎年腹が減ってる
「一竜」に入ってラーメンを食らう
替え玉タダだし、ごっそさま

爪楊枝シーハー生臭いゲップを吐きながら「すみだ産業会館」へと


20160521a

20160521b

20160521c

20160521d

千三百円かよ、、
ちょっと前?は千円だったのにな、、、、

ひと昔前は、こんな時間に入ったらガラガラだったが、人、人、人
賑わってるよ

ここは大丈夫だろうと思って行った大和マーク
がっ、、渡辺さんは営業中
儲かってますね
ご苦労さまです
m(_ _)m

グルっと回って鈴川さんとこに
本人いないし(笑)
奥さんが店番してるしm(_ _)m
初めてなので、初めてのフリして弾かせてもらう
ずい分前に弾いたことがあるナイロン弦(純クラッシック)と新作のスチール弦
我を忘れて、しばし堪能す
ナイロン弦は、けっこう鳴る
というか以前弾かせててもらった時より鳴ってるし、いい音だ
新作のスチール弦は、テンション高かくて安定した鳴りだし、時間を忘れて恍惚と
気が付くと本人が目の前に座ってるし(笑)
こんにちわ~久リブリですと、交わす笑顔

その人が作った楽器には、その人の人柄が出る。
工場から出てきて、街の楽器屋に売っている楽器とどんだけ違うのか?
だからTokyoハンドクラフトギターフェスがあるんだな、と
いつもそんな気分にさせれくれる、鈴川さんだ
楽しませてもらったのに、写真撮るの忘れたし、、、ゴメンね


最近、、というか、我が家にナイロン弦怨念竹ギターがやって来てから、ナイロン弦ばかり弾いている。
会場をぐるぐる回ってもなぜかナイロン弦に目が、、、

ん?

20160522a

我が家で夜な夜な弾いているYAMAHAのギタレレと同サイズの高級ギタレレである。
おつりがくるほど、大真面目に作ってある。
もう、これは超涙モノだ。
さりげなく光るGOTOHのステルスがかっちょいい。
それに、、ボディが、、うっ薄い!
なのに、キッチリと音が出てくる。
うれしいなぁ~
しばし堪能す
ものすごく精密に作られている
これほしいな~
しかし23万円
大メーカーが量産すれば安くなるんだろうが、このクオリティは出せないだろうなぁ、、
いや~今日はなんも期待してなかったけど来た甲斐があった!
と、その時点では、そう思っていた、、、

ナイロン弦気分でルンルンしてると

20160522b

右のですよ、某マーチン社のと同じサイズの12フレット、、、?
だけど、これもナイロン弦
いやぁ、いろんな人いるね~
これもいいんだわ~♡
明るくて張りのある音に魅了される
バリバリ弾くと気持ちいい~
って思ってたら、フラメンコを弾く方が作ったギター(驚)
だからブレージングはフラメンコギターと同じだとかで、、
でも、もうちょっとタイトだったらな、、、
5~6年前に恵比寿のイルカで弾いたLowden S-25Jを思い出した。

そして、お友達のBAKUさんとかぁこさんと合流。
楽し楽し、いと楽し。
というか、例のオーナー以外、お友達とここに来たことは無いのだ(不思議?)

あちこち連れまわしたり、連れまわされたり、これもハンクラの醍醐味でしょ

で、こんにちわ~どうもどうもと、西さんところに腰を据えて。
しばし堪能す。
2台とも作者ご本人の容姿からは、とっても想像できないほど妖艶な音(失礼)
え~わ~これ!
ハカランダなのに、なんでこんなに優しい音なんかい?
で、いろんなお話を伺うことに、というか、しゃべってくれるので、耳ダンボ
青爺でのRodrigo Moreira氏は、ここで西さんとつながっていたことで納得す
バックオーダー3年待ちだってさ。
さっすが!
あ、、いけね、また写真撮ってね~し(ゴメン)


で、お友達は桜のギターにぞっこんだとかで、行ってみる。

20160522c

言われなければ見逃しちゃう
裏を返したら、おぉ桜だ!
ちょっと弾くとメイプルっぽいけど、もっと鮮やかでゴージャスな音がする。
やたら反応が良くて、立ち上がりも、サスティーンも良くて、弾いてて楽しい
下に並んでるのは全部桜です
光の加減じゃなくて紫色なんです、これ。
すごく売れてるとのこと
わかる、それ
コンセプトがはっきりしてて、購買層のターゲットを決めて作ってる
私のような死に損なったオヤジじゃないことは、確かですがネ(笑)


ぐるぐる回って匠玄さんのブース
去年見てビックリしたギター
今年もビックリ、スチール弦も、ベースもある、、、
ッ弾く、、面白い、、なんて響きだ、、
極めて個性的だ
もしも10年前に竹ギターに出会ってなかったら、、と思うと(謎)
だから普通の人は来ないよ、、、
後から知る、衝動買いをした方は、日本一のベーシストだったということで
みなさんググって見てくださいm(__)m


あっっと思い出して松ギター堂へと足を進めるが、、、、

20160525a


今まで気が付かなかったのは、これがウクレレだと思ってたから、、、
6弦です
しかもテルツチューニングじゃなくてオクターブ上なんですよ
ようするに12フレットにカポをしたことになるわけです
だからものすごくテンション高い
2~6弦は普通のクラッシック弦ですが、1弦はなんと釣り糸、、、
これね、スッゴイ良いんです
ナイロン弦を全く感じさせない想像を絶するほど透き通った音色
言葉に表せません

裏を返すと、おや?どこかでみたことがあるぞ?
我が家にある山本師匠のくり抜きギターと同じだ!

20160525b

けや木だそうです。
誰でも知ってる、強靭な木材の代表です
おもわず大工さんですか?って聞いちゃいました(失礼)

HPググってみる
弦々トムテ
、、、おぉ!
やっぱり想像通りの方だ!

正直言って、これほしい
喉から手も足も出るほどほしい、、、

一度じゃ気がすまなくて2度行ったもん、これ弾きに、、、

最後に、、、

20160525c

なんでこんな写真しか撮らなかったんだろ?
ピック&爪屋さんです
爪の話になると負けないワタシ
まあまぁ座って、、と繰り広げられるマシンガントーク
(さて?私の知り会いにも少なからずいますが、、?)
どんどん増えるお客さん
儲かってますね~って言ったら、あなたが来てからだよ!~ってなにそれ?
お試しで人差し指につけてもらう
おっほ~いいわこれ!
といえど、アラスカピックに慣れてる人は絶対そっちのほうが良いって?
商売ッケ無いね、、
これ、買うわ
ここね
だってアラスカピックだと真剣に弾くと2時間で3弦がダメになるから(悲)



ここで竹ギターに出会い10年経った
今、次の竹ギターへの構想を中村さんへ伝えつつ、考えをまとめ始めている
期待していなかったが、そのヒントがそこら中に転がっていたような気がする


10年ひと昔か、、、
その頃と比べ
社会的には、かなり置いてけぼりで
肉体的には、老いたが
精神的には、すこぶる良好で
経済的には、困窮を極めているが
家庭的には、バラ色の人生である

老若男女、年齢を超え、互いに理解を深めあう人が増え
様々な表現を提供してくれる場所が増え
心許せる友人がたくさんできた

いいなぁ~ギターっって!


| | コメント (5)

Tokyoハンドクラフトギターフェス2015

生きています、ちゃんと。

脳みそにゆとりがないのでサボルサボル、、、2か月以上も、、、

サボっていた間、何気に娘のブログが復活しており、読みふけっては飲んでいました。
昨年は、大学のエッセイコンテストでとんでもない賞をもらい、なんと本になってます。
ちょろいもんさ、商品の図書券が欲しいから今年も応募する、と憎たらしいことをぬかしている生意気な娘、、、親父はなんも言えませんが、、
m(__)m

でまぁ、行きましたよ。
Tokyoハンドクラフトギターフェス2015
5月のことですがね、、、、
特に目的は無かったんですが、勝手に足が動き、、、
休日なのに早起きして、、、

その日は、池袋へと向かう娘、、、、行先は謎?
家事手伝いを終えて、カミさんと家を出る。
が、カミさんが向かうのは上野にある某美術館。

それぞれがそれぞれの本能のおもむくまま、己の魂が導くパワースポット?へと、、、

錦糸町駅を出る。
まだちょっと早い。
朝飯が早かったから、妙に腹が減っている。
一人の時は、何故か無性にトンコツラーメンが食いたくなる。
しかし、目についたラーメン屋へ入って死球を食らう、、、、もう二度と来るもんか!
とはいえ、無料替え玉まで食ってしまう小市民のog3、、、、、

重く油っこい腹を引きずって会場へ。
11時20分。
なんだよ、、、この人の多さは、あきれるほどいる。
初めて行ったのは2007年のこと。
当時は、午前中なんかガラッガラだったのにね。


腹が落ち着くまで、とりあえず目の保養でもするかね。

20150524a

20150524b

あは!
エレキギターですよ。
変形?変態?
でも、コレは自由な発想で生まれた楽器ですから。
そこに固執するか否かは、自由です。
私は、これから若返りをしようってわけではないですし。
見せたい人がいたからねっムーミン。

ず~っといっしょにボランティアをやって人がいましてね。
その人は、見てくれ(容姿、風貌)と中身が全く違ってて。
誰だ?
これ見て心当たりのある人は、コメントをどうぞ!

20150524c

見事です!
でも弾いてませんwwwww

去年の記事を読んで下さいね(と逃げる私)

唯一のお目当ては大和マーク。
渡辺さんからサドル2本とナットを一つ購入。
どちらも牛骨オイルのやつを。

ブラブラしてると、目が!!!

20150718a

20150718b

なんじゃこりゃ??
この厚み(薄さ?)でラウンドバックはメイプル単板の削り出しですよ。
まるで誰かさんのギターみたい?
おうちの中で、小さくてもよい音で弾きたいというのがコンセプトだそうで。
Guitar House Nao
サラリーマンやってたけど、これじゃいかん!と一念発起
50過ぎてからESPギタークラフトアカデミーに入学、若い者といっしょに切磋琢磨してルシアーになり、仙台にお店を構えているという、私もこんな人生を目指してみたい御仁である。

エレキから持ち替えた人にも、と、こんな形にした、おっしゃる。
じゃご本人はエレキ弾きで?
いや~私は、弾けないんですよ。
ますます誰かに似ている。
ホロっと弾くと、ささやく感じの素敵な音。
孫を抱いているようなあたたかさがありました。
この風貌なので人生の先輩かと思ったら、私のほうが年上でしたm(__)m


そして、圧倒的な迫力のあるギターが一本。
しかし、このブースには一人もお客がいない。
遠巻きにジロジロ見てると、、
飾り物じゃないから、弾いたらどうです、、と
不愛想だが、どっかにいたな?こんな人?

20150718c

ご本人は、こだわりのギター弾き。
理想とするギターが欲しくて某有名メーカーにオーダーするが、そんのもん作れないとう返事に腹を立て、自分で作り始めたという、ランボルギーニ親父である。

工房匠玄

20151718d

この厚みはなんじゃ?
それにしても、材は贅沢に使われてる。
トップもバックもブ厚く、力木は良く研磨されていてやたら響く。
ギターをのせている膝に伝わる引き締まった低音がわが身を恍惚とさせる。
鳴る、というより唸るという感じの音だ。
このギターは、このギターにしかない弾き方がある。
一瞬で我を忘れた。
塗りがまだ途中だということで、値段はついてない。
これは一般人には受けないだろ~~
ちょっとホレタ。
こだわりの装飾は、作者のこだわりなので、良く分からないが、、、、
それにしても、良くしゃべる人だ、、、
音も人柄も似ている。
上山田温泉で私の、そして娘の竹ギターを作っている巨匠の音に、、、、


| | コメント (2)

KISO SUZUKI VIOLIN CO.,LTD. F-120 #21016(その2)

5年以上も前の記事ですが、あえて訂正いたしますm(__)m

当時は何もわからず「トップもサイドもバックも全部、合板のギターだ。」と書いてしまいました。
が、何とトップは単板でした。

ビックリです。
というか、なぜ今まで気がつかなかったんだ?という超灯台下暗し、、、、
お恥ずかしいことはなはだしい、、、、穴があったら飛びみたい気分です。

だってさ~今から40数年前に通販で売ってた1万円くらいのギターでしょ~?
しかもそれをヤフオクで1300円で購入したわけだし、弾いてたといってもおもちゃがわりにしてたわけですから、、(といういいわけ)

では証拠写真を

トップにはサウンドホールがありますよね?(そらあたりまえ、、、)

20150124a


ということは、木の断面がわかるんですよ。
合板だったらサンドイッチになってるのがわかるでしょ?
接写してみたら。

20150124b

木目が中まで回り込んでいるということは、単板ですよね?
ちなみに私の古くからの相棒W-20は、ちゃんと合板サンドイッチになってて芯材が見えました。

じゃサイド&バックはどうなのさ?
と、ム~ラムラ好奇心をそそります。

ギターの中を覗きましょう。

20150124c

右がとうまさくの相棒の愛器。
左の古民家っぽいのがF-120。

とうまさくの相棒の愛器は、木目も無く、何の木だかわかりゃしない。
だいたい合板だとほとんどのギターは、こんな感じでございますな。

F-120は?どう見てもこりゃローズウッドの木目。
写真には写せませんでいたがサイドの裏もローズウッドでした。
しかしブックマッチで合わせてないぞ?
う~ん、、断面見たいな~

おっ!ここだ!

20150124d


で再び拙者が接写。

20150124e

きったねー穴だな。
彫ったが素人の私なのでご勘弁を、、、

ということで、ご覧の通り合板ですね。
ご丁寧に裏表ともにローズウッドを合わせてあります。
これが良いのかそうでないのか、og3にはさっぱりわかりません。
内側がローズウッドだとそれなりに反響する音が違うんだろな?くらいは想像できます。
きっと中村さんからコメントが入ると思いますので、それまで待ちましょう。


実は、このF-120ってここ何年か一番手に取ったギターがなんです。

ずいぶん音は変わりましたが、想像してたほどじゃなかったというのが本音です。
安いギター特有のやかましい下品さが全然出てこなかったんですよ。
弾いているうちに輪郭が出てきたものの、音はやわらかくて、結構おとなしめに鳴るようになりましてね。
だから指に爪をつけて弾いてもイヤラシクならない。
集合住宅に住んでいるので、飲んで弾くにはちょうど良いギターだったんです。


え?竹ギターは?って?
もう竹造君は、立派に育ちました。
どの会場に持ってっても、季節や環境に左右されない音が出せる程度までになったわけです。
まぁ、よ~~く聴けばわかるんですけどね。
な、わけで毎日弾くわけじゃございません。
とはいえ定期健診は欠かせません。

そうです健康第一です。
と言いながら、昨日歯から詰め物が取れましてね。
今日は歯医者さんに行ってきました。
美味しく食べるのは、健康の基本ですから。
美味しく呑むのも健康の基本。
そして美味しい音で弾くのも健康の基本です。


お後がよろしいようで。



| | コメント (8)

渋谷界隈4

特にそれが目的ではなく、池袋にいくつもりだった日。
いきなり仕事が早く終わり、山手線に乗ったものの、かなり時間に余裕があることに気づく。

恵比寿~
思わず降りるog3

2011年の6月以来だ。

ちょっと目と耳の保養でもしようかな。
で、イルカギターヘと歩く。
人、人、人、、、、、
相変わらず血圧が上がる街だ。

チーン、4階、ギター売場でございます。

お客さん、いるいる。
繁盛してますね~
というわけで物色。

それから先日、錦糸町でお会いした時にaLaska pikをお願いしたのだが、届いてしまったので、カクカクシカジカと店長に報告。

「何か弾きますか?これなんかいいですよ?」
「あ、いやその隣のやつを」

思わササンさんの顔が浮かぶ。

FUJII GUITARS OM (Wenge)
Top:Solid Sitka Spruce
Side & Back:Solid Wenge
Neck:Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:Jacaranda
Bracing:Modified X Bracing
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:44mm
Scale Length:645mm
Tuning Machine:Gotoh 510
Rosette:Amboyna Burl (花梨)

コンターとリブレストがお洒落だ。
それにロッドカバーがマグネット式というは初めて見た。
で弾く。
お~!
なんと落ち着く音色だこと。
上がった血圧が一気に下がる。
しかし、しばらく弾くとジワジワくるものが、、、
きわめてセンシティヴだ。
右手の指先が弦に触れた瞬間から音が聞こえ始める。
普通に弾いちゃえばそれまでだが、指先にちょっと神経を使うとガラッと出音が変わる。
どちらかといえば難しいギターだ。
でもハマったら抜け出せないだろな、これ。
弾きこなせたら確実に腕が上がるだろう。

こういう楽器は、剛性が高いんだよ。
と覗く、おお!!
ライニングがぶっとい!
太いだけじゃない、その曲線は芸術的に美しい。
それにしてもボディの中が綺麗だ。
微に入り細に入り作りこまれている。
日本人の細やかさを感じます。
なるほどね~

悦に入る。
いい感じのネック。
安定感が抜群だ。
私の好みだと、もうちょっとテンションが高くてもいいかな?
ミディアムライトを張ってみたい気がする。
そしたらもっと朗々と鳴るかも。

それほどの音量ではないが、いい感じの音圧があり、気持ちの良い空気に包まれる。
弾き込んだらどんな音になるんだろう?

古都に行ってみたくなった。

さて、そろそろ出かけないと遅刻するぞ。

「お時間まだ大丈夫ですか?これもいかがです?」と店長。
さすが、商売うまいな。

手渡されたギター。
あれれ?
製作者ご本人もいるぞ?
Keystoneの西さんだ。
Tokyoハンドクラフトギターフェスで何度もお会いしている。
でもまぁ、あの人の数だしおぼえていないだろうなぁ、、、
しかし開口一番「あれ?どっかで会ってますよね?」って言ってるし。。。。
私のでかい顔は、おぼえやすいのだろうか?
ありがとうございます。

やはり納品らしい。
今日FacebookでKeystone Stringed Instrumentsを見つけて納得。
で、納品一番乗りで弾かせていただく。

KEYSTONE : SJ Cutaway (Wenge)
Year : 2014
Top:Solid German Spruce (Moon Wood)
Side & Back:Solid Wenge
Neck:Honduran Mahogany
Finger Board:Ebony
Bridge:African Blackwood
Bracing:Scalloped X Bracing
Back Construction:2p
Neck Width At Nut:1-3/4"(約44.45mm)
Scale Length:25.4"(約645.16mm)
Tuning Machine:Gotoh SGV510
Rosette:Wood / 3D Original design

、、、エロい、、、、
この方が作るギターの曲線は、ものすごくそそられるものがある。
日本橋芳町の芸者といった風情がする柳腰のギターだ。
音も実にエロい。
低域の倍音の量が尋常じゃない。
といってもだらしない音ではなく、プリップリだ。
モッチモチのムッチムチの若い娘のでっかいお尻がひざの上にある、という感じだ。
弾いていて脈拍が上がる、、、、、ヤバイ、、、

「フレットがスレンレスなんですよ。」

えっつ???
竹造から教わった弾き方の一つだが、にぎったコードのトップの音だけにビブラートをかけるというクセがついている。
そのビブラートがあまりにも気持ちよすぎて酔っていた最中だった。

察していただいたらしい。
背筋に電気が走った。
そして、お話を聞かせていただく。
なんだかんだ、いろいろと、、、、

実は、こういったことにギターを弾く魅力を感じるのだ。
楽器屋に行って、そこにあるギターを端から端まで弾いても、そこには作った人の意図したことが解ることはない。
作った人がいて、弾く人がいて、言葉では表現できないコミュニケーションがあって、ギターが存在する。
人の作ったギターを感じることができる。
ルシアー物は、ものすごく人間くさい。
だから個性の無い工場物は、良く売れるのだ。

それは料理といっしょで、そのへんのファミレスで食うか、25年いっしょにいるカミさんが作った料理を食うか、に似ている。

不思議なもんだが、好きになったギターは、作った人も好きになる。
その逆かもしれないが。

ステンレスか~気持ちいいな~
音切れがしない滑らかなビブラートに我を忘れる。
でもコントロールがシビアだわ。

Σ( ̄ロ ̄lll)
あっという間に約束の時間が過ぎていた。

店長どうも、、
西さん、またどこかでお会いしましょう。
ありがとうございました。


後ろ髪を引かれながら店を出る。
都会の喧騒は、梅雨時の鬱陶しさを増していた。


そうだよ、人事異動になって疲れている場合じゃない。
また近くなったんだから、来なきゃ。

楽しみが戻ってまいりましたね。

ふふふ、、、

| | コメント (2)

そんなわけで

試行錯誤していました。
aLaska pikに発注したしたものの、登録が日本語だったので返金されてしまったわけです。
じゃ英語表記だったらいいの?
ってなわけでpaypalの登録を英語に訂正。

だめもとで発注しなおしたら、、、

20140531a


届きました~~!!
L2個、M4個、XL3個
しめて2,729円
1個あたり303円くらい。
これAmazonで買ったら600円ね。
ものすごく得した気分です。
メデタシメデタシ!
さぁ~竹ギター弾くぞ~~!

これから指に合わせる作業でもしよか。。。。
でも、けっこう時間がかかるんです。
呑みながらじっくりやります、とさ。


裏工作の続き。
例のiphone4sがどーなったか。
うちの電話の子機になりました。
それ何のこと?って?

すまほdeひかり電話」というやつ。
我が家のインターネットは、集合住宅向けの「NTTひかり」なわけです。
でも無線LAN契約をしていないので、他の無線ルータを併用してました。
なので無線LAN側からNTTへのアクセスが直接できなくて、往生してたわけです。
じゃNTT純正の無線LANカード入れちゃえばいいわけじゃん。
てなわけでヤフオクを探すと、これが安くあったりして、ポロっと落札3000円也。
ひょいひょいっと設定してから例のiphoneにAGEphoneをインストール。
あっさり子機になりました。

そもそも今まで使っていた無線ルータは、5~6年前買った返品修理品92%オフといういわくつき。
何台もPCやスマホをアクセスすると、落ちるというかなりわがままな代物でした。
くわえて電話機というのも結婚した頃、漫画家だったカミさんのためにかったB4のFAXができるかなりの大型機。
子機は、とっくの昔に壊れてしまいたものの本体は使えるので、もったいない。
買い換えるのも金がかかるし、それも何となくバカバカしい。

勿怪の幸い、一石二鳥。

てなわけで、面白がって子機を3台にしてみました。
裏工作でよみがえった4s、私の4s、そして最初に買った3gs
子機としてなんら問題なく使えます。
ちなみにひかり電話の通話料金は、3分8円です。
ご興味のございます方は、どうぞお試しあれ。

画像などUPしてみたかったのですが、設定モロモロの個人情報が多すぎるのでご勘弁を。

今夜は、息子が帰って来るので、この辺でドロンします。

| | コメント (2)

Tokyoハンドクラフトギターフェス2014

毎年毎年勇み足で出かけてしまい、錦糸町界隈で時間つぶしをする親父なので、今年はゆっくり出かけました。
しかし、定期券があるから差額で行こうという貧乏根性があり、京成線から乗り継いだのが災いして、錦糸町に着いたら11時をまわってました。

それ急げ~、、しかし、なんだか腹がへったなぁ、あっあそこに立ち食い蕎麦屋が、、
冷やしたぬき蕎麦がウマそうだぞ!
吸い込まれるように食券を買う。
おぉ!てんこ盛りの天かすの下には、わかめや千切りのきゅうりや錦糸卵やが隠れてる!
(錦糸町だから錦糸卵なの?)
美味だ!
和風冷やし中華(中華麺じゃなけど)といった感じだ。
一度お試しあれ。

これは、Tokyoハンドクラフトギターフェス2014の記事です。
お間違いなく 
o(_ _)oペコッ

今年で10周年だそうです。
でもって、私は2007年から数えて8回目です。

行き始めの頃は、気持ちのノリかたが今と違ってて、それほど知識も経験も無く、いろいろと不健康だったりした事実があり、平静や冷静さを忘れたままギターに接していたかもしれません。

8回目ともなると正直な話ですが頭の中に「マンネリ」とうい文字が無いわけではありません。

たとえば夕食のお買い物に行く主婦のような感じになるわけです。
野菜、肉、果物、、、、
何を作ろうか考えますね。
毎日毎日、同じ献立って無いでしょ?
今日は給料日だから、ちょっと高い牛肉買おうとか。
そろそろ夏みかん買ったら喜ぶかしら?とか。
売ってるものは定番でも、料理の作り方で一生楽しい食生活がおくれると思います。
「主婦」は偉大です。

そして、たまにはめったに食えないものを食ってみたくなる時ありますよね。
山で猟師が鉄砲撃って捕ってきた「いのしし」とか、外房の「ながらみ」とか。

なわけでのっけから大和マークの渡辺さんのところに。
牛骨オイル漬けサドル2本購入。
え?象牙のもあるの?
それにしても、、、安いギター1本買える値段なのねΣ(゚д゚;)
印鑑屋さんの端材だそうで、あるところにはあるのね、、、
それから、積もる話をいろいろと。
相変わらずいい人だ。
とても社長と思えない。
来年またお会いしましょう。

気がすんだところで、、、

20140525b

HATTA works
KOMOREBI
かき鳴らすギターではありません。
語り合うギターです。
今の季節にぴったりの音。
若葉茂れる初夏の香りがします。

20140525c

Urano Guitars

オールマホガニーです。
そしてこのボディ。
最近見かけません。
さぁ!ピクニックに行きましょう!
そんな気持ちにさせてくれます。

20140525d

松ギター堂
トップ:檜
サイド&バック:柿
指板&ブリッジ:黒柿
これ全て日本の木。
どうやら山をたくさんお持ちの林業関係の方がお友達らしい。
さじづめ船宿のご馳走といったところでしょうか?
とにか「木」が美しい。
もっと近くに寄って撮ればよかった、と反省。
でも、これを弾くと誰でも笑顔になれます。
音が楽器の外にある、って感じかな?
悩みも疲れも全部忘れさせてくれます。
そんな音がする楽しいギターです。
売値聞いてビックリ、お安い、、、のね、、
ここに来ている出展者のだいたい半値くらい、、いいの?
この方、自称「ウイークエンド・ルシアー」だそうで。
商売っ気、全く無し。
だからこんなにも個性豊かなギターが作れるんでしょうね。
お話がめっちゃ楽しいです。
不覚にもハマってしまいました。
すみません、友達になってくださいm(__)m

20140525a

今年の3月にお亡くなりになりました矢入一男さんを偲んで。
マスタークラフトマン小池健司さんの作品です。
もうここでは、何も語ることは無いでしょう。
あるもの全てがギターの音です。


そして向学のために

20140525e

N.S.Guitar Works
「Smoked乾燥」に目を引かれ試奏。
ほぉ~なるほど!
持ってるだけで、お隣でやってるライブの音がギターに伝わってくる。
こちらもどうぞと差し出されたギター
同じ方が作ったとは思えないテイスト、、、
とにかく生真面目な方だ、というのが感じられる。
それにしてもこれは、燻煙の妙か?
で、色々聞くと包み隠さず全て話していただける、とっても良い方。

この材を作っているのは9notes

出展してました。
ダッシュで移動。
ここでもいろいろお伺いしました。
燻煙といっても、方法は千差万別。
ことの始まりや考え方、狙っている音、住んでる場所や環境、設備で全く違うのでしょう。
近年、山本さんの燻煙ギターに興味があり、いろいろと勉強させていただきました。
それともまた違ったものなので、これは興味深い。
長くなるので、HPをどうぞ。

20140525f

うわ~下手くそに撮ったものだ、とここでも反省。
昨年お会いできなかった鈴川さん。
ずいぶん眠そうである。
遠方よりご苦労様です。
そして弾くたびに引き込まれてしまうギターの一つ。
長々と弾かせていただく。
あぁ落ち着く~~
竹ギターの他に何を選ぶか?聞かれたら、それは山本さんのギター。
その次はHeiner Derizehnterと鈴川さんのギターだ。
あ、Lowdenも、1980年代のね。
サウンドホールを覗くとラベルが未記入。
あれ?これは?と聞くと「あっまだ途中なんですよ」と。
で、この音かい!
塗装の途中だそうで。
また是非お会いしたく思います。


さてと、ボチボチ、、、あれ?

20140525g

出口付近のブースはYokoyama Guitars
なんで裏返しなの?
って解ってる人は、ヨダレもの。
左から、エキゾチックエボニー、ハカランダ、ブラックウッド、右下はメイプル。
こんなの見せられたら弾くしかないでしょ。
明らかに違いがわかるのはぱ、やっぱりメイプルね。
あとの3本は、文字で書くのは難しいよ。
まだまだ音が全然若いのね。
1年くらい弾きたおしてみないと、出てこないでしょ。
新品買って1年くらいで売っちゃう人って、「新品」という価値に惚れるんだろな。
初鰹が好きなのは、日本人だけでしょ。
もどり鰹も美味いんだよね。
素人が新品買って1年かかって出す音でも、プロが弾いたら半月くらいでやっちゃう。
はなからそんな音を求めても、それは無いものねだり。
横山さんのギターだけじゃない、楽器ってみんなそうだよ。
それにしても贅沢な試奏でした。

とにかく毎年のように出展者が増えている。
加えて来場者も増えている。
全部見てまわろう、聞いてまわろう、弾いてまわろうと思ったら2日じゃ足りない。

やっぱ定食だったら楽器屋さんに行こう。
「いのしし」や「ながらみ」を食いたかったら、そこに行こう。

14時半退出。
一服して帰るか~

「あ。こんちわ~」と聞いたことがある声。
ありゃ、渋谷界隈でお馴染みの「いるかギター」の店長では?

久しぶりっすね~なんて、また長話。
例のオーナーの近況やら、私の近況やら店長の近況やらやらやら、、、
おっそういえば、とaLaska Pikの話を持ちかける。
実は、メーカーに発注したものの決済表示が日本語だったのでお金が返ってきてしまったのだ。
やれ困ったという矢先に助け舟に乗ったという気持ち。
言ってみるもんだ、会場に取り扱っている人がいるという。
でまた会場へ。
探すが見つからない。
店長電話かける。
og3感謝
で、後日連絡が来るということでメデタシメデタシ(と切望す)

なんだろうかな、回を重ねるたびにギターからそれを作っている人へ、また扱っている人へ、関わっている人へと人の輪が広がってゆく。
特にそれを望んでここに来ているわけではないのだが、結果的にそうなっている。
実に不思議なもんだ。
あらためてギターを弾いていること、とういより8年前に竹ギターと出会い、ここに通うことを気づかせてくれたこと、そして一度も会うことも無くここで仲良くしていただいている方々に感謝しなければならない。

会場を出る。
もう日差しが強いな。
大通りの横断歩道をわたる。
路上ミュージシャンがカラオケで歌っている。
錦糸町駅前は、人がごったがえしている。
かき分けながら歩く。
たったこれだけの距離なのに、このたくさんの人たちはギターにはなんら関係が無い。
きっと興味を持っている人なんていないだろう。
でもこの多くの人たちは、音楽を聴けばきっとギターの音が聞こえるだろう。
その人にとってそれは、どうでもよいことかもしれない。

がらがらに空いている京成電車の中で悶々と考える。
どうでもよいけど、ギターを弾いている。

どうでもよい、けど来年も行くだろうな。

Tokyoハンドクラフトギターフェス2015

| | コメント (4)

Tokyoハンドクラフトギターフェス2013~その2

これな~んだ?

20130521a

見てるとコーヒーか紅茶がほしくなりますね。
まるでお菓子みたい。
いったいどこに行ってきたのさ?
Tokyoハンドクラフトギターフェスです。

これは、なんとペグボタンです。
長年ギターを弾いていて、いろいろな装飾を見て来ましたが、これは初めて。
いい年したオヤジが何を血迷って、、、と言われそうですが、幼かった時の自分を思いだしましょう。

ギターは憧れだったと思います。
ギターを持っているやつは、どんな人でもカッコ良く見えましたよね?
テレビに出てるあの人と同じギターがほしかったでしょう?
そして初めてギターを買うとき、何本も何本も試奏しましたか?
何を感じてそのギターを選びましたか?
手に入れたギターを弾いているうちに、だんだん色気が出てきてヘッドにマスコットや小さなぬいぐるみをぶら下げたりしませんでしたか?
憧れの歌手と同じストラップを買いませんでしたか?
ギターのあちこちにお気に入りのメーカーのシールやアーティストのステッカーを張ったりしませんでしたか?

とりあえず「カッコ良さ」から入り、いっちょまえに弾けるようになるまで、ギターの音なんてどーでもよかったんです。

そういうところからギターの深みにハマりましたよね?
ギターの入り口は、そこです。
ようするに、たくさんの若い人たちにギターを弾いてほしいわけです。

もし、店頭に並ぶギターにこのペグボタンが付いていたらどうでしょう?
「カワイイ~!」でしょう?
もし、そのペグボタンが自分のイニシャルだったらどうでしょう?
「カワイイ~!!」でしょう?
もし、自分の娘のギターにこれを付けたら?
「カワイイ~!!!」だろ!
だから買ったよ!

今「カワイイ~!」という言葉は、世界共通語になんですよね。

20130521b

今のところ一つ一つ3Dプリンターで作成しているそうです。
だから1個1500円
大手メーカーが金型おこして作ったら3~4分の1以下の価格になるでしょう。
そうしたらこれを作っているEnnoshita Artさんは、負けちゃうかも?
と思ったら既に実用新案登録をされていました。
流石ですね。
これから大いに楽しみです。


その裏側にぽっかり空いたブースが一つ。
前日、突然キャンセルがあったという鈴川さんのブースだ。
逢いたかったなぁ。。。。
何かあったんだろうか?
ちょっと心配です、、、、


ふ~
いーかげん疲れてきたので、廊下のソファーでひと休み。
大荷物の山本さん。
名古屋から何本もギターを持って新幹線に乗ってきたのだ。

「あんたなぁ、これ弾いてみてくれんか?」
w(゚o゚)w
テープルの上に出された同型のギター2本。
(lll゚Д゚)
燻煙 before and after の弾き比べだ。
ヾ(.;.;゚Д゚)ノ

今まで数えきれないほどのギターを試奏した(数えていないので、、、)
そして幾度と無くショップに足を運んだ。
しかし、それにしても、、いままでこんな贅沢な試奏は、あっただろうか?
もう気分はスカイツリーのてっぺんに、、、
ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ ♪

山本さんから話を聞く。
樹木の主要化学成分であるリグニン、セルロース、ヘミセルロースの話。
三重大学における研究の話。
勉強され、研究し、仮説を立て、自宅に自らの手で燻煙庫を作り、そこで日夜木材と語らい、ギターという楽器に適した燻煙を考えている。
やみくもに燻煙しているわけではない。
あまりにもストイックだ。

山本さんは、中学を卒業されてからこの道に入った。
御年77歳。
地面にめり込むくらい、頭が下がる思いだ。
だから、その弾き比べがどうだったかなんて書けない。
写真も撮ったけど載せられない。
秘密だ。
なぜなら山本さんは、これからその集大成をお作りになるからだ。

大汗かいたのでペプシコーラを買いに走る。
そして例の燻煙くりぬきギターSonido SC1202と久しぶりのご対面。
私がお返しした後に他の人の下で弾かれていたと言う。
そうとう可愛がってもらったらしい。
いちだんと音に輪郭が出てきた。
気になっていた1-2弦のツマリも気にならないほど少なくなっている。
そしてギター全体に響きが出てきた。
弾いていて気持ちがよい。
実に、官能的だ。
このギターの音は、何故こんなにエロティックなんだ、、、、?????

山本さんのギターも中村さんのギターも、普通のギターよりその質量は、はるかに多い。
だから製作者の考える音が出てくるまでは、それ相当の時間がかかる。
毎日きちんと音を出し、それなりの演奏技術を持った人の手で弾き続けなければならない楽器だと思う。


たかがギター、されどギター。
ギターは、大衆楽器だと思っている。
より多くの人にその良さを知ってもらいたいと願う。

私は、今年の春先から腱鞘炎になって少々凹んでいた。
しかし弾けなくなったわけではない。
子どもたちにまみれて、キャンプで弾いたり。
たまには人前に出て弾いたり。
娘といっしょに弾いたり。
よく考えりゃけっこう素敵なことじゃないか。

やっぱり、ここに来て良かった。

~完

| | コメント (4)

Tokyoハンドクラフトギターフェス2013~その1

今年はあまり行く気持ちでは無かった、、、というのが実は本音だったりする。
とある場所で演奏する機会があったし、、、

しかし、竹ギターとくり抜きギターの恩師が来るというのでそちらを丁重にことわり、早めに腱鞘炎のリハビリを済ませ、いそいそと電車に乗ったわけです。

錦糸町は、これが無けれ年に一度しか行かない場所。
すみだ産業会館の8階は相変わらずだ。

両氏とは、久しぶり。
今回は、お二人とも出展者でなく観覧者というのが面白い。

積もる話も多く、そして新しい話題も新しい出会いもある。
幾度と無く会っていたが、初めて名乗って名刺交換をさせていただいたYさん。
またギターを通して新しい出逢いがあった。
だから会場に入ったものの延々と内容の濃い立話しに花が咲く。

会場内は、けっこう混んでいる。
ひとしきり話が落ち着いたところで見て回る。

なにか目新しいギター、、あるかな~?

ジロジロと見て、でも特に手にとって試奏するわけでもなく、今年はまるで初心者のog3、、、、

後ろから中村さんにつかまれて、とあるブースへ、、、、
そこには燻煙のクラッシックギターがあり、弾けと、、、、

「軽いだろ~。なぁ~?」と師が言う。
重さではなく、音らしい。
まぁ確かに軽いのだが、出音はとっても鮮やかだ。
重厚なバロックや迫力のあるスパニッシュの音とは違う。
これもアリだし、また新鮮でもあり、新たな音楽を創造させる味がある。
しかし、いかんせん3弦の音が伸びない。
デッドだ。
鉄弦ギターとナイロン弦ギターの違いは、3弦が巻き弦かプレーンかだ。
どちらにせよ難しい弦である。
弾いていても、どうやって音をつなげてゆくかは誰しもが悩む。
私のような素人がとやかく言うシロモノでは無いと思うが、そんな印象だった。


我が家の在庫が無くなったので大和マークの渡辺さんのブースへ。
2.5mm厚のサドルが欲しかったのだが、持ってきていないと、、、
エンドピンが欲しかったのだが、持ってきていないと、、、、
今年は、釣りで言えば「ボウズ」か、、、、
しかし渡辺さんとは年に一度しか会えない、まるで七夕の織姫と彦星のような関係なので、いろいろお話をうかがう。
「これ、どうですか?」
新製品と書かれているピックだが?

20130520a


ピックは新製品ではなく、それにくっついている丸いのが新製品の滑り止めなのだ。
剥して洗って何度でも使える新素材だという。
へ~~~!!!!!
握ってみるとちょっと厚めだけど、意外と指先にしっくりくる。
家に帰って試したら、軽く握っても大振りのストロークに安定感があって、とても素敵な気分になれる。
でもって、そのまま娘に取られた、、、、
ま、いっか、、、、

今までここに足が運ばなかったのは謎だ。
SKSのスイカからもメールもらったし。
そこには、ファンフレットのギターがひときわ目立っていた。
輝カンパニー

20130520b

試奏させていただく。
今まで弾いたファンフレットの中ではピカイチだ。
43.5mm幅のネックだが、ファンフレットの場合フレットの長さが長いのでそれを感じない。
極めて日本人サイズだと思う。
中村さんは、違和感しきり。
もうノーマルのフレットに手ができているからだという。
しかし両手に腱鞘炎を持ってしまった私の場合、左手が妙に楽なのだ。
手首の返しも少なく、指の角度も少なくてすむので、感をたよりに音だけ聴いて弾けば、とても弾きやすい。
作り手の意図とはまた違ったところに、弾き手の長所が見つかったりする。
ギターってそんなもんだ。
私が弾いている目の前で輝さんと中村さんが話をしている。
かたや物理的な理想を持ったソモギ論。
ダブルトップは薄く軽い。
そしてかたや非常識極まりないギターを作る変態オヤジ(失礼)
ぶ厚く重いトップを持つ竹ギター。
ひょっとしたらケンカになるのでは?と期待したが、それはそれ。
どちらにせよ良く鳴るのだ。
わかりやすく言えば、江戸風鈴なのか南部風鈴なのかといったところだろうか?
それにお互い同じ方向の人生を向いている。
両氏のブログをお読みいただければお分かりの通り、その人生はThe Long And Winding Loadである。
話の内容は、とても興味深く拝聴させていただいた。

20130520c

それから何本かクラシックギターを弾かせていただく。
1本目をバリバリとラスギャードしていると中村さんに小言を食らう。
「おい、それはそうやって弾くギターじゃねーよ、この辺を優しく弾いてみろ」
背骨が折れそうになった。すっごいわ。
ギターがささやく、、、
スミマセン参りました。
次は、私の好きなシダートップにバカにされた。
お前は下手だと。
センシティブなタッチに魅了された。
そしてここにある最も安いという5万数千円のギターだというが、これはなんだ?という音。
甘く、太く、優しく、深く。
抜群の表現力だ。
参った参った。
このギターは、間違いなくToshiさん好みだね。

つづく~




| | コメント (2)

小川町界隈16

長居をするつもりは、無く。。。。。
今日は、子連れだし。
それに、、もうすでに昼前。
腹が減っていたわけです。

店内で物色。

今日は、珍しく仕入れの人がいて。
当然のごとくディープな話しに、、、、

ピンときた3本。
なに?オーナーから電話があったの?
やっぱりこれか。
2~3日中に来るって?

Mike Baranik Model Retreux Palor
サウンドメッセ in OSAKA 2012に出品してあったから見かけたり弾いたりした人もいるのでは?
ということは、もう何も書くことは無いな。
この手のギターを所有するということは、気持ちに余裕がある人なんだろうと思う。
プロでもアマでもメインに使うギターサイズじゃない。
それなのにここまで極めた楽器を作る人がいるのだ。
ある意味矛盾してるように見えるけど、料理だってスープやサラダから始まる。
服だって素っ裸の上にいきなりスーツを着る人はいない。
このギターを買う人は、相当ギターが好きな人か、コレクターか、いづれかだろう。
ギターの深みを味わえば私もここに行き着く可能性は、まんざら無いとは言えない。
そんなギターだ。


Little Tree Guitars 00 size

Sergei de Jongeのお弟子さん。
というよりSergei de Jongeの長女の旦那さん。
優しく上品でとっても素朴な音がするので、全身いい気分になってしまう。
サイド&バックはウォルナット。
HPの写真で見るよりもグレーっぽい。
実家の近所でいただくコンニャクに似ている。
ゴマ豆腐っぽくもある。
加えてメイプルのネックという組合わせ。
渋いなぁこれ。
でも、これは材によるものなのか、製作者が意図したものなのか、それとも偶然の産物なのか不明だ。
この路線で作り続けてゆくのかもわからない。
私にとっては、けっこうつかみにくい音だったりする。

Sergei de Jonge SSS Standard
オーナーは、既にSergei de Jongeを2本持ってるからもういいのでは?
と、思うが。
う~む。いーわ。すごく。
レンジが広いし音が豪華だ。
今までの2本とは、またひと味もふた味も違う。
サイド&バックは、見ても豪華なブラックハカランダ。
深い木目に吸い込まれてしまいそう。
インレイもポジションマークもヒカリモノの飾りも、何も無い質素ないでたち。
だが、かなり気合がこもっているSergeiの作品だと思う。
この贅沢を理解できれば決して高く無い。
ただしこれを弾き倒すことが出来る人は、ごく僅かだと思う。
値段=価値と勘違いして大事にしすぎるとギターとしての役目を果たさなくなる。


あまり時間がなかったので、真面目に弾いたわけではないが、いつものオーナーがいなかったので、深く考えてしまった。

こんな日があってもいい。

放っておいた娘もこの店でギターを見ていた。
今日、自分が弾いてきたのとずいぶん違うだろ?
ここで買うときは、、、、「とうまさく」が紅白歌合戦に出演する時だぞ。


チャンチャン



| | コメント (2)

より以前の記事一覧